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「マスク生活」の良かったところは?飛沫防止、乾燥対策、すっぴん隠し…意外とありました

新型コロナウイルスの感染法上の位置づけが、もうすぐ季節性インフルエンザなどと同等の“5類”に引き下げられることになります。2020年春から3年に及んだマスク生活にも、変化が訪れそうです。今回は、マスク生活について調査した結果をご紹介します。

『kufura』では、子どものいる20~50代の男女189人を対象に「マスクの着用で良かったこと」などについてアンケートを実施しました。(調査期間:2023年1月25日~1月31日)

マスク生活で良かったことは?

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すでに3年が経ったマスク生活。マスクをしていて良かった点について聞いたところ、下記の結果になりました。

第1位:飛沫防止になっていた・・・102票(54.0%)

第2位:防寒対策、乾燥対策になっていた・・・95票(50.3%)

第3位:口元を隠せるのがよかった(口臭、歯並びなど)・・・87票(46.0%)

第4位:メイクをしなくていい、メイクを手抜きできた・・・83票(43.9%)

第5位:良かったことなどない・・・24票(12.7%)

第6位:その他・・・4票(2.1%)

(※複数回答で調査)

半数以上の人が選んだ1位は「飛沫防止になっていた」でした。咳やくしゃみの飛沫の飛散を防いでくれること、体内への侵入を抑制する効果を感じている人が多いようです。風邪をひきにくくなったという意見もありました。

冬の寒い季節は、2位の「防寒対策、乾燥対策になっていた」というのもメリットのひとつ。筆者も、自転車での子どもの送迎時などは大きめのマスクで予防と防寒を兼ねています。また、マスクでの肌荒れに悩む人がいる一方で、保湿効果を感じている人もいるようです。

3位は「口元を隠せるのがよかった」。歯並び、口臭など、日常会話において気になるポイントをマスクで隠せるのは、コミュニケーションの役に立っていたのかもしれません。

4位は「メイクをしなくていい、メイクを手抜きできた」でした。リップやチークを使うことが減ったという声もよく耳にするのではないでしょうか。コメントの中には、「顔を隠せる安心感がなくなってしまう」(49歳女性/その他)といったマスクを外したときの不安の声もありました。

なお、今回の調査は子どものいる20~50代の男女が対象でしたので、この結果から多くの女性が「メイクをしなくていい、メイクを手抜きできた」ことが良かったと思っていると読み取れます。

自宅にあるマスクのストックは「100枚弱」が平均的?

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花粉症や風邪対策などもありマスク生活はもう少し続きそうです。もとから花粉症の人はマスクをストックする傾向にありましたが、コロナ禍を経てストック数も増えているようです。みなさんの自宅にあるマスクのストックについても聞いてみました。

0~10枚未満・・・6票(3.2%)

10~50枚未満・・・56票(29.6%)

50~100枚未満・・・64票(33.9%)

100枚以上・・・55票(29.1%)

数えきれないほどある・・・8票(4.2%)

ほぼ毎日使用するアイテムということもあり、「10~50枚未満」「50~100枚未満」「100枚以上」が、それぞれ約3割ずつと、みなさんしっかりとマスクのストックをしていることが伺えます。今では巷に溢れているマスクですが、2020年春のマスク不足の記憶があるので、ストックを欠かさないようにしているのかもしれませんね。

マスクは、今やファッションの一部にもなっており、カラーマスクなど気に入ったデザインのものを多数ストックしている人も多いのではないでしょうか。

布マスク、ユニクロマスク、KF94マスク、バイカラーマスク、小顔マスク……この3年でマスクの流行も変わりました。

思えばこの3年、私たちの生活においてマスクは欠かせないものとなりました。在宅勤務の実施により、メイクの手抜きを覚えてしまった筆者などは、いざこれから外すとなると「面倒くさい……」という気持ちも少なからずあります。春は花粉症も気になる時期なので、そんなに簡単にはマスクを手放せないという現実的問題も。

欧米に比べてマスク着用率の高い日本において、一斉にマスクを外すのは『北風と太陽』のごとく、花粉も落ち着いたポカポカ陽気になる頃かもしれませんね。

ナカムラミカ
ナカムラミカ

エディター/ライター。大学在学時からライターとして活動、気付けばもうすぐフリーライター歴20年。webサイトや書籍の編集・ライティングなどを担当。料理と暮らしまわりの手仕事が趣味。根っからのインドア派だが、3児の母となりアウトドアの楽しさにも目覚めたところ。

 

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