子育て世代の「暮らしのくふう」を支えるWEBメディア

2位は「お酒・たばこ」、1位は…!? みんなの「やめたいけれど、やめられない悪習慣」

「やめたいのにやめられない」そう思っていることは、ありますか? みんなの「やめたい」ことを調査してみました。

みなさんは、やめられない悪習慣はありますか? 筆者の場合は「暇つぶしにお菓子を食べること」です。ふと口さみしくなると、すぐにお菓子に手が伸びてしまいます。寝る前に推しの動画を永遠に見ることもやめられません。「ダメなこと」とわかっていても、改善するのは根気のいる作業ですよね。

今回は20〜60代の男女296人に「やめたいと思っている生活習慣」を伺いました。ランキング形式で紹介します。

5位 スマホ依存(7人)

null

「寝る前に見るスマホをやめられません」(31歳男性/その他)

「スマホゲームをついつい長時間してしまうので、やめたいです」(48歳男性/その他)

「夜のスマホがやめられないので、なんとかしたい」(61歳男性/その他)

暇があるとすぐ手に取ってしまうスマホ。とくに寝る前に見てしまうと、いつの間にか1時間経っていたり……。スマホから発せられるブルーライトを浴びすぎると、睡眠の質が悪化するとも言われています。せめて寝る前は、避けたいですね。

年齢を問わず、スマホ依存は良くないです。

4位 家でダラダラ過ごしてしまう(12人)

null

「ダラダラと過ごすことをやめたいです」(50歳女性/学生・フリーター)

「用事がない日は、ひたすらダラダラしてしまいます」(52歳女性/主婦)

「家ではダラダラと過ごしてしまいがちです」(39歳男性/その他)

「何もせず、ずーっとダラダラしてしまいます」(49歳女性/主婦)

休日、気づいたら夕方だったなんてこともありますよね。体を休めるためにダラダラ過ごす日があるのもいいですが、それが連日だと……。リラックスタイムを入れつつ、休日も規則正しく生活したいものです。

とはいえ、時には自堕落にダラダラと過ごすことも許してほしい。

3位 夜ふかし(14人)

null

「夜ふかしです。夜中じゅう起きてることもあります」(57歳女性/コンピュータ関連技術職)

「夜ふかしをついついしてしまいます」(49歳女性/主婦)

「ネットサーフィンによる過度な夜ふかし」(54歳男性/公務員)

「休日前は必ず夜ふかししてしまいます」(64歳男性/公務員)

「夜ふかしすることは悪いと思っていますが、1番落ち着く時間なのでやめられません」(45歳女性/その他)

日本人の睡眠時間は、世界的に見ても短いと言われています。慢性的に睡眠不足の人が多く、疲れも溜まっているのではないでしょうか。2019年に行なわれた「国民健康・栄養調査報告」によると、40〜49歳の1日の平均睡眠時間で、回答が多かったのは「5時間以上6時間未満」(36.5%)だそう。日中の仕事効率化のためにも、1日7時間は寝たいところですね!

 

その夜更かし、明日の自分からの借金ですよ!?

2位(同率) タバコとお酒(44人)

null

お酒をやめたい

「お酒を飲みすぎるのをやめたいです」(39歳女性/主婦)

「なんとなくお酒を飲んでしまっています」(43歳男性/その他)

「お酒をやめたくて、少しずつ減らしているが……なかなかやめられません」(48歳女性/その他)

「お酒の飲み過ぎで、次の日がしんどく、仕事に支障が出てしまっています」(69歳男性/会社経営・役員)

「眠くなるまでお酒を飲み続けてしまうこと」(41歳女性/主婦)

「お酒を飲みすぎるので、家にストックしておくのをやめたいです」(47歳女性/学生・フリーター)

タバコをやめたい

「寝起きに必ずタバコを吸ってしまいます」(54歳女性/その他)

「タバコとお酒を早くやめたい」(57歳男性/コンピュータ関連技術職)

「タバコをやめるか、せめて本数を減らしたいです」(58歳女性/主婦)

「タバコの値上がりがこれからもあると思うので、やめたいです」(47歳女性/主婦)

「タバコを1日40本からせめて20本にしたい」(65歳男性/会社経営・役員)

「タバコは体と財布にも影響があるので、やめたいです」(59歳男性/総務・人事・事務)

お酒とタバコについては、セットでやめたいと思っている人が多かったです。嗜む程度であれば、どちらも問題ないかもしれないですが、1日に過剰に摂取されている人は少し考えてみてもよさそうですね。また、タバコは、値上げをしているので、やめたい(と思ってだけはいる)という意見も多数見られました。

 

令和の世の中で喫煙者は生きにくいのでは? やめるなら今ですよ。

1位 間食(46人)

null

「間食です。芋や栗などの健康にいい食品だといいのですが、洋菓子店やコンビニで買ったお菓子を食べてしまいます」(53歳女性/その他)

「甘いお菓子の間食をやめたいです」(60歳女性/主婦)

「惣菜パンを間食に食べてしまいます」(42歳男性/その他)

「口さみしくて、お菓子を食べてしまいます」(68歳女性/主婦)

「間食がやめられないので、なんとかしたいです」(57歳女性/その他)

「夕食の後にお菓子を食べてしまうこと」(57歳男性/その他)

「お菓子などの甘いものを食事の後につい食べてしまいます」(43歳女性/主婦)

「夜、寝る前にお菓子を食べてしまいます」(39歳女性/主婦)

みなさんの意見、どれもわかる……!と頷いてしまうものばかりでした。甘いものが食べたくなる原因のひとつにストレスがあるそうです。口さみしいときはストレスを感じているときなのかもしれません。食べること以外で発散できるといいですよね(自戒の念を込めて)!

おやつタイムがあるからこそリフレッシュできる!という人もいます。食べ過ぎには気を付けて。

以上、みなさんが抱える「やめられない悪習慣ランキング」でした。当てはまる項目はありましたか? 悪い習慣がやめられないのは、それが自分にとって手っ取り早く得られる快楽だからという意見があります。

やめるということは我慢をすることなので、それによって別の弊害が出る可能性も。だからといって続けていいわけではありません。自分で「悪い」と思っていることは、心の中にしこりのようなものが残る場合があります。自分のためにならないことを「また、やってしまった」と思うのも嫌ですよね。

間食であれば、1日の食べる量を減らしてみるなど、できることから始めて少しずつ改善していければいいのではないでしょうか。進歩や成果を手帳などに記入すると、モチベーションにも繋がりそうです。

今年の目標のひとつに、悪習慣の改善をたててみてもいいかもしれません。

中山夏美
中山夏美

山形県出身在住。一児の母。出産を機に2020年に東京からUターン。アウトドアとエンタメを得意とするライター。雑誌やWEBメディアに携わる。

pin はてなブックマーク facebook Twitter LINE
大特集・連載
大特集・連載