毎年初詣に行っていますか?いつ行くことが多い?
nullまず、初詣に行くかどうかについてのアンケート結果は以下のとおり。
「毎年のように行っている」・・・190票(40.9%)
「ときどき行っている」・・・138票(29.7%)
「行かない」・・・137票(29.5%)
“毎年”と“ときどき”とをあわせて約7割の328人が「初詣に行っている」と回答。その328人に訪問する時期を尋ねました。
「大晦日の夜」・・・24票(7.3%)
「元日の午前中」・・・72票(22.0%)
「元日の午後」・・・65票(19.8%)
「1月2日の午前中」・・・39票(11.9%)
「1月2日の午後」・・・28票(8.5%)
「1月3日の午前中」・・・20票(6.1%)
「1月3日の午後」・・・21票(6.4%)
「1月4日」・・・17票(5.2%)
「1月5日」・・・6票(1.8%)
「1月6日」・・・2票(0.6%)
「1月7日」・・・3票(0.9%)
「1月8日~1月15日」・・・25票(7.6%)
「1月16日~1月31日」・・・3票(0.9%)
「2月以降」・・・3票(0.9%)
初詣の人出のピークは「元日の午前中」。2日、3日と日が経つにつれて人数は減る傾向にありますが、「1月8日~1月15日」という人も少なからずいるという、なかなか興味深いデータが得られました。
続いて、なぜそのタイミングで初詣に行くのか各グループのコメントをご紹介します。
二年参りも叶う「大晦日の夜」
null「その年の最後と新しい年の瞬間を神社で迎える雰囲気がとても好きなので」(53歳女性/主婦)
「二年参りが毎年の恒例です。お寺が歩いて2分で到着するので、寒くても雪が降っていても大して問題はありません」(53歳女性/その他)
「新年を迎える瞬間に賽銭を入れて年の健康を祈願するため」(68歳男性/その他)
「初日の出を見たいから」(64歳女性/その他)
「年が明けてすぐにお参りしておきたいし、開けてからの日中はいろいろと用事がありお参りしている時間が取れない」(69歳男性/その他)
境内で除夜の鐘を聞きながらニューイヤーを迎えるのは格別。いち早く新年の幸福を祈願したり、その勢いで初日の出を見に行ったり、大晦日の夜から初詣をすると何かとご利益がありそうですね。
人出のピークは「元日の午前中」
null「新年早々行くことで神様がお願いを叶えてくれそうだから」(24歳男性/学生・フリーター)
「早く行った方がご利益がありそうだし、何よりも早朝は空いているから」(52歳男性/コンピューター関連以外の技術職)
「午前中にお参りしたい気持ちが一番ですが、午後からは夫婦それぞれの実家に挨拶に行くため」(59歳男性/金融関係)
「元旦の午前中に済ませて、午後からはお酒を飲んでのんびり正月気分を味わいたい」(48歳男性/コンピューター関連技術職)
「元日の朝、家族でお雑煮を食べてから初詣に出かけるのが習慣になっている」(55歳男性/総務・人事・事務)
今回のアンケートで最も多くの人が選んだ“元旦の午前中”。なるべく早いほうが縁起がよさそう、午後からは別の予定が入ってたり、ゆっくり過ごしたかったり……などの理由のほか、早朝であれば比較的空いているからとの声もありました。
朝ゆっくりしてから出かけたい「元日の午後」
null「1日が一番縁起がよさそうだけど、大晦日は夜更かししてゆっくり起きるので午後から」(31歳女性/主婦)
「元日の朝は少しゆっくりしておもちなどを食べてから、天気がよければ近くの神社へ初詣へ行きます」(68歳男性/総務・人事・事務)
「親族で集まって食事をした後に参拝する流れになっているから」(56歳男性/その他)
「たくさんの人が賑わってるところが好きだから」(34歳男性/その他)
“元日の午前中”に次いで多かった“元日の午後”勢。午前中はのんびりと家で過ごしてから出かけるという流れのようです。また、親戚や友人などとグループで初詣する場合、午後のほうがメンバーの都合を合わせやすいなどの理由もあるかもしれません。
早すぎず遅すぎず…「1月2日」
null「1日はまだダラダラしたいので2日の朝にしゃきっとした気分で行きたいから」(43歳女性/主婦)
「元日より少し空いていて、なおかつお正月気分たっぷりだから」(69歳男性/その他)
「元日は忙しいし、3日以降はなんか遅い気がする」(52歳男性/その他)
「少し人手も減るだろうし買い物もできるから」(46歳女性/その他)
2日に初詣する理由として多かったのは、元日は家で過ごしたいからとの声。また、1日のみ休業して2日から営業を始めるお店も少なくないため、初詣のついでに街を散策するのにちょうどよいともいえそうです。
三が日の最終日「1月3日」
null「1月1日と2日はイベントがあって行けないから」(49歳男性/その他)
「1日は実家に年始の挨拶に行ったり来客があったりして忙しく、2日は家でゆっくりしたいので3日ごろに行くことが多い」(60歳女性/主婦)
「人が減っていてお参りもスムーズに終わるから」(47歳男性/研究・開発)
「毎年のルーティーン。箱根駅伝が終わったら初詣に行きます」(47歳女性/主婦)
三が日のうちに初詣は済ませたいけれど、1日と2日は何かと用事があるため、3日に行くという人も。お正月らしさは感じられつつ、混雑のピークは過ぎているという点でも狙い目かもしれません。
混雑を避けられる「1月4~7日」
null「三が日は観光客が多すぎる。1月4日くらいになると人が減って混雑を避けることができるから」(48歳男性/その他)
「近所の神社はこの時期には誰一人いない。余裕をもって参拝できるから」(51歳男性/総務・人事・事務)
「正月三が日はテレビを見てるから」(59歳男性/その他)
「4日や5日は会社ぐるみでお参りに来るグループが多いので、6日か7日の天気のいいときにお参りに行きます」(61歳男性/営業・販売)
1月4日以降に初詣に行く理由は、やはり混雑を避けるため。三が日も過ぎ、社会が日常に戻るこの時期には、心静かにお参りが可能です。神社をひとり占めするという贅沢なシチュエーションも夢ではありません。
落ち着いてから、マイペースで「1月8日以降」
null「混雑を避けるため。年始は仕事が忙しく、それが落ち着いてから行くので」(40歳女性/主婦)
「どんど焼きに行くから」(34歳女性/主婦)
三が日は人混みが嫌。4日からしばらくは仕事始めで慌ただしく、完全に平常モードになってからようやく初詣に行くという人もいました。また、地域により実施時期は異なりますが、正月の飾りを焼く“どんど焼き”に合わせるという考え方もあるようです。
初詣にいつ行くかはスケジュールや気持ちしだい。また、わざわざ寺や神社を訪れるのではなく、自宅で心の中で新年の誓いを立てるのもアリでしょう。今回のアンケート結果もぜひご参考にしてみてくださいね。
成人までの人生を受験勉強にささげた結果、東京大学文学部卒業。その後なぜか弁護士になりたくて司法試験に挑戦するも、合格に至らないまま撤退。紆余曲折の末、2010年よりフリーライターの看板を掲げています。