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【こたつ調査】置いてる人は何割?アリ派のこたつ愛がスゴイ!ナシ派の置けない事情とは

日本の冬の風物詩ともいえるこたつ。一度入ると抜けられない魅力があり、家族団らんにもぴったりのアイテムですよね。また、近年は、コロナ禍でおうち時間が増加していることもあり、こたつに再び注目が集まっているようです。
今回は20代~50代の既婚女性221人を対象に、“家庭でのこたつの事情”についてアンケート調査を実施しました。こたつを使っている人の割合や、使用者のリアルな声をご紹介します。

部屋にこたつを置いていますか?

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まず、部屋にこたつを置いているかどうか尋ねたところ、結果は以下のように。

置いている・・・69票(31.2%)

置いていない・・・152票(68.8%)

家にこたつがある人の割合はおよそ3割。かつては寒い時期の必需品だったこたつですが、今は使っていない家庭のほうが多いのですね。

ユーザーに聞く「部屋にこたつがあるメリット」

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今回のアンケートによれば、こたつの利用者は少数派ですが、令和の時代になっても、その魅力が失われたわけではありません。「こたつを部屋に置いている」と回答した人たちに、使用感を尋ねたところ、「こたつLOVE」なコメントが続々と寄せられました!

とにかく暖かい!

「寒い新潟の冬でもコタツにさえ入っていれば暖かいので、なくてはならないです」(33歳/主婦)

「底冷えする日にはこたつがないと耐えられません。あったかいと子どもの機嫌もとりあえずよくなります」(42歳/その他)

「末端冷え性なので部屋に暖房をたいても足先が氷のように冷たかったが、それがなくなり快適」(45歳/主婦)

「エアコンで肌が乾燥するので、こたつのみで過ごすことが多いです。暖かいけど顔は乾燥しないので、欠かせません」(31歳/主婦)

「見た目から部屋を温かくできる所が良いなと感じます。帰宅してこたつを目にする度にほっとします」(41歳/その他)

特に、冷え性で悩んでいる人にとって、足元を効率的に温められるこたつは天国! また、エアコンより乾燥しにくい点や、ビジュアル的にも温かみを感じられる点にメリットを見出す声もありました。

節約効果がある

「かなり快適でエアコンや灯油ストーブの節約にもなります」(32歳/主婦)

「ファンヒーターの温風をコタツに取り込んでいるので、暖房費が安くなっていると思う」(51歳/総務・人事・事務)

「こたつは今の灯油高騰で大活躍です。寒さも気にならないほどです」(50歳/主婦)

お住まいの地域や住環境にもよりますが、こたつだけで十分、室内が温まるので節約になるとの声も。冬の光熱費に頭を悩ませている人は、こたつを取り入れてみるのもありかもしれません。

家族団らんにもぴったり

「寒いので自然と家族が集まり、鍋が増えます」(49歳/主婦)

「家族揃ってこたつに入ると自然と会話も増えて、体も心もぽかぽか温まる感じがします」(51歳/主婦)

「家族が一堂に会し、コタツに潜っていろんな話をしたり動画を見たりと楽しめるし良いことしかない」(57歳/主婦)

こたつといえば、家族団らん。ほっこり幸せそうな光景が目に浮かぶようですね。

こたつでのこんな過ごし方が至福…

「こたつにすっぽり入り込んでテレビを見ながらうとうとするのが気持ちいい」(53歳/金融関係)

「こたつに入ってみかんを食べてゲームをするのがサイコー」(36歳/主婦)

「ダイニングテーブルがこたつになっていて、食事以外にも普段のデスクワークや子供の勉強でも長時間座っていても疲れないし快適に過ごせます」(49歳/主婦)

こたつに入ったままうたたねするのは体によくないともいわれますが、思わず寝落ちしちゃうほど気持ちいいということですよね。こたつを持っていない筆者としては、ぬくぬく感が伝わってくるコメントの数々に羨望の念を禁じえません……。

こたつを部屋に置かない理由は?

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逆に、「部屋にこたつを置いていない」と回答した人たちにも、その理由を尋ねてみたところ、“置かない”というより、こたつを“置けない”さまざまな事情が垣間見えました。

置くスペースがないから、洋室だから

「部屋の間取りや広さから置くことが出来ない。広い部屋があれば置きたい」(53歳/公務員)

「部屋が狭くなると、夫が反対するから置けない」(35歳/その他)

「部屋の雰囲気にこたつが合わないし、こたつの収納場所がないため」(39歳/主婦)

こたつを置かない(置けない)理由としてまず多かったのは、住環境。スペース的に置くのが難しかったり、洋室にそぐわなかったりで、本当は置きたいけれど断念している人は少なくないようです。

掃除などが面倒だから

「置きたいがペットの毛がついて掃除が大変なので置けない」(33歳/その他)

「寒がりなので置きたいが、きれい好きなので掃除がしにくくなるから置きたくない。毎日揺れ動く」(45歳/主婦)

「本当は置きたいが、子供が小さく、食べ物をぼろぼろ落としたりして、こたつカバーを汚すから置けない」(42歳/総務・人事・事務)

こたつが掃除のじゃまになることや、カバーなどの洗濯がネックだと感じている人も。こたつがあればQOLが上がりそうですが、その分、手間も増えると考えるとなかなか難しいところです。

動けなくなったり、寝てしまったりするから

「こたつを置いてしまうと、子供がこたつの中で寝てしまい、風邪をひいてしまったことがあるから」(45歳/主婦)

「本当は置きたいが、生活が堕落する可能性があると思い、留まっている」(48歳/総務・人事・事務)

「こたつを置くと、私も夫も娘もこたつ魔人になって動かなくなるから」(56歳/主婦)

筆者がこたつを忌避する理由もまさしくこれ! ただでさえ不精者なのに、こたつがあればますますダメ人間化が加速するのは容易に想像できるので、毎年、この時期は誘惑に負けそうになるのを必死にこらえています。

こたつの必要性を感じないから

ここまでは、“本当は置きたいけど置けない”理由を中心に紹介してきましたが、そもそもこたつの必要性を感じないとの声もありました。

「家に床暖房がついているからこたつはいらない」(37歳/その他)

「真冬でもエアコンで済むから」(40歳/主婦)

「小さい時から家にこたつがなかったので、欲しいと思わない」(32歳/主婦)

たしかに、こたつ以外に性能のいい暖房器具はたくさんあるので、防寒という目的だけに着目すれば、敢えてこたつに頼らなくてもいい、との声にも納得できますよね。

 

以上、令和のこたつ事情をご紹介しましたがいかがでしたか? こたつを導入するかしないかお悩み中の人は、みなさんの声をぜひご参考にしてみてくださいね。

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