通勤・移動中のピンチ
null「20分止まらない通勤快速の中でトイレに行きたくなって必死に我慢した」(47歳男性/その他)
「通勤電車でお腹を壊して駅を降りたら、東京23区内の駅なのにトイレがなかった。必死に我慢して再乗車とか地獄」(50歳男性/デザイン関係)
「朝、健康診断が終わった後、下剤を飲んだところ、昼頃、車の運転時に突然効き目が表れて、トイレに行きたくなり、ガソリンスタンドに駆け込んだ。間一髪だった」(56歳男性/営業・販売)
「乗り換え無しの電車があまりに長くトイレに行きたくなったが、降りれば遅刻確定という時」(44歳男性/総務・人事・事務)
通勤中に突然襲ってくる「トイレ行きたい現象」は、大人でも一気に青ざめる緊急事態。快速や渋滞、駅のトイレ難民……逃げ場がないからこそ、焦りとプレッシャーで余計にピンチ感が増します。

寝坊・遅刻系のピンチ
null「おもいっきり寝坊したこと。起きた時にはもう就業時間になっていて電話をして素直に謝った」(43歳女性/主婦)
「出勤時間まで寝過ごしてしまい、職場からの電話で起きたこと」(41歳女性/主婦)
「寝坊して、出勤時間に間に合わなそうで、焦ったこと。上司が前を歩いていた」(51歳女性/営業・販売)
「偽装遅刻がバレた」(53歳男性/その他)
社会人にとって寝坊は死活問題。起きた瞬間に「やってしまった……」と絶望が襲い、頭の中は真っ白。もはや素直に謝るしかない、逃れられないピンチの代表格です。何度経験しても慣れることはありません。

ヒヤリとした仕事ミス
null「シュレッダーしてはいけない書類をシュレッダーにかけてしまったこと」(35歳男性/学生・フリーター)
「ファイルサーバの共有データを間違えて削除してしまった」(56歳男性/コンピューター関連技術職)
「期日までに仕上げなければいけない仕事を忘れていた」(58歳男性/金融関係)
「議事録のために用意したボイスレコーダーの録音ボタンを押すのを忘れてしまっていた」(54歳男性/公務員)
大事なデータを削除してしまったり、録音ボタンを押し忘れたり……。小さなミスでも、仕事では大きな問題に発展してしまうことがあります。自分の焦りと周囲の視線が突き刺さる瞬間は、背筋がヒヤッとしますね。

言葉・人間関係のピンチ
null「社長に悪口メールを誤爆」(61歳男性/その他)
「上司がいたことに気付かずに悪口を言っていた」(59歳女性/主婦)
「知り合いと間違えて全く知らない人にため口で話しかけてしまった」(61歳男性/その他)
「社内恋愛で別れた後の気まずさを隠し、仕事をしなければならなかったこと」(59歳女性/主婦)
社内コミュニケーションの中で起こる発言の失敗やメールの誤送信など、言葉が引き金になるピンチは想像以上に深刻です。特に、うっかり口にした陰口は、相手との関係性を一瞬で壊しかねません。大人の言葉選びは慎重に!

緊張・プレッシャー系ピンチ
null「同僚の結婚式の乾杯の音頭で緊張し、グラスを持っている手の震えが止まらなくなり、グラスを持ち上げないでやりました」(68歳男性/その他)
「人前で話すのが大の苦手で、大勢の前で話さなくてはならない会議があった。顔面蒼白となってしまった」(63歳男性/その他)
「腹が減っているわけでもないのに会議中に腹がなる」(52歳男性/その他)
「仕事の会議をダブルブッキングしてしまい、やむを得ず、リモートで同時進行した」(50歳男性/総務・人事・事務)
スピーチや会議、プレゼンなど、人前で話す場面では緊張がピークになってしまう人も。何を言うか忘れたり、グラスを持つ手が震えたり、お腹が鳴ったり……。どれも防ぐのは難しいけれど、乗り越えるたびに少しずつ強くなれる気がします。

ちょっとした失敗・珍ハプニング系ピンチ
null「コンビニでバイトしてた時、ずっと“~でございます”という口調でいたら言葉がおかしくなり、お客さんにお釣りを渡す時、“50円のお返しでござる”と言ってしまった」(48歳男性/その他)
「仕事中に大音量でゲームの音を出してしまいました」(57歳男性/その他)
「倉庫のカギを渡され、間違った鍵で無理やり開けようとして鍵が壊れてしまった時」(45歳男性/その他)
仕事中の言い間違いやミス、ちょっとした恥ずかしい出来事などは、当時は「やばい……!」と焦ったかもしれませんが、今思えば笑い話。些細だけれど印象に残る“うっかりピンチ”は、ネタとして愛されていくのではないでしょうか。

どんなにしっかりしている人でも、大人だって、「ピンチ」からは逃れられません。
仕事中の凡ミスや人間関係のトラブル、通勤中のトイレの危機まで……。ピンチはいつでも突然やってきます。けれど、時間が経てば笑い話になることも。あなたの「大ピンチずかん」には、どんなエピソードが載っていますか?
ただいま展覧会〈鈴木のりたけ「大ピンチ展!」〉を全国で開催中!

『大ピンチずかん3』(鈴木のりたけ著/小学館刊)
鈴木のりたけさんによる絵本シリーズ『大ピンチずかん』(小学館)は、2025年4月には最新刊『大ピンチずかん3』が発売になり、ますます盛り上がっています。そして2025年夏からは展覧会〈鈴木のりたけ「大ピンチ展!」〉を全国で開催中!
展覧会場には、さまざまなピンチが待ち構えています。絵本に登場するピンチを立体化するだけではなく、ピンチに入り込んだり、ピンチを考えたり、はたまたピンチに飛び込んだり。子どもも大人もピンチの状況を楽しみ、来場者同士が一緒に面白がることができます。「おもしろがると せかいが ひろがる」をモットーとする鈴木のりたけが新たな領域に挑む「ピンチ・エンターテイメント」の世界を体験ください。
大阪会場
会期:2025年8月21日(木)~9月1日(月)
会場:大阪高島屋 7階グランドホール
東京会場
会期:2025年10月8日(水)~12月7日(日)
会場:PLAY! MUSEUM(立川)
名古屋会場
会期:2025年12月23日(火)~2026年1月12日(月・祝)
会場:ジェイアール名古屋タカシマヤ 10階特設会場
詳しくは公式サイトをご覧ください!

エディター/ライター。大学在学時からライターとして活動、気付けばもうすぐフリーライター歴20年。webサイトや書籍の編集・ライティングなどを担当。料理と暮らしまわりの手仕事が趣味。根っからのインドア派だが、3児の母となりアウトドアの楽しさにも目覚めたところ。