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「白湯」を毎朝飲んでいる人に聞いた、継続する秘訣!まずは「電気ケトル」か「ヤカン」の準備から

もうすぐ冬至、ここからさらに寒さが厳しくなっていきます。寒くなると気になるのが“冷え”。とくに女性は、生理や更年期などのホルモンバランスの変化で自律神経が乱れ、冷えやすくなるとも言われています。

その“冷え”に効果的と言われているのが白湯です。体を温めるだけでなく、血行促進や便秘、肌荒れ改善も期待できます。しかし、味がしない白湯を飲むのが苦手という方も多いはず。冷たい水は飲めても、温かいお湯を飲むのが苦手という方もいますよね。

今回は、白湯ユーザーの方に「続ける秘訣」を聞いてみました。白湯習慣を取り入れたい方は、参考にしてみてください!

まずは、すぐ手に取れるように準備すること

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20〜60代の男女500人に「白湯を飲んでいますか?」とアンケートをとってみたところ、習慣としている方は20.4%でした。もう少しいるかな?と思いましたが「白湯を作るのが面倒」と考えている人が多く、実践できていないようです。

では、習慣としている方はどんな方法で継続しているのでしょうか。

「ポットを保温状態にして、起きている間はいつでも飲めるようにしています」(69歳男性/その他)

「電気ケトルを使って、すぐ飲めるようにしています」(29歳女性/その他)

「マイボトルに常にお湯を入れて、いつもそれを側に置いておきます」(64歳女性/主婦)

「朝起きたら、すぐにコップにお湯を入れます」(34歳女性/主婦)

「ポットの設定温度を70度に下げて、すぐに飲めるようにしています」(49歳女性/主婦)

「素敵なお気に入りのマグカップを準備しました」(61歳女性/主婦)

「朝、白湯を入れた後にラジオ体操をしています」(35歳女性/その他)

「電気ケトルにお湯を常備すると、面倒くさくなく続ける事ができました」(48歳男性/その他)

「最初は忘れがちにもなっていましたが、キッチンへ行ったらすぐマグカップを手にすることを習慣にしたら、毎日欠かさず飲めるようになりました」(42歳女性/主婦)

白湯は、水を沸騰させてから冷まして作ります。その作業をできるだけ簡単にするために電気ケトルの導入や、水筒を準備している意見が多かったです。また、先にマグカップにお湯を注ぎ、冷ます間に歯を磨いたり、顔を洗うのをルーティンにしている方も。起きてすぐの口内は清潔ではないため、白湯を飲む前には歯を磨くことを推奨する説もあります。

いずれにしろ、一度白湯を飲むためのルーティンができてしまえば、続けられそうですよね。

朝起きたらすぐにお湯を沸かす、とルーティン化している人も。

白湯を飲むのは健康のため!

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「なぜ白湯を飲むのか」という問いには、ほぼ100%の方が「健康のため」と答えていました。テレビやラジオ、雑誌などでその効果を知り、実践されているそうです。

「健康にいいと雑誌で読んでから始めました」(37歳女性/金融関係)

「TikTokで白湯が体に良いというのを見ました」(34歳女性/主婦)

「冷え性を改善したいからです」(56歳女性/主婦)

「腸をキレイにしたいと思ったのがきっかけで、もう10年以上続いています」(62歳女性/主婦)

「体が冷えているときは白湯が良いと親に教えてもらいました」(48歳男性/その他)

「妊活を始めたときから飲んでいます」(42歳女性/主婦)

「朝一番に飲むのが健康にいいと聞いたので」(42歳女性/主婦)

体の不調を感じたときにお茶から白湯に切り替えていたり、年齢を重ねて冷たいものよりも温かいものを好むようになった方もいました。白湯習慣を取り入れたきっかけが「親の影響」という方もチラホラ。子どもの頃から朝一番に白湯を飲むのが当たり前だった家庭も多いようですよ。

お湯を入れると丁度良い温度までさましてくれるマグカップ「白湯専科マグカップ」(ドウシシャ)シリーズ。新しく230mlのプチサイズも新登場。

朝一番の白湯で気持ちの良い1日を

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白湯を飲むタイミングは朝一番がベスト。冷えた内蔵を温め、消化機能を活性化させます。アンケートに答えてくださった方も、ほとんどが朝に飲んでいました。

白湯を飲むのを続けている理由に「『自分を労わることに繋がる』という気持ちを持ち続けたいから」(45歳女性/その他)と答えてくださった方がいました。たかが白湯一杯ですが、それが自分を労る癒やしの一杯に繋がると考えたら、素敵な1日の始まりを迎えられそうですよね。

実際に白湯習慣を続けると、体が温まり、調子がいいと感じている方が多いようでした。これからますます寒くなっていく季節。自分を労る気持ちを添えて、白湯習慣を続けてみてはいかがでしょうか。

習慣になってしまえば、続けられます!
中山夏美
中山夏美

山形県出身在住。一児の母。出産を機に2020年に東京からUターン。アウトドアとエンタメを得意とするライター。雑誌やWEBメディアに携わる。

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