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私たち、大河ドラマ「光る君へ」にドはまり中!みんなの「推しキャラ」とドラマ愛を聞いてみた

現在放送中のNHK大河ドラマ『光る君へ』。大河といえば戦国時代が多い中、あえての平安時代を取り上げるというチャレンジングな作品に。戦がメインのストーリーではなく、紫式部と藤原道長の関係が中心になっています。

もうすぐ放送開始後半年経ちますが、ネットや女性の反応は上々。

kufura編集部界隈でも、熱く語るファンが多く見られます。そこで、これまでの放送を観て「推しキャラ」は誰か、ドラマについてどう思っているかを調査しました。

あなたの「推し」キャラは誰!?

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kufuraでは大河ドラマ『光る君へ』視聴男女105人にアンケート調査を実施、ドラマ内で推しているキャラクターをたずねました。すると……圧倒的に主人公・まひろ(吉高由里子)が1位に!

<『光る君へ』で推しているキャラクターランキング>

1位 まひろ/紫式部(吉高由里子)……46%
2位 藤原道長(柄本佑)……14%
3位 藤原為時(岸谷五朗)……5.1%
3位 ききょう/清少納言(ファーストサマーウイカ)……5.1%
3位 藤原実資(秋山竜次)……5.1%

以下、6位に源倫子(黒木華)、7位に藤原詮子(吉田羊)と小麻呂(猫)、9位に藤原公任(町田啓太)、藤原宣孝(佐々木蔵之介)、花山天皇(本郷奏多)がランクインしていました。このアンケート調査は5月中に実施したため、まだ周明(松下洸平)が出ていない時期でランキングには入ってきませんでしたが、今後のストーリー展開次第では上位に入ってくる可能性も!?

1位はまひろ(吉高由里子)、なおアンケート調査中は周明(松下洸平)はまだ登場していなかったのでランクインを逃しました。
藤原道長演じる柄本佑の骨格が美しいと話題に。
ロバート秋山が演じる藤原実資が、だんだん好きになってきたという人も。

ファーストサマーウイカさんが演じるききょう/清少納言が堂々の3位。当初ウイカさんが演じると聞いて「どうなるんだろう?」と思っていた方も多かったようですが、とても印象的な清少納言を演じました。

「ファーストサマーウイカさんがどんな方なのかよく知らなかったのですが、素晴らしい演技をされる女優さんだと思いました」(49歳女性・その他)

ちなみにkufura編集長サトウも熱烈な『光る君へ』視聴者のひとりで、ランクインした藤原道長(柄本佑)と源倫子(黒木華)を推しています。

「今の“推し”は、藤原道長(柄本佑)と源倫子(黒木華)、ですね。道長の、少年時代から現在に至るまでの成長ぶり! のほほんとして気のいい三男だった頃から、まひろとの色々や、直秀(毎熊克哉)の遺体を葬ったあたりからの覚悟の決まり方、左大臣になってからの差配の貫禄にもほれぼれします。さらに初恋のまひろを想うときの無言の仕草の色っぽさ! 柄本佑という俳優は、いつからあんなに色気があったのだろうか……。今後、道長が闇堕ちするのか否か……歴史に詳しくないのを幸いに、史実を調べたりせず、物語の先を楽しみに1年完走する所存です。

そして、黒木華演じる妻の倫子! 上品な微笑みの裏で、巧みに色々なことをコントロールしている賢さが恐ろしい。セリフの一つ一つに裏があるようで、出てくる度にひえーっとなってます。いつ道長とまひろの“ソウルメイト”の絆に気づくのか、そして気づいた後どう振る舞うのか……大石先生の描く壮大な少女漫画的展開に、1年楽しませていただきます」(kufura編集長・サトウ)

柄本佑さんの存在感については他にも「今まで全然カッコいいと思っていなかったのに、道長を演じてからはもうカッコよくてうっとりします」(53歳女性・藤原道長(柄本佑)推し・会社員)、「演技力がすごいと思った」(46歳男性・会社員)という声もありました。

そのほか、意外と人気の為時には「まじめに学問に励む姿がいい」(51歳女性・藤原為時(岸谷五朗)推し・書籍編集長)と応援する意見が。

今回のランキングベスト5には入っていませんでしたが、一条天皇(塩野瑛久)を推している人も。

「一条天皇推しです! あの顔立ちの美しさ、定子が好きすぎて恋愛感情に流されてしまうところがたまりません。いろんな恋愛関係が見られる『光る君へ』はまるで『ビバリーヒルズ高校白書』のよう。王道の少女漫画ドラマだと思います」(53歳女性・一条天皇(塩野瑛久)推し・某少女漫画雑誌編集長)

定子(高畑充希)を慰めるためにききょう/清少納言(ファーストサマーウイカ)が『枕草子』を書き始めたという背景に、思わずホロリ……。

みんなの「光る君へ」の感想は?

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これまでとはちょっと異なる大河ドラマ『光る君へ』ですが、戦いがないのがよい、雅な世界がいい、人間関係がおもしろいと受け入れられているようです。

「女性向けの大河という感じで大きな争いごともない感じがいい」(42歳女性・源倫子(黒木華)推し・主婦)

「正直、武士が主役の作品より面白く無いのではと不安だったが、人間の内面の良いところも悪いところも深く掘り下げて描写されていてクセになる」(36歳男性・花山天皇(本郷奏多)推し・学生・フリーター)

「いつも大河ドラマは戦いが多くて飽きてしまうが、『光る君へ』は人間模様がベースなので見ていられる」(28歳女性・藤原実資(秋山竜次)推し・主婦)

「大学生の息子がハマっていて、史実とはかけ離れているであろう部分もあるが、ドラマとしては面白い。またその年代のドラマは殆どなく、着ているもの、セットなどを観るのも楽しいと言っているので、ついつい見てしまう」(51歳女性・安倍晴明(ユースケ・サンタマリア)推し・主婦)

「漫画の『あさきゆめみし』を読んでいたので、平安時代には親近感があります。ドラマの中で源氏物語のエピソードにつながるシーンが出てくると、こうきたか~とニヤニヤしてしまいます」(50歳女性・直秀(毎熊克哉)推し・その他)

「平安時代の宮中の藤原家同士での覇権争いが実話に近い形で描かれているので面白い。今後紫式部が宮中に仕え、その中で源氏物語とは別にどのような活躍をするのかが楽しみ」(77歳男性・まひろ/紫式部(吉高由里子)推し・その他)

「オープニングテーマの反田恭平さんのピアノが情熱的で、あの曲を聴いた瞬間に平安の世界に一気に誘われてしまいます。触れそうで触れない指先の映像もまひろと道長の関係を象徴しているようで、毎週冒頭からしっかり堪能しています。衣装もとても美しい」(68歳女性・小麻呂(猫)推し・金融関係)

音楽によるドラマの世界観の描写、新たに知る平安時代、今にも通じる女性が抱える悩みへの共感などを含む総合的なアプローチもしっかり届いているようです。

とはいえ、歴代の大河ファンからはこんな意見も。

「NHK大河だからなんとなく見てる」(59歳男性・まひろ/紫式部(吉高由里子)推し・その他)

『光る君へ』ファンというより、大河ドラマという枠のファンも一定数いるようでした。

人気の高い小麻呂(猫)ちゃん。登場が待たれています。

ここでまたまたkufura編集長・サトウの感想もご紹介します。

「大河はほぼ毎年見始めるのですが、年末まで完走するのは、実は半分くらい。正直今年は、途中で離脱するだろうなあ、と思っていたのですが、なんと予想に反してハマってます!

大石静さんの脚本の素晴らしさはもちろん、冬野ユミさんが手がける音楽がまた素晴らしく。

華やかなピアノが際立つメインテーマ曲や、印象的なギターソロ、サックスやベース・ドラムを使ったジャズのニュアンスを感じる楽曲など、型にはまらない幅の広さが物語のシーンとあいまって、番組を見る楽しみのひとつになっています。

“この場面でこの音楽か!”と感心することがしばしば。

また先月放送の“春はあけぼの”と書き始める、『枕草子』誕生の歴史的な場面。清少納言を演じるファーストサマーウイカさんが、なんと吹き替えなしで直筆で撮影されたそう。演者の方のそういう裏話が知れるのも、現代ならではのドラマの楽しみ方ですよね。

合戦のない“カルチャー系大河”、年末までドキドキと楽しませていただきます」(kufura編集長・サトウ)

物語はどんどん進み、この先紫式部が『源氏物語』をどのように書き始めるのか、藤原道長がどのように頂点を極めるのか、ふたりの関係はどうなるのか目が離せません。未見の方は、今から後半戦を楽しむのもアリですよ!

ラブシーンが多い大河にドキッ! まひろと道長の行く末は?

大河ドラマ『光る君へ』

NHK 毎週日曜夜20時00分~
脚本:大石静 音楽:冬野ユミ 制作統括:内田ゆき 演出:中島由貴、佐々木善春ほか 
出演:吉高由里子、柄本佑、黒木華、吉田羊、高畑充希、町田啓太、ファーストサマーウイカ、秋山竜次、塩野瑛久、渡辺大知、三浦翔平、高杉真宙、竜星涼、上地雄輔、瀧内公美、金田哲、ユースケ・サンタマリア、佐々木蔵之介、岸谷五朗ほか

NHK

写真提供:NHK

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