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新型コロナが5類に…「春になったらマスクを外す?外さない?」みんなの意見を聞いてみた

新型コロナウイルス感染症の国内発生から3年がたちます。今春、新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが、季節性インフルエンザなどと同等の“5類”に引き下げられることになりました。マスクの着用についても、個人の判断にゆだねる形が基本になるようです。

そこで今回『kufura』では、子どものいる20~50代の男女189人を対象に「新型コロナが5類になったときのマスクの着用」についてアンケートを実施しました。(調査期間:2023年1月25日~31日)

個人判断になる「マスクの着用」どう思いますか?

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まず、もうすぐ新型コロナが“5類”となり、マスクの着用については個人の判断となることについてどう思うかを聞きました。

不安・・・108票(57.1%)

嬉しい・・・51票(27.0%)

何も感じない・・・22票(11.6%)

断固反対・・・7票(3.7%)

その他・・・1票(0.5%)

最も多かった回答は「不安」で、約6割の人が選択しています。「嬉しい」と答えた人は、半分の約3割という結果に。それぞれの具体的な理由についてもご紹介します。

「不安」と回答した人の意見

「年老いた母がいるので、心配」(50歳男性/研究・開発・技術者)

「以前のような日常を取り戻したい気持ちはあるけれど、感染リスクを考えるとまだ何とも言えない」(54歳女性/主婦)

「特効薬がないので不安が残る」(56歳女性/営業・販売)

「現状は何も変わっていないのに5類に変わることによって対策がおろそかになるのが懸念される。医療関係者の負担がさらに増えていくのが不安」(43歳女性/主婦)

「しばらくは基本マスクありで暮らすと思います。この習慣をまた元に戻すには時間かかりそう」(50歳男性/会社経営・役員)

現在も身近で感染者がでていることや、高齢者や基礎疾患のある家族と同居していること、特効薬がないことなど、さまざまな理由から不安を感じている人が多いようです。外したい気持ちもありつつ、まだまだ心配な気持ちのほうが大きいことが伝わってきます。

「嬉しい」と回答した人の意見

「肌が痒くなり早く外したかった」(40歳女性/主婦)

「顔の形に合うマスクがなくて不快なので、マスクしなくても店に入れるようになってほしい」(56歳女性/主婦)

「メガネが曇るので困っていたのでマスクしなくても良くなると嬉しい」(26歳女性/その他)

「子どもがマスクを嫌がるので大変だった」(35歳女性/主婦)

息苦しさや、マスクによる肌荒れなどに悩んでいた人からは、外せることが嬉しいという声が寄せられました。しかし、実際にすぐ外すという訳ではないようで「自分は外したいが、まずは感染状況と周りの対応を見て判断したい」などの意見も多く見られ、周囲の状況を見ながらと考えている人が多い印象でした。

「何も感じない」を選んだ人からは、「マスクをするのが当たり前なので、5類になっても自分がしたいようにすると思う」(28歳女性/主婦)、「花粉の時期でもありますし、外さないです! マスクしてて風邪もひきにくくなりました」(38歳女性/契約社員・派遣社員)のように、新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけに関わらず、マスクの着用は自己判断といった声がありました。

「断固反対」を選んだ人からは、「5類になったからといっても重症になることもあるので不安でしかない」(42歳女性/パート・アルバイト)、「自分だけマスクをしても、家族がマスクをしなければ家の中でも自分はマスクをしなくてはいけなくなり不安」(56歳女性/主婦)など、収束していないなかでのマスクなし生活に大きな不安を感じるという葛藤が伝わってきました。

「5類」になったら、すぐにマスクを外しますか?

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政府は先日、マスクの着用について3月13日からは個人の判断に委ねるという方針を示しました。kufuraではこれに先んじて、「5類になったらすぐにマスクを外すか」を聞いたところ、以下のような結果に。

外す・・・24票(12.7%)

外さない・・・82票(43.4%)

周りの様子を見る・・・63票(33.3%)

気温次第で外す・・・20票(10.6%)

「外す」と回答した人は約1割にとどまり、半数近くが「外さない」予定であることが分かりました。「周りの様子を見る」「気温次第で外す」を合わせると、9割近くの人が“5類”になってもマスク着用で様子をみる考えのようです。

「風邪もひかなくなって良いことが多いので関係なくマスクはし続ける」(45歳女性/その他)、「マスク生活になれてきていたので、マスクを外した顔に違和感を感じそう」(27歳女性/主婦)などの意見もあり、個人の判断となった場合でも、しばらくはマスク生活が続くことが予想される結果となりました。

春以降、学校・集団生活を送る子どものマスク着用は?

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アンケートでは、春以降の子どものマスク着用についても聞いています。

着用させる・・・53票(28.0%)

着用させない・・・9票(4.8%)

状況に応じて着用・・・88票(46.6%)

子どもの意思にゆだねる・・・33票(17.5%)

その他・・・6票(3.2%)

「状況に応じて着用」が最も多く、次いで「着用させる」「子どもの意思にゆだねる」となりました。コロナ禍、給食の黙食やマスク着用での歌唱など、多くの規制のなかで学校生活を送る子どもたちに、以前のような学校生活を送ってもらいたいと思う反面、まだ不安もあるため状況をみながら判断すると考える人が多いようです。

“5類”への移行は5月8日からとされています。

アンケートでは、マスク着用の有無のどちらも強要されないことを希望する声が多くありました。早く新型コロナウイルス感染症の流行が去って、マスクをしないでも普通に生活できる日が戻ってくることを願います。

ナカムラミカ
ナカムラミカ

エディター/ライター。大学在学時からライターとして活動、気付けばもうすぐフリーライター歴20年。webサイトや書籍の編集・ライティングなどを担当。料理と暮らしまわりの手仕事が趣味。根っからのインドア派だが、3児の母となりアウトドアの楽しさにも目覚めたところ。

 

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