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何!? この満たされ感…「チェーン店のモーニング」。ロイホ、スタバにしんぱち食堂など全6店、1日のスタートはお気に入りのこの店で

上の子が小学校にあがった今から16年前。月に数回、自分へのご褒美と気分転換を兼ねて“1人モーニング”をするようになりました。なぜランチではなくモーニングなのか。いちばんの理由は、お店が空いていてゆっくりと過ごせるからです。それにランチをゆっくり過ごしてしまうと、どんどん午後の予定が狂ってしまいますものね。そしてお値段もリーズナブルなものが多いからです。

今、さまざまなお店がモーニングを実施していますが、電車に乗って遠いところに食べに行くことはまずありません。近所か、少し早めに出て仕事前、出先で食べるので、チェーン店ばかり利用しています。今回はお気に入りのチェーン店モーニングをご紹介します。

【ロイヤルホスト】ホテルライクなモーニングが、旅先気分を味わわせてくれる。

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「ロイヤルホストモーニング~コーンのポタージュ・サラダ付~」1,408円(税込) ※ドリンク付きの場合1,716円(税込)

『ロイヤルホスト』のモーニングは、とにかく豪華! 確かにお値段もそれなりにするのですが、ホテルの朝食ばりに内容も見た目も充実しているので、運ばれてきたときちょっと感動するんです。旅先のホテルでの朝食みたいですよね。お財布に余裕があるときに行っています(笑)。

「朝の和定食」858円(税込) ※ドリンク付きの場合1,166円(税込)

“ロイホのモーニング”は和食も捨てがたいんですよね~! 鮭にサラダに目玉焼き、ごはんに味噌汁、お新香と海苔もついて858円。だからいつも洋食にするか和食にするか、すごく悩みます。朝からうれしい悩みですよね(笑)。

【しんぱち食堂】外国人観光客にも人気の“炭火焼干物”のファストフード店

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「朝限定しゃけ定食」594円(税込)、「朝限定インゲン胡麻和え」33円(税込)、「朝限定納豆」33円(税込)

東京、神奈川、大阪、兵庫、京都にある『しんぱち食堂』。一部店舗を除きますが、大体のお店が朝7時から朝食をやっているんです(新宿東南口店など朝4時からオープン!)。

パンにコーヒーの洋食のモーニングも好きですが、やはり日本人。焼き魚にごはん、お味噌汁の朝食って落ち着きませんか。とはいえ朝から自分で作るとなるとなかなかの手間……そこで「ちゃんとした和の朝ごはんが食べたい!」というときは「しんぱち食堂」に自転車を飛ばしています。

独自開発の炭火焼機で焼かれたお魚は、皮までパリパリ! 香ばしくて、おいしいったらありません! こういう焼き加減って家庭では難しいですよね。朝限定は、写真の「しゃけ定食」のほか、「さば文化干し定食」、「いわし定食」、「ぶたばら目玉焼き定食」があります。ぜ~んぶ税込み594円!

お米は高級料亭でも使用されるような良質なお米を使用。写真はごはん半割(55円引きになります)にしたのですが、この量! お漬物も老舗のものを使っており、う~ん、朝から大満足です!

【スターバックスコーヒー】出先でいちばんお世話になることが多いモーニング

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“スタバ”の「サイズアップモーニング」。写真は、対象フードの「あらびきソーセージパティ&スクランブルエッグ イングリッシュマフィン」とスターバックスラテを「グランデ」でオーダー。サイズアップして“ベンティ”サイズになっています。このセットで950円(税込)。

『スターバックスコーヒー』はオープンから11時までの間に、対象ドリンクと対象フードを一緒に購入すると、ドリンクを無料で1サイズアップしてくれる「サイズアップモーニング」というサービスがあります。

対象ドリンクは
ドリップ コーヒー、カフェミスト、スターバックス ラテ、ソイ ラテ、アーモンドミルク ラテ、オーツミルク ラテ、ディカフェ ラテ

対象フードは、
ストロベリー&クランベリー ベーグルサンド、あらびきソーセージパイ、あらびきソーセージパティ&スクランブルエッグ イングリッシュマフィン、シュガードーナツ

“スタバ”のモーニングを利用するのは、もっぱら外で仕事がある日。大抵の駅にあるので、モーニングだけじゃありませんが、駆け込み寺的なありがたい存在です。

【タリーズ】「ヨーグルト&アサイー」が飲みたいときに

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「イングリッシュマフィン ハムエッグ ドリンクセット」690円(税込)〜
※セットドリンクはコーヒー、アイスコーヒー、ティー(オリジナル/水出しアイスティー)

『タリーズコーヒー』のモーニングセットは(オープンから11時半まで)、人気の「たっぷりたまごサンド」や「クロックムッシュのホットサンド」など全6つのフードメニューに好きなドリンクをプラスするシステムです。

“タリーズ”と言ったら、昔から「ロイヤルミルクティー」か「ヨーグルト&アサイー」が好きで、ちょっとお高くなってしまうのですが、春夏は「ヨーグルト&アサイー」、秋冬は「ロイヤルミルクティー」をつけています。
ちなみにセットドリンクは「本日のコーヒー・アイスコーヒー・ティー(オリジナル/水出しアイスティー)」であればお値段そのままですが、「ロイヤルミルクティー」変更はプラス65円、「ヨーグルト&アサイー」への変更はプラス165円になります。

【果実園リーベル】朝からフルーツサンドを食べられる幸せ!

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「Bセット フルーツサンド」1,280円(税込)

フルーツパーラーと言えばいいでしょうか。『果実園リーベル』のモーニングはオープンから11時まで。メニューはフレンチトーストからパンケーキ、フルーツサラダなどいろいろあります。おもしろいのがサイドメニュー。ジュースやドリンクバーにまじって、なぜか“あら汁”があるんです(笑)。

おすすめはやっぱり「フルーツサンド」! 朝から「フルーツサンド」ってやっぱりうれしいですよね。 しかもクリーム&フルーツたっぷりな食パン4~5枚分ものフルーツサンド1,280円! でもこれを食べてしまうと満たされすぎて、お昼が食べられなくなります(笑)。

【デニーズ】朝からがっつり!いきたいときは「デニーズ」

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「おろしハンバーグ朝食」924円(税込) ※納豆かポテトサラダがセレクト可。

『ロイヤルホスト』のモーニングにもハンバーグ膳(1,188円)はありますが、『デニーズ』にもあります。しかも『デニーズ』は、「ミートソース ミニサラダつき」(924円)や、「北海道バターを使用した たらこソース ミニサラダつき」(1,023円)と、朝からパスタも食べられるんです! パンとサラダと卵、ごはんと味噌汁、焼き魚のメニューが多い中、がっつりモーニングを食べられるのがおすすめポイント。

いかがでしたか、充実のチェーン店モーニング。家族が出かけて行ったあと、お財布と携帯と本だけ持ってモーニングに行く……たったそれだけのことなのですが、おなかも心も満たされていい1日のスタートを切ることができます。ぜひ、たまには自分へのご褒美にお外モーニングに行ってみてくださいね!

 

※価格は中田さん利用店の税込価格です

中田ぷう
中田ぷう

編集者・フードジャーナリスト。多くの料理本や暮らしの本、キャンプ本を手がける。自著に子どものごはん作りの闘いを描いた『闘う!母ごはん』、『素晴らしきお菓子缶の世界』(共に光文社)がある。 プライベートでは猫2匹&犬1匹と小学生、大学生の女の子の母。ハワイじゃなくてグアムラバー/スターウォーズマニア/アダム・ドライバーファン。Instagram

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