懐かしい装丁…怪人二十面相と少年探偵団にもう一度ハマります!
null小学生のころ、図書室の一角にあったポプラ社の「少年探偵」シリーズ。探偵小説の礎を築いた小説家・江戸川乱歩が少年少女向けに書いたもので、学校の図書室で読んだ方、見かけたも多いのではないでしょうか。
幼い頃から本の虫だった小学生のわたしが、図書室の隅にずらりと並んでいた古めかしいこのシリーズを最初に手にとったのは小学校5年生のとき。ミステリー作品が大好きになったきっかけともいえる作品です。
「少年探偵」シリーズはいくつか種類があるのですが、選んだのは江戸川乱歩『ポプラ文庫クラシック 江戸川乱歩・少年探偵シリーズ』(全26巻/ポプラ社・2009年)。残念ながら絶版となっているので在庫限りではあるのですが、まだまだAmazonなどで1冊600円前後で手に入れることができます。
ポプラ文庫クラシックシリーズは、なんといっても当時の装丁や挿絵を復刻しているところがイイ! わたしが小学生のときにすでに時代を感じた、1964年刊行開始当時の装丁や挿絵を楽しむことができるんです。
文庫なので、ソファに寝っ転がりながら、お茶とお菓子を片手に読むつもり満々。懐かしさで手に取ったものの、考えてみると内容はあまり覚えていないので(笑)、きっと新たな発見や面白さもあるはず。
読みながら自然に寝落ちしちゃう午後もいいな〜、なんて思っているのですが、久しぶりの「少年探偵」シリーズ、一気読みしちゃいそうです!