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大好きだったのは昔の話!?「推し活をやめた瞬間」とその理由を調査

アイドルや声優から二次元のキャラクターまで、いまや「推し」の対象は無限大。「推し活」(=推しを応援する活動)や「推し変」(=推しを別のメンバーに変えること)などの造語もだいぶ身近な言葉になっています。

ですが、推しの存在が生きがいやモチベーションになっているという声の一方で、推し活をやめる選択をする人も。そこで今回『kufura』では、アンケート調査を実施し、「これまでに推し活をやめた経験がある」と答えた女性101人にその理由を聞きました。寄せられた回答を、理由別にご紹介します。

トラブルに発展した人も!?「金銭的な理由」

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グッズの収集やライブのチケット代など、意外とかさんでいく出費。推しとお財布事情を天秤にかけた末、推し活を断念した……というコメントが多数集まりました。

「推しが増えて出費が増えすぎた」25歳/コンピュータ関連)

「韓流スターに入れ込み、30万円以上使ってしまった。そのうえ借金までして家族に迷惑をかけてしまった」56歳/主婦)

「お金が足らなくなり断念」27歳/主婦)

「専業主婦なので使えるお金に限度があった」39歳/主婦)

お金にまつわるコメントは、どれもリアルなものばかり。筆者も、特典につられて特装版を買ったり、ライブ終わりに「感動の御礼代」としてグッズを追加で購入したりして、カードの請求額に震え上がることがしばしばあります……。買いすぎないよう、気をつけなくては!

仕方ないことだけど…「解散や活動休止、メンバーの卒業」

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引退や卒業など、活動形態の変化がきっかけで推し活にピリオドを打つ人も。

「安室奈美恵さん。引退してしまったから推し活ができなくなった」37歳/主婦)

「活動が下火になり、ライブが開催されなくなったため」36歳/主婦)

「推していたアイドルが活動休止になってしまった」35歳/総務・人事・事務)

「推しが卒業してグループの人員が入れ替わったから」41歳/総務・人事・事務)

推しの解散や活動停止のお知らせってショッキングですよね。以前、推しのグループの解散を仕事中に知った職場の先輩がデスクで放心状態に。かける言葉が見当たりませんでした……ぽっかりと空いた心の穴が埋まるのには、時間がかかりそうです。

勝手に幻滅?「推しへのイメージが変わってしまった」

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不祥事の報道や活動の方向性の変化で心が離れ、推し活をやめるケースも。

「ゴシップ続きで失望。大好きから大嫌いに」38歳/その他)

「キャラクターのデザインが変わり、可愛さがなくなったから」40歳/学生・フリーター)

「不祥事や熱愛報道が出たから」21歳/学生・フリーター)

「自分の理想像とかけ離れていったので推すのをやめてしまった」15歳/学生・フリーター)

ゴシップの報道や世界観の変化といった理想像との乖離が原因で、推しへの熱が冷めてしまったという人。朗報はいくらあっても大歓迎、だけど悲報は無いに越したことはありません……。熱愛報道も、人によっては推しから離れる理由になるようです。

趣味が移り変わるのは自然なこと!「他に好きなものができた」

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さらなる好きが見つかり、新しい推し活へ移ったというエピソードも寄せられました。

「好きなアニメがあったが、それ以上に好きなアーティストができた」(16歳/学生・フリーター)

「恋人ができて、自然と推しから心が離れました」(46歳/主婦)

「グループが人気になりすぎてなんだか冷めた。同時期に他に推しができた」(46歳/営業・販売)

推しの対象が変化していくのも、また自然なこと。推す気持ちや情熱に、優劣も甲乙もありません。夢中になれるモノやコトがある人って、自然と輝いて見えますよね!

「自分自身の生活の変化」をきっかけに離れた人も

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自身のライフステージの変化に伴い、推しへの考え方や距離が変わったという意見も。

「結婚してから家族にお金を使うようになったため」38歳/主婦)

「アニメキャラクターのぬいぐるみを集めていたが、出産を控え節約のためにやめました」31歳/主婦)

「亡くなった友達が好きだったアーティストがいて、その友達が生きている時にはライブに必ず一緒に行っていましたが、その友達と一緒に行ける事がもうないのでやめました」39歳/金融関係)

「バンドのメンバーが2人抜けて、その時期に自分も出産。自然と疎遠に」45歳/営業・販売)

出産や結婚、友人関係が理由となって「推し活」を改めるターニングポイントを迎えた人もいました。

 

アンケートの結果、悲喜交々なコメントが集まりました。金銭的な問題や幻滅といった悲しい別れが目立ちましたが、中には新たな推しとの出会いや人生の門出を機に、といった前向きな理由も!

例え「推し活」は終わっても、大事な思い出としてずっと心に残るはず。「あんなこともあったなあ」と生涯の宝物にしていけたら良いですよね。

三上 六花
三上 六花

三上 六花(みかみ ろっか)。ライター。

美容ジャーナリストのアシスタントを経て独立。持ち前の旺盛な好奇心をアンテナに美容ワールドを探索中。

映画と漫画をこよなく愛し、帰宅後は隙あらば即エンタメタイムの多趣味人。週に15番組ほど聴く、生粋のラジオリスナー。

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