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「間に合うと思ってたんだけどな~?」ついつい遅刻しちゃう人VS絶対遅刻したくない人それぞれの思考回路を調査してみた!

あなたはついつい遅刻しちゃうタイプですか? または、自分はそうでなくても、自分の周りに1人くらい「あの人いつも遅れて来るよね……」という人はいませんか? 「遅刻する人」とそうでない人の間には、割とはっきりとした線が引かれていることが多いと感じます。

今回『kufura』では、20代から50代の男女297人に「自分が遅刻するタイプかそうでないか」を質問。さらに、「遅刻してしまう人→なぜ遅刻すると思うか」「遅刻しない人→しないために心がけていること」を聞きました。日本人らしく(?)「遅刻してしまう人」は圧倒的少数派でしたが、その人たちの言い分も、これからのお付き合いの参考になるかもしれません。

「遅刻はしません!」が8割超

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まずは「あなたは、仕事・プライベート問わず、日常的に遅刻をする方ですか?」と質問。

・遅刻してしまう方だ・・・19人(6.4%)
・遅刻はしない方だ・・・253人(85.2%)
・どちらともいえない・・・25人(8.4%)

「遅刻はしない」という人が約85%と大多数。「遅刻してしまう」人は約6%となりました。学校だと、クラスに2~3人くらいいる計算でしょうか。約8%の「どちらともいえない」と答えた人の中には、「仕事ならしないけどプライベートだとしちゃう」「基本的にはしないけど、たまにどういうわけか大遅刻」などが含まれるようです。

遅刻する人に聞く「なんで間に合わないの?」

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まずは「遅刻をしてしまう方だ」と答えた人に、「どうして遅刻してしまうと思いますか?」と質問しました。いくつかのパターンがありそうです。

朝が起きられなくて…

「朝目覚ましをかけているのに、睡魔に勝てず寝てしまい数十分遅刻してしまうことがある。夜なかなか寝付けない事も多く、睡眠時間が短いなど睡眠に悩みがあります」(31歳女性/その他)

「酒を飲みすぎた次の日はだいたい遅刻」(53歳男性/その他)

「前の日に夜更かしをして寝不足のときは遅刻する」(46歳男性/その他)

朝起きるのが苦手な人、寝不足だから仕方ないよねとちょっと開き直りを感じる人など。

予定はわかっちゃいるんだけど…

「時間に余裕があったのでゆっくりしていたら意外とギリギリになってしまうことが多い」(20歳男性/その他)

「間に合うつもりでいるが、なぜがギリギリになってしまう」(47歳女性/その他)

「余裕を持っているつもりがいつの間にか遅れている」(35歳女性/会社経営・役員)

多かったのが、「遅れるつもりはないんだけどどうも間に合わないことが多い」という、必要な時間の予想をつけるのが苦手なのかな?と思われるタイプ。計画性もなしに「まだまだ大丈夫でしょ~」と楽観的な考え方をもって動くと、たいがいは間に合わないものです……。

みんなそんなに気にしてないでしょ~?

「なるべく早く行こうとはするが、間に合わないとなると途中で開き直る」(50歳男性/その他)

「多少の遅れは誤差」(57歳男性/営業・販売)

「友人との待ち合わせなら相手もあまり気にしないだろうとゆっくりしてしまう」(22歳女性/学生・フリーター)

「だいたいみんな遅れてくるから」(34歳女性/総務・人事・事務)

「気が乗らない時は遅刻しがち」(32歳男性/コンピューター関連技術職)

「なぜかいつも間に合わなくて遅れてしまいます。遅れることを気にしていますし、遅れないようにしているんですがね」(58歳男性/その他)

遅刻するのは仕方ない!とあまり気にしていなさそうな人、面倒くささが勝ってしまう人、相手も遅刻するし別にいいでしょ、という人。このグループは特に改善するつもりもなさそうな雰囲気……?

同じノリの友人同士ならあまり問題にはならないかもしれませんが、相手は本当に気にしていないのでしょうか。「仕方ないなあ」と許してくれつつ、実は我慢が蓄積していて人間関係にほころびが……、ということにならないといいのですが。

遅刻しない人たちが心がけていること

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では逆に、遅刻をしないという人たちはどのように遅刻を回避しているのでしょう。工夫している点を聞いてみました。

余裕を持った行動が第一!

「予定時間から逆算して、かなり余裕をもって行動するようにしている」(55歳男性/総務・人事・事務)

「予定時間の10分前着を心掛けている」(34歳女性/総務・人事・事務)

「電車の遅延などで慌てないよう、ギリギリの計画は立てない」(46歳男性/コンピューター関連技術職)

「遅延があっても良いように、予定の時間の30~40分前には現地に到着するようにしている」(44歳女性/営業・販売)

「他社での会議では開催時刻の30分前の到着、自社内では10分前の入室を徹底している」(59歳男性/その他)

「早めに動く。早く到着してもいいように(暇にならないように)準備する」(35歳男性/その他)

「1時間余裕を持って動く」(36歳男性/デザイン関係)

乗り換え案内アプリや地図アプリでは到着時間からルートを検索することできますが、遅刻する人たちはその時間の設定がギリギリなのかも。余裕があれば、電車が遅延した、道が混んでいた、などの場合でも、ある程度までならリカバー可能です。

「〇分前行動」については、5分、10分、30分、1時間(!)と人により時間感覚はバラバラでした。業種やそのときの事情などによって、絶対に遅刻が許されない場合もあるもの。早く着いておくにこしたことはないという考えの人が多いようです。さらに、現地で時間をつぶすものの準備までしているという用意周到な人も!

寝坊は敵!

「早寝早起きが基本」(39歳女性/その他)

「目覚まし時計を3つ使っている」(26歳男性/学生・フリーター)

「早めに起きて準備を済ましておく!」(27歳女性/その他)

「寝る前に逆算して時間に余裕が持てるような時間に起きる」(30歳女性/その他)

スムーズな1日のためには起きる時間からしっかり管理! 生活習慣を整えることが、時間に追われない生活の第一歩?

事前準備がキモ

「前日に翌日の予定についてきっちり準備をしておく」(35歳男性/コンピューター関連技術職)

「出かける30分前には準備を終えて、慌てて出かけなくていいように余裕を持てるようにする」(53歳女性/その他)

「前日から服装や持ち物などを準備する」(51歳女性/営業・販売)

「スマホのアラームを利用している。起きる時間だけでなく、用意を終える時間、家を出る時間まで設定しておく」(53歳女性/総務・人事・事務)

遅刻する人が「なぜかギリギリになっちゃう」というのは、移動時間だけでなく自分の準備などにどれだけ時間がかかるかを把握していないからかも。身支度や持ち物のチェックなども早め早めの準備が安心です。

 

いかがでしたか? 日本人は遅刻に関してかなり厳しいという印象を持っていましたが、自分がこれだけ用意周到に遅刻を避けるための準備をしていれば、そりゃあ相手が気軽に遅刻して来た(ように見えた)ら、嫌な気持ちになるよなあ、と感じました。

遅刻をするということは相手の時間を奪うことにつながりますし、(そんなつもりがなかったとしても)相手のことを軽く見ていると思われても仕方ありません。ビジネスやプライベートなど場に応じての対応もあるとは思いますが、できるだけ時間に正確であることを心がけていきたいものですね。

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