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「眠い!」仕事中・運転中の強烈な眠気、どう対策する? 短時間仮眠から環境工夫まで、効果的な覚醒テクニック7つ

仕事中や運転中など、避けられない場面で襲ってくる強烈な眠気。無理に我慢すれば効率や安全に大きな影響を与えかねません。今回『kufura』では、20~60代の男女425人に「ものすごく眠い時、どうやって対策しますか?」というアンケートを実施。みんなが実践している、代表的な眠気覚まし方法をご紹介します。

1.仮眠をとる

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「15分だけ目を閉じて仮眠をとります」(30歳女性/その他)
「5分~10分だけ横になる」(49歳男性/コンピューター関連技術職)
「5分くらい仮眠」(50歳男性/その他)
「SAで仮眠する」(39歳男性/その他)
「あえて仮眠を少しとる」(35歳女性/その他)

最も多かったのは短時間の仮眠で眠気をリセットする方法でした。仕事の合間に少し目を閉じる、運転中は停車して休憩するなど、5~15分の仮眠が効果的だと感じる人が多いようです。睡眠不足を補うというよりも、一度リフレッシュすることで作業効率や集中力を取り戻すための工夫ですね。眠気対策で悩む人にとって、シンプルかつ即効性のある方法といえそうです。

子どもを寝かしつけながら寝落ち……でも仮眠だと思って。

2.体を動かす

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「あくびをする、体を動かす」(52歳男性/公務員)
「ストレッチなどで軽く体を動かす」(55歳男性/総務・人事・事務)
「立ち上がり歩き回る」(62歳女性/主婦)
「首や肩をマッサージする」(59歳男性/その他)
「軽く運動をする、ストレッスで体をほぐす」(69歳男性/その他)

眠気が強いときには、体を動かしてリフレッシュするという声も多く寄せられました。デスクワークの合間に軽いストレッチをしたり、オフィス内を歩いたりするだけでも効果を感じる人が多いようです。単調な姿勢や動作を続けていると眠気は強くなりやすいため、意識的に体を動かすことが重要です。

1時間に1回は体を動かしましょう。

3.飲み物でリフレッシュ

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「コーヒーを飲む」(69歳女性/その他)
「冷たいものを飲む」(49歳男性/営業・販売)
「エナジードリンクを飲む」(42歳男性/その他)
「炭酸水を飲む」(61歳男性/営業・販売)
「緑茶を飲む」(62歳男性/営業・販売)

カフェイン飲料は眠気対策の王道。コーヒーやエナジードリンクのほか、緑茶や冷たい炭酸水を飲んでリフレッシュするという声もありました。特に冷たい飲み物は、体を内側から刺激して気分を切り替える効果が期待できます。カフェインは摂り過ぎに注意が必要ですが、適量であれば短時間の仮眠と組み合わせることでスッキリする効果も。飲み物による覚醒は、手軽で実践しやすい方法ですね。

コーヒーは1日5杯まで。

4.口を動かす

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「ガムやあめを食べる」(49歳女性/主婦)
「ガムを噛む」(61歳女性/主婦)
「お菓子などを食べる」(61歳男性/営業・販売)
「ミントタブレットを食べる」(53歳女性/総務・人事・事務)
「グミや飴を食べる」(54歳女性/金融関係)

ガムやアメを口にする、チョコやスナックをつまむなど「口を動かす」ことで眠気を抑える人もいました。咀嚼のリズムが眠気を覚ましてくれるようです。また、甘いものは糖分補給による一時的なエネルギー補充にもなり、集中力を取り戻す助けに。ミント系の清涼感あるタブレットは、刺激が強く、即効性を感じやすいとの声も。これらはオフィスや車内でも手軽に試せる方法です。

強ミント系のガムで目覚める!

5.外気や環境を変える

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「窓を開けて風を取り込む」(61歳男性/その他)
「洗面所に行って、顔を洗う」(65歳男性/その他)
「風に当たりに行く」(65歳女性/営業・販売)
「窓を全開にして外の空気を吸う」(61歳男性/その他)
「休憩をとって外に出る」(65歳女性/コンピューター関連以外の技術職)

外気を取り入れたり、冷たい水で顔を洗ったりするなど、環境を変えることで眠気を飛ばす方法も多く挙がりました。体に直接刺激を与えることで感覚が鋭くなり、気持ちを切り替えやすくなるのがポイントのようです。運転中は窓を開けて風を感じるだけでもリフレッシュになり、仕事中は洗面所で顔を洗うことで頭がすっきりするとの声もありました。身近にある環境を活用するのも有効な眠気対策です。

窓を開けて換気することで、気分もリフレッシュ。

5.目や耳に刺激を与える

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「BGMを爆音で聴く」(40歳男性/コンピューター関連以外の技術職)
「大声で歌う」(54歳男性/その他)
「激しめの音楽を聴く」(46歳男性/会社経営・役員)
「目薬を差す」(46歳女性/その他)
「目薬をさしてすっきりさせる」(30歳女性/その他)

聴覚などに刺激を与えて眠気を振り払うという方法もありました。大音量で音楽を流す、声を出して歌うなどは強制的に覚醒を促す効果が期待できます。さらに、目薬をさすと意識を切り替えられるとの意見も。作業中や運転中にできる工夫として即効性が高く、眠気に抗う強力な味方になっているようです。

目薬でシャキッと!

7.あえて眠気に身を任せる

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「いっそ、目を瞑って寝ようとしてみると、案外目が覚める」(31歳女性/学生・フリーター)
「諦めて隠れて寝る」(50歳男性/その他)

眠気を無理に抑えるのではなく、逆に「あえて眠る」という回答もありました。実際に横になる、目を閉じて深呼吸するなど、一度リセットすることで結果的に目が覚めやすいと感じる人もいるようです。“逆転の発想”ともいえるアプローチです。

睡魔に身を委ねて……。

眠気対策は多岐にわたり、仮眠や飲み物、体を動かすなど王道の方法に加え、音楽や環境の工夫など多彩な意見が寄せられました。大切なのは、自分に合った方法を見つけ、無理をせず安全を最優先にすること。特に運転中は「眠気を感じたら休む」が鉄則です。あなたはどの方法を試してみますか?

ナカムラミカ
ナカムラミカ

エディター/ライター。大学在学時からライターとして活動、気付けばもうすぐフリーライター歴20年。webサイトや書籍の編集・ライティングなどを担当。料理と暮らしまわりの手仕事が趣味。根っからのインドア派だが、3児の母となりアウトドアの楽しさにも目覚めたところ。

 

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