100均の園芸コーナーはしょっちゅうチェックしていますが、専用の土はいままで見たことなかったんです!
多肉植物は、葉や茎に水をたくさん蓄えているので毎日水やりしなくても枯れません。 育児に仕事に忙しいkufuraの読者の皆さんにおススメなので、私流ではありますが、100均アイテムで作れるちっちゃ可愛い寄せ植えをご紹介します。
土&基本の道具4つが100均で手に入る!
null「サボテン・多肉植物の土」と水差しはセリアで、ピンセット・眉毛用のハサミ(普通のハサミでも可)・土入れはダイソーでゲット。同じアイテムであれば、どこの100均の物でも大丈夫です。
私の場合、小さい寄せ植えを作るときはダイソーの工具売り場のピンセットがお気に入り。スコップよりも、土入れ(使うのは小サイズ)の方が狭い場所に土を入れられて使いやすいです。
おもちゃも鉢になる!寄せ植えアイテムを探すお楽しみ
null小さい寄せ植え用の鉢を探すのは、実は園芸コーナーにあらず。園芸用の鉢だと大きすぎるので、 お店をうろうろして排水用の穴をあければ鉢になりそうなアイテムを探します。
ベビーカーを鉢にするのは、多肉の先生と崇めているYouTuberさんのアイディア。 私もやってみたくてセリアでゲットしました。ダイソーで見つけたバスタブは、 付属のブラシやあひるも超キュート! インテリアコーナーでもちょうどいい鉢を見つけました。
穴をあける作業は、くれぐれも気を付けて行ってくださいね!
寄せ植えに使うのは、葉っぱ系&つぶつぶ系の多肉植物
nullバラの花のような形をした「エケベリア」という多肉植物がメジャーですが、今回は手のひらサイズの寄せ植えを作るので「セダム」という種類の小さな多肉をメインにしました。
今の時期は赤やピンクに紅葉したものが手に入るので、カラフルに仕上がります。
苗と鉢をそろえたら、多肉を寄せ植え用にカット
null(1) つぶつぶした多肉や大きめの多肉は、茎が残るようにハサミでカットします。
(2) カットした多肉は頭の可愛い頭の部分だけ使いたいので、もったいないけど下の葉は外してしまいます。
(3) 写真のような ピック状態に整えたら準備OK! 細かい葉っぱ系の多肉は鉢のままで大丈夫。
(4) 土入れを使って鉢に土を入れ、水を回しかけて落ち着かせたら、いよいよ寄せ植えスタート!
上手に作るコツは、植える順番と隣り合う苗の組み合わせ
null(5) 植える順番は大きい苗から。ピンセットで茎をつまんだまま土に挿し、多肉を上からそっと押さえてピンセットだけ土から抜きます。
(6) 同じ多肉が隣同士にならないように均等に配置します。
(7) 先に植えた多肉にぴったりくっつくようにしながら、隙間を小さい多肉で埋めていきます。
(8) 土が見えなくなるまでぎゅうぎゅうに植えましたが、もうひと息!
(9) 仕上げに黄色い葉っぱ系の多肉を飾ります。茎を長めに取って、茎の先が土に触れるように挿しこむと、枯れずに成長してくれます。
(10) 黄色いキラキラが可愛い寄せ植えが完成! ふたつ作って所要時間は1時間程でした。
寄せ植えのやり方は鉢の大きさ次第
null四角いインテリアトレーは先に多肉を均等に配置しましたが、もっと小さい器の場合は、多肉同士の凹凸がぴったり合う場所を探しながら植えていきます。
それでも隙間ができてしまうので、最後に葉っぱ系の多肉で仕上げる手順。
細か~い多肉は、鉢からまとめてごそっと抜き取って、根がついたままブスッと植えちゃいます。
出来上がったら、置き場所と水やりは?
nullお部屋のインテリアとして愛でたいところですが、多肉植物には日光と風が欠かせません。置き場所は、日当たりと風通しがよい屋外がよいです。
夏は直射日光を避けて、冬は外気が0度以下になる時だけは多肉が凍らないように屋内に避難させると安心。
水やりは、寄せ植えした土が乾いて根が生え始める1週間後くらいからスタート。水差しで2回しくらいちょろっとあげて、その後も”土が乾いたら水やり”を繰り返します。
1カ月くらいすると根が張ってくるので、鉢の下から水が流れるくらいたっぷりとあげます。(冬は土が凍らないように注意)
多肉界では「ちまちま寄せ」とも呼ばれるちっちゃ可愛い寄せ植え作りは、私にとって育児やいろんなモヤモヤからちょっと離れる時間。
超自己流の寄せ方の紹介でしたが、100均グッズで気軽に作れるので、誰かの“多肉はじめ”のきっかけになれば嬉しいです。
ライター・駿河真理子
小学生男子2人の育児に翻弄される日常を、趣味の多肉植物に癒してもらう日々。引っ越しを機に持ち物を整理したので、10年間女性週刊誌で培ったミーハー魂で、新たにお迎えする便利グッズをSNSでチェック中です。