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「サービス終了」略して「サ終」は、ある日突然に…この気持ちとどう折り合いをつける?「ママトモ同志 #67」

コミック連載『ママトモ同志』第67話!

大好きなお菓子、リピ買いしているコーヒー豆、お気に入りのショップなど、自分の世界を彩っていたものがある日突然「サービス終了」……みなさんはそんな経験ありますか?

最近では「サ終」と略されているとか。「サ終」しないために買い支える、通う、などファンとしてできることはやりますが、自分の意志で決めたことじゃないから、ますますどうにもならず。心が揺れ動いてしまいますよね……。

今回のテーマは「サ終」、……この漫画エッセイが掲載されているWEBサイト『kufura』が12月末でサービス終了になるのです。

なくなってほしくないから、買い支えてきたのに…

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サ終です

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山田シャルロッテです。

「サ終」という短縮語が、すっかり市民権を得た今日この頃。……かと思いきや、お年寄りなどは「査収?」とカン違いし、混乱をきたすケースもありますので、シーンによっては「サービス終了」と短縮しないで使ったほうがわかりやすいかもしれません。

ユーザーにとっても「中の人」にとっても、「サ終」は、ある日突然やってくる事がほとんどですが、日本古来「有終の美」という素敵な言い回しがありますので、本連載も、WEBサイト『kufura』も、ラストスパート、気合を入れてまいります。まだまだよろしくお願いしま~す!

サイト等の「サ終」もそうですが、日常にはけっこう、地味な別れがひしめいていますよね。今回のマンガに書きましたが「マニアックだけど、好きなアーティストの気に入ってた歌が、カラオケのラインナップからなくなる」とか、「常用の食品が最寄りスーパーやコンビニで扱われなくなる」とか、地味にとても寂しいです。

筆者は、好きな食パンが最寄りのスーパーで扱われなくなって、一時「食パン迷子になっちゃったよ…」と途方にくれました。しかし、他の食パンをいろいろと試して自分の脳内で「食パンソムリエ」気取りでデータを構築したり、普段と違うスーパーに足を延ばすきっかけになったり、久しぶりにホームベーカリーを駆使して新たなお気に入りレシピ作成に燃えたり…と、方向性の違う楽しみも、いろいろと開拓してみています。

別れは「工夫する楽しみ」や「たくましさ」を育ててくれます。次回最終回、よろしくお願いしま~す!(過去回のマンガもしばらく読めます!)

山田シャルロッテ
山田シャルロッテ

ライター&イラストレーター・漫画家。1児を高齢出産後、都内で子育て中。
仕事をしながら子どものお稽古事やスポーツ活動の委員、PTA活動などもけっこう参加するので、ママ友多数。

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