スポーツで有利なことがある
null「野球で左打席に立つと、凄いやつと思われる」(49歳男性/その他)
「野球部で左のワンポイントで重宝された」(46歳男性/研究・開発)
「卓球で、左利きだと有利な気がする」(50歳女性/総務・人事・事務)
「バドミントンで両方で打てること」(33歳男性/その他)
野球で左打席は右打席より一塁ベースに近いため、左打ちは有利だといわれています。また、王貞治さんら左の大打者のそうそうたるメンバーの威光もあって、左打者というだけで相手ピッチャーにプレッシャーを与えることができるかもしれません。
両手を使える
null「子どものころに母親から修正されて、右手で鉛筆も箸も使えている」(70歳男性/その他)
「字を書くときに、消しゴムと鉛筆をそれぞれ持って使える」(64歳男性/その他)
「右手を怪我した時、影響が少なかった」(39歳男性/その他)
生まれつき左利きの人は、小さいころに右利きに矯正されて、結果的に両利きになるケースもあります。左利きを矯正すべきか否かは議論が分かれるところですが、両手を自由に使いこなせるのは何かと便利そうですよね。
左利きの話題で会話がはずむ
null「珍しいのでお客様と仕事をするときは話題になる」(32歳男性/その他)
「左利きの人と、エピソードで盛り上がること」(47歳女性/その他)
冒頭でもお伝えしたように、左利きの人口は1割ほど。それもあってか、特に初対面のときなど話題になりやすいようです。
ちなみに、コメントのなかでも左利き同士会話が盛り上がる、とありましたが、筆者の身内(左利き)は、テレビを観ているときなど「あ、この人、左利き!」と鋭く見つけることが多く、“仲間”を発見するとうれしそうです。
その他、こんなメリットも…
null「縦書きで字を書くとき擦れない」(30歳女性/専門職)
「並んで歩く時、人の右側に立ちたいのですが、左利きだと利き手が人側にあるので手を繋ぎやすい」(27歳女性/その他)
「亡くなった父親とおなじだということを感じられるとき、ちょっと嬉しいです」(51歳女性/研究・開発)
逆に、横書きでは自分の手で文字が隠れてしまうというデメリットもありますが、前述の通り、左利きは両利きの人もいるので、状況に応じてスイッチすれば無敵ですね。
以上、「左利きでよかった~と思えたエピソード」をご紹介しました。多数派の右利きとはいろいろ感じ方が異なるのが、なかなか興味深いですね。8月13日は左利きの日。みなさんの身近にいる左利きさんにも、あるあるエピソードを尋ねてみては?
成人までの人生を受験勉強にささげた結果、東京大学文学部卒業。その後なぜか弁護士になりたくて司法試験に挑戦するも、合格に至らないまま撤退。紆余曲折の末、2010年よりフリーライターの看板を掲げています。