夏休みの宿題、あなたのタイプはどれ?
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105名の皆さんからご回答いただきました!
「夏休みの宿題、どうする? どうしてた?」
- 7月中に終わらせる「ロケットスタート型」
……33人(31%) - 8月のお盆前には終わらせたい「計画的進行型」
……25人(24%) - 夏休み最終日に間に合わせる「ギリギリ追い込み型」
……47人(45%)
コメントもいただいています。
「大昔のことですが、夏休み始まって3日で終わらせました!」(40歳女性/事務)
まさに「ロケットスタート型」だったこの女性。すばらしい計画性と実行力ですね!
「今年から学童に行かなくなった小4の息子は毎日ゲーム三昧で、きっとこの子はギリギリだろうな、自分と同じだろうなと思って見ています」(30代後半女性/会社員)
これには、思わず「あるある!」と共感した方も多いのではないでしょうか? そんなお子さんの姿に、かつてのジブンや、はたまたいまのご自身の仕事の進め方を重ね合わせて見てしまう……、まさに「三つ子の魂百まで」という言葉がぴったりですね。
「うちはお盆までに旅行も出かけたいし、宿題は前半で片付けておかないと家族みんなが落ち着かないよ……と、子どもに促しています」(42歳男性/自営業)
計画的に夏休みを楽しみたい気持ちと、宿題を早めに終わらせたいという堅実さが伝わってきますね。きっとこのお父さん、お仕事も締め切り前からしっかり準備を進めるタイプなのでは?
「毎年“”明日からやる!と言いながら、気づけば8月の最終週。でも、なんだかんだ乗り切るのがうちの子です(笑)。私もそうでしたね……」(36歳男性/フリーランス)
切羽詰まってから驚異的な集中力を発揮する、まさに「ギリギリ追い込み型」の典型! この乗り切る力は、大人になってからも「いざというときの底力」として役立っているのかもしれません。
このアンケート結果、そして皆さんのコメントから見えてくるのは、夏休みの宿題の進め方が、その人の基本的な性格や、大人になってからの仕事への向き合い方にも繋がっている……、という可能性もありますね。
ちなみに私は、夏はひたすら遊べるチャンス! 宿題は一瞬で終わらせて、毎日小田急線に揺られて湘南・鵠沼に通っていました。色の黒さは誰にも負けませんでしたよ~(笑)。
夏休みの宿題、いつ、どの時間帯にやる?
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さて、先ほどのアンケートでは「ギリギリ追い込み型」が多数派という結果でしたが、今回はそのタイプは一旦脇に置いて……。残りの2パターンの方々は、夏休みの宿題、お子さんは(皆さんは)いつ、どの時間帯にこなしているのでしょうか(やっていましたか)?
「10年位前になりますが、ロケットスタート型の長男は夏休みが始まるとすぐに午前中の涼しい時間帯に集中して片付けていました。彼にとっては、午前中に終わらせてしまえば、午後は丸々自分の好きなことに使えるというメリットが大きかったようです」(50代前半女性/会社員)
すごい! 大人になってからの仕事にも通じる、タイムマネジメントの意識が伺えます。朝の集中力はたしかに侮れませんよね。
「うちは、お昼ごはんを食べたあと、一番暑い時間帯にエアコンの効いた部屋でやらせてます。外遊びができないから、ちょうどいい時間つぶしになるみたい」 (34歳女性/フリーランス)
なるほど、理にかなった作戦! とくに最近暑すぎるから、涼しい室内で集中できるだけでなく、熱中症対策にもなって一石二鳥。午後の眠気を乗り越える工夫も、また課題ですね。
「自分は夏期講習や習い事があるので、夕食前に短時間で済ませるようにしていましたね。集中力が続くのは30分くらいが限界でしたケド……」 (40代男性/自営業)
忙しい夏休みでも、スキマ時間を有効活用する工夫ですね!
「毎朝、近所の公園に通っているラジオ体操の後に、ちょっとだけ。あとは夕方、友だちと遊ぶ前にさっと済ませる感じです。毎日少しずつ進めるのが、うちの子のスタイルです」 (30代女性/パート)
まさに「塵も積もれば山となる」! このコツコツ力、うらやましい限りです。
わが家の場合、私の合言葉がありまして、「夜なんか勉強するな! 寝るギリギリまで遊べ!」です。というわけで、まさに「朝飯前」にすべて終わらせています。われわれの子ども時代と違って、最近は保護者の丸つけも必須だったりと、子どもの宿題は家族総出の作業。仕事で疲れている夜に、子どもたちからいろいろ聞かれて頭使いたくない、ゆっくりさせてよ、という親の都合も大いに含まれているのですが……(笑)。
夏休みの宿題が終わった後のこと
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先ほど私の子ども時代のことを書きました。「宿題は一瞬で終わらせて、毎日電車で鵠沼へ」。このやり方、遊べる時間が増える反面、夏休みが終わるころには全部忘れて何も身につかないという難点も……。やはり反復は大事!
じつはわが家の長男も宿題はあればあるだけやってしまうという、私と同タイプ。今年はお盆くらいまでにゆっくり片付けるスケジューリングをし、あとはゆっくり。ジブンの研究や目標にいそしみながら(長男は私と炊飯器料理を極めて、小1の次男はクロールで50m泳げるようになりたいそう)、残りの夏休みは、私が用意したドリルを忘れない範囲でこなしていただこうと思っています。
さて、あなたはどのタイプでしたか?
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今回の結果を見て、勝手に分析してみました。
- 7月中に終わらせる人は「計画力と実行力の人」!?
人生設計もバッチリで、住宅ローンも老後資金も逆算して動けるタイプ。タスクが積み上がる前にコツコツ処理する、将来の自分にやさしい人……のはず。ただし、早く済ませすぎて、いろいろ忘れがちな一面も!? - お盆あたりまでに終わらせる人は、「ほどよく慎重で、ほどよく大胆」!?
最初は様子を見ているけど、ヤバくなる前にはちゃんと動く「現実的バランサー」。仕事も人生も、「なんとかなるでしょ!」と言いながら、じつはしっかり段取りしているタイプ……だったりして(笑)。 - 8月31日ギリギリ派は、「火事場の馬鹿力タイプ笑!」
追い詰められてからが本領発揮! 人生の要所でも「間に合えばいいんでしょ?」と笑って帳尻を合わせられる、「締切直前に覚醒するプロ」。ズボラではなく、むしろ「本番に強い」? アンケートでは、一番人数が多かったこのタイプ、日本の未来は明るい……かも!? 私のようなビビりからすると、あこがれちゃう人たちかもしれません(笑)。
たかが宿題、されど宿題
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アンケートを見ていたら、「夏休みの宿題」の進め方は、人生における「段取り力」や「集中力」、「目標達成への向き合い方」に通じるものがあると思いました。勉強しなさい!なんて言ってはみたモノの、そういえばジブンも親から言われたなーとハッとする方もいるのでは(笑)。
お子さんのタイプに合わせた声かけや、大人の場合は仕事の進め方を見つめ直すきっかけにもなる夏休みの宿題。子どもも親も、ご自身に合ったスタイルで。2025年の夏、あなたらしい過ごし方で楽しめますように。

二輪雑誌でのエッセイストデビュー後、オートバイ、旅、自転車、アウトドアなど多趣味をいかしたエッセイを執筆しています。私生活では二人の男児の母として、日々「いかに時短で、効率よく暮らすか」を追求中。グリーンアドバイザー、整理収納アドバイザー1級の資格も持ち、家事がラクになるアイデアや、家族が喜ぶ手抜きレシピを模索しています。
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