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髪型なんでこうなった?中身のない会話がツラい…「美容室でモヤッとした瞬間」を聞きました

行きつけの美容室がある人もない人も、これまで何度か美容室で「ええ~?」と言いたくなるできごとに遭遇したことはあるのではないでしょうか。ある程度の時間を近い距離で過ごすだけに、技術はもちろん、美容師さんやスタッフとの相性も意外と大切。

『kufura』が行った30〜50代女性88人へのアンケートで、美容室で「なんかモヤッとする」と感じる場面が見えてきました。かなり共感できる意見ばかり! 早速見ていきましょう。

え?伝えた髪型と違う…

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担当の美容師に前回と同じでと言ったのに、違う髪型にされた」(35歳/その他)

短くしたいと言ったのに、このくらいの方がよいと言って、あまり短くしてくれなかった」(48歳/営業・販売)

前髪が相談した形と違った」(56歳/主婦)

言った通りの髪型ではなく、切る人の好みの髪型にされた」(55歳/その他)

「段は入れないでほしかったのに、勝手に入れられたこと。案の定、癖で爆発してしまったので、切り揃えてもらい、二重でカット代がかかってしまった」(42歳/主婦)

美容師さんには、このようにカットをしてほしいなど先に要望を伝えます。それを受けて美容師さんが髪を整えていくわけですが、終わった後で自分の髪型を見たら思い描いていたものと違っていた……というのは、誰でも一度は経験があるのではないでしょうか。

美容師さんがよかれと思ってカットしてしまう場合もあり、「そうじゃない!」と思ってしまいますね。カットしてしまったものは元に戻せませんから、もやもやを通り越して怒りにも近い感情が湧いてくることもあります。

無理に話しかけないで!

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話したくない風を装っているのに、馴れ馴れしく話しかけてくる」(46歳/その他)

少し相槌したら興味ある話だと思われて、延々とその話をされる。正直黙ってほしいと思うことが多い」(36歳/主婦)

「カットするときシャンプーするときブローするときで人が変わるたびに“今日この後お出かけされるんですか?”って聞かれたこと」(35歳/主婦)

美容師さんの自慢話を延々と聞かされた」(54歳/金融関係)

プライベートなことを根掘り葉掘り聞いてくる」(49歳/総務・人事・事務)

「雑談はあまり求めてないのに、美容師さんが頑張って話しかけて下さり互いに疲弊する。初めにトーク控えめで、みたいなアンケートがあれば良いのに」(45歳/主婦)

美容師さんとの会話が面倒と感じることも「あるある」。話が得意ではない場合もありますし、話がプライベートな領域になると面倒だし……。逆に美容師さんの話ばかりされるのも、鬱陶しいと感じてしまったり、難しいところです。

美容室でのおしゃべりが楽しみというお客さんももちろんいますし、美容師さんとしては、何か話をしないと間が持たないと考えているのかもしれませんが、そのような気遣いは不要と思っている人も実は少なくありません。

「シャンプーやドライヤーの時に話しかけてくる。答えづらいし聞こえづらい」(44歳/主婦)

「前回と同じ人に担当されたが、会話の内容が前回と同じで、しかも前回のことを覚えていないから同じ会話を繰り返した」(49歳/総務・人事・事務)

話すこと自体よりも、タイミングや内容が気になるという声もありました。

商品やサービスのセールスをされる

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施術中に、商品の購入や次回の予約、あるいは別の高額なメニューへの変更をしつこく勧められる。リラックスしに行っているのに、セールストークにばかり気を取られるのは、やはり居心地が悪いものです」(33歳/その他)

やたらシャンプーを買わせようとする店員さん。いい商品かもしれないが、高額で断るのが苦痛」(43歳/主婦)

美容室で使っているシャンプーやトリートメントなどの商品を、美容師さんが自信を持ってすすめてくれることもあります。確かに髪にとってはよい商品なのでしょうが、美容院専売品というのはたいがい高価なものです。断りにくいと感じる人にはつらい時間に。

あら?私、雑に扱われた?

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「2年くらい指名で通うと、手抜きになる美容師が多い。なあなあになられるのはもやっとする」(42歳/総務・人事・事務)

「長く通っている美容室でだんだん扱いが雑になってきた」(53歳/主婦)

「こういう髪型にして欲しいと言った時に、ふっと鼻で笑われた事があって……。似合わないとしたら他にアドバイスしてくれたらいいのだし、客商売なんだし、馬鹿にしたような態度はしないで欲しいとモヤっとしました。その美容室には二度と行っていません」(56歳/主婦)

「髪が濡れたままかなり待たされた」(32歳/総務・人事・事務)

「スタッフ同士で手をたたきながら大声で話したり馬鹿笑いをしていて不愉快」(54歳/主婦)

美容室というのは、髪型を変える・整えるというだけでなく、人によっては気持ちの良い空間でケアすることで気分をリフレッシュしたり、美容師さんと話すことで楽しい気持ちになったりというのも大切な要素。雑な扱いをされたと感じたり、接客業としてどうなの?というスタッフがいたりすると、そんなリラックスタイムも台無しです。

そのほかにも気になることが…

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「おばさんはみんな週刊誌が好きだと思って、いつも大量に置いてくれること」(52歳/主婦)

「雑誌の年齢層が高くて、私を何歳だと思ったのかと思いました」(42歳/主婦)

勝手にトリートメントをされて請求された」(45歳/その他)

「若い男性美容師に、“お子さんいないんですか?子どもはかわいいですよ?”と言われた」(48歳/主婦)

最近ではタブレットを渡される美容室も多いですが、雑誌を選んで持ってきてくれる場合は、そのセレクトにモヤッとすることも。年齢、興味関心などを想像してくれているのでしょうが、相手が私に持ってるイメージ、その雑誌なの?と内心ちょっとショック……。

そのほかにも、「ちょっとデリカシーないなあ~」と感じる発言や、料金が発生するような行き違いなど、モヤモヤエピソードがいろいろありました。

 

理想の美容室をずっと探し続ける「美容室ジプシー」という言葉があるくらい、自分のニーズにピタッと合う美容師さんや美容室を見つけるのは難しいもの。技術はもちろんですが、お店の雰囲気、会話の相性など、人により重視するポイントもいろいろです。モヤモヤしなくて済む、毎回行くのが楽しみになるような素敵な美容室が見つかりますように!

川崎さちえ
川崎さちえ

フリマアプリ・ネットオークションガイドとして、NHK「あさイチ」、フジテレビ「ノンストップ」などの情報番組に多数出演。『節約の達人 川崎さちえの ポイ活+クーポン+メルカリ スマホでおトク術』(インプレス)などの著書や、記事の執筆も手がける。

2003年、夫が子育てをするために、突然会社を辞める。翌月からの給料が0円になり、家にいながら、しかも空いた時間でできるオークションを開始する。ネットオークション歴20年以上、フリマアプリ歴10年以上の経験で培った独自の効率的な利用方法を発信し、オークションやフリマアプリの魅力を伝えている。

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