家の中の“うっかり”ピンチ
null「ガスコンロの火をかけたまま忘れてしまった事。煙で気付きました」(36歳男性/デザイン関係)
「風呂を沸かしたつもりが、バスタブの栓をしていなかった」(60歳女性/主婦)
「洗濯したのを忘れてそのまま放置して、夜に気付いた」(56歳男性/学生・フリーター)
「冷蔵庫の中で、ドレッシングのふたが開いていて、倒れてこぼれていた」(69歳女性/主婦)
「寝たばこしている間に眠ってしまって、敷布団を一部焼いてしまった」(61歳男性/その他)
家の中は安心なようで、実はピンチの宝庫なのかもしれません。火をかけたまま外出、洗濯物の放置、浴槽の栓忘れ……。些細なミスが思わぬ事態を招くこともあります。日々のルーティンだからこそ油断しやすいもの。確認する習慣をつけ「ヒヤリ」を減らしましょう。

お金にまつわるピンチ
null「レジでお金が足りなかったとき」(37歳女性/主婦)
「給料日まであと10日あるのにお金が全くなかった事」(49歳男性/その他)
「口座引き落としの日だったのに、お金を入金するのを忘れていた」(44歳男性/学生・フリーター)
「競馬で熱くなって持ち金全部を失った時。後悔先に立たず、という言葉を痛いほど感じた」(68歳男性/デザイン関係)
「パチンコで全財産負けて生活費をなくした」(47歳男性/その他)
お金にまつわるピンチは、生活に直結する深刻な問題です。こればかりは笑えないピンチかもしれませんね。「もう二度と……」と思っても、つい繰り返してしまう人も。計画性や備えが大切です。

子育て・家族のピンチ
null「子どもが車の中に残り、3分だけ買い物をしていると、子どもが鍵をかけてしまった。車の中に鍵があり、あけられなくなってしまった」(64歳男性/総務・人事・事務)
「子どもが家の鍵穴の中に木の棒を入れて折った」(20歳男性/その他)
「子どもが残していたお菓子を食べてしまったこと。後で大泣きされて困った」(48歳男性/研究・開発)
「息子が幼稚園の時に、ポケットに入れていたダンゴ虫を洗濯してしまいました」(64歳女性/主婦)
子どもの行動は予測不能! 鍵トラブルや昆虫関係など、大人が想像もしないようなトラブルに直面することも。親には臨機応変な対応と冷静さが求められます。子どもの成長とともに笑い話になるはず……!

ファッション&身だしなみのピンチ
null「ショートパンツを履かずタイツだけでジョギングしていた」(35歳女性/会社経営・役員)
「チャックが開きっぱなしでスーパーで買い物をしていた。帰宅後に自分で気付いた」(52歳男性/その他)
「履いていたズボンが激しく破れたことがある」(67歳男性/コンピューター関連技術職)
「ランチに行ったとき、ママ友と上着が一緒のことがあった」(55歳女性/主婦)
「片方ヒール、片方ローファー……。仕事に行く途中だったのでそのまま1日過ごしました」(29歳女性/学生・フリーター)
「平服でと書いてあったので普段着で行ったら、周囲はきちんとした服装で焦りました」(54歳女性/主婦)
「衣替えの時期になると、ポイポイ服を捨ててしまい、着るものがなくなってしまっていること」(39歳女性/その他)
服装に関する失敗は、気付いた瞬間の赤面度が高め。ズボンの破れ、靴の左右違い、タイツだけで外出……どうして気付けなかったのかと、後で振り返るほどに恥ずかしさが増していきます。特に忙しい朝は、鏡の前での最終チェックを忘れずに!

食べ物のピンチ
null「暑い日に、ビールを冷蔵庫で冷やしてなかった」(67歳男性/総務・人事・事務)
「買ってきたアイスを冷凍庫に冷やすのを忘れて溶けてしまった」(56歳男性/研究・開発)
「予約していたピザの受け取りを忘れてしまった」(49歳男性/その他)
「特売で買った大量の肉を冷凍するのを忘れて旅行に行ってしまった。帰宅したらゾンビのような色になっていた」(60歳男性/その他)
「やっと食べられる!」と思った瞬間に限って、なぜかピンチはやってきます。食べることへの期待が裏切られる瞬間は、心のダメージが意外と深いもの。原因が自分のミスだったときの悔しさはひとしおですが、誰もが一度は味わったことのあるピンチかもしれません。

外出&移動中のピンチ
null「車で旅行に出かけようとしたら車のバッテリーが上がっていた」(44歳男性/営業・販売)
「バッテリーをコンセントにつけて充電したままで、外泊に行ったこと」(69歳男性/その他)
「駐車場の清算をするときに、小銭がなくてどうしようと思っていたら、後ろが詰まってきたとき……」(49歳男性/コンピューター関連技術職)
「自転車で坂道を下っていた時に急にブレーキが効かなくなった」(42歳男性/その他)
「自転車のチェーン部分にスカートが絡まりまくった」(45歳女性/営業・販売)
「大雨の日に靴が流れていってしまい、困って、ビニールを何重にもはいて靴っぽくして歩いて帰った」(50歳女性/総務・人事・事務)
外出時のピンチは、時間と心に余裕がないときほど深刻な事態に。出発前のちょっとした確認不足が原因になるケースも多いようですが、焦っても状況は変えられません。落ち着いて対応することが肝心です!

動物・虫のピンチ
null「スズメが換気扇に巣を作ってしまったので、巣立つまで換気扇が使えなかった」(47歳女性/学生・フリーター)
「スズメバチが知らぬ間に屋根裏に巣を作っていて、気付いた時には手に負えないほど大きくなっていた」(31歳女性/学生・フリーター)
「家の中にハチが入り、追い出すのが大変だった」(59歳女性/主婦)
「虫好きな子どもの筆箱を開けたら、私の苦手な虫が飛び出してきた」(68歳女性/主婦)
自然や生き物との思いがけない遭遇は、時に大ピンチに。スズメバチの巣、換気扇に巣を作った鳥など、どれも放っておけない事態ばかりです。苦手な人にとっては、冷静ではいられない恐怖の瞬間……どのように切り抜けたのか気になります。

人間関係のピンチ
null「恋人の誕生日にプレゼントを購入するのを忘れていた」(36歳男性/その他)
「男友達に送るつもりのメールを間違って彼女に送ってしまった」(55歳男性/総務・人事・事務)
「セールスの人にうっかりドアを開けてしまい、大ピンチに陥りました」(56歳女性/主婦)
「妻のプレゼントを忘れたとき」(45歳男性/総務・人事・事務)
人との関係のなかで生じるピンチには、気まずさや後悔がつきまとい、心のダメージがジワジワ残ります。とくに身近な相手ほど、気配りやちょっとした一言がカギに。とっさの対応力や誠意が試される場面こそ“大人の人間力”の見せどころかもしれません。

日々をなんとなく過ごしているだけでも、気付けばピンチはすぐそこに。どれも“他人事ではない”からこそ、笑えて、共感できるエピソードばかりだったのではないでしょうか。ピンチの数だけ、大人の引き出しは増えていくのかもしれません。次にピンチが来たら、あなたはどう切り抜けますか?
ただいま展覧会〈鈴木のりたけ「大ピンチ展!」〉を全国で開催中!

『大ピンチずかん3』(鈴木のりたけ著/小学館刊)
鈴木のりたけさんによる絵本シリーズ『大ピンチずかん』(小学館)は、2025年4月には最新刊『大ピンチずかん3』が発売になり、ますます盛り上がっています。そして2025年夏からは展覧会〈鈴木のりたけ「大ピンチ展!」〉を全国で開催中!
展覧会場には、さまざまなピンチが待ち構えています。絵本に登場するピンチを立体化するだけではなく、ピンチに入り込んだり、ピンチを考えたり、はたまたピンチに飛び込んだり。子どもも大人もピンチの状況を楽しみ、来場者同士が一緒に面白がることができます。「おもしろがると せかいが ひろがる」をモットーとする鈴木のりたけが新たな領域に挑む「ピンチ・エンターテイメント」の世界を体験ください。
大阪会場
会期:2025年8月21日(木)~9月1日(月)
会場:大阪高島屋 7階グランドホール
東京会場
会期:2025年10月8日(水)~12月7日(日)
会場:PLAY! MUSEUM(立川)
名古屋会場
会期:2025年12月23日(火)~2026年1月12日(月・祝)
会場:ジェイアール名古屋タカシマヤ 10階特設会場
詳しくは公式サイトをご覧ください!

エディター/ライター。大学在学時からライターとして活動、気付けばもうすぐフリーライター歴20年。webサイトや書籍の編集・ライティングなどを担当。料理と暮らしまわりの手仕事が趣味。根っからのインドア派だが、3児の母となりアウトドアの楽しさにも目覚めたところ。