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「ムーミン」×「帝国ホテル 東京」のコラボレーションアフタヌーンティー、なんて可愛くて美味しいんでしょう!

2025年1月15日(水)~3月16日(日)、『帝国ホテル 東京』では「ムーミンアフタヌーンティー ~ようこそ!ムーミンやしきへ~」を提供中。作家・芸術家のトーベ・ヤンソンさんによる「ムーミン」小説が2025年に出版80周年を迎えます。それを記念したコラボレーション企画の一つで、キャラクターをモチーフにしたデザートやセイボリーを楽しめます。そして可愛いだけではなく、塩味と甘みのバランスの良いアフタヌーンティーは最後までペロリと食べることができる美味しさ。可愛すぎるアフタヌーンティーを詳しくレポートします。

「ムーミン」の世界に没入できる、限定アフタヌーンティー

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「ムーミンアフタヌーンティー ~ようこそ!ムーミンやしきへ~」平日 9,400円、土日祝 9,800円(税サ込)

1945年に『小さなトロールと大きな洪水』が出版され、今年80周年を迎える「ムーミン」。たくさんの個性的な住人がいるムーミン谷で、ドアに鍵をかけないムーミンやしきにちなみ、80周年は「“The door is always open”(ドアは、いつでも開いています)」をテーマに日本やフィンランドでさまざまなイベント・商品が展開されています。

今回はどんな生き物でも受け入れるムーミンやしきのように、さまざまなゲストをお迎えする『帝国ホテル 東京』の理念が共鳴し、コラボレーションが実現。『帝国ホテル 東京』内の「ランデブーラウンジ」「インペリアルラウンジ アクア」の2つのラウンジで、特別なメニューが提供されています。「インペリアルラウンジ アクア」では「ムーミンアフタヌーンティー ~ようこそ!ムーミンやしきへ~」を楽しめます。

窓側の席から見える、美しい東京の街並み。

「インペリアルラウンジ アクア」は本館最上階の17階にあり、眺望も楽しめるのが魅力。大きな窓から皇居を間近に望む絶好のロケーションです。

今回のアフタヌーンティー期間中に展示されている、「ムーミン」小説出版80周年のパネル。

上質な空間ながら、アフタヌーンティー提供期間中は特別な「ムーミン」のデコレーションも! 80周年を記念したパネルや、ムーミンたちのぬいぐるみが飾られていて、入り口からテンションが上がります。

メニューの中は、開けてみてのお楽しみ!

コースターやメニューも「ムーミンアフタヌーンティー」は特別仕様に。コースターは80周年の特別デザインで、メニューは開いた瞬間に「かわいい……!」と声に出してしまうほど、キュートなムーミンたちのイラストで彩られていました。

スナフキンも、リトルミイも。「ムーミン谷のなかまたち」に会えるスイーツ&セイボリー

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デザート4種があしらわれた1段目。

アフタヌーンティーは3段のティースタンドで提供され、1段目はデザート4種。ニョロニョロのギモーヴを添えた「こけもものシュークリーム」、ムーミンのチョコレートがかわいい「ココナッツのロシェ」、スナフキンの帽子に見立てた「ピスタチオのムース」など、「ムーミン」の世界観であふれています!

グレーのチョコレートで、ムーミンの好きな「石ころ集め」を表現。

チョコレートの裏側に隠れるように添えられている「ココナッツのロシェ」は、カリカリ食感のロシェをチョコレートでコーティングした焼き菓子。ムーミンが好きな石ころ集めを表現していて、裏側まで「ムーミン」の世界観が広がっていることに感激してしまいました……!

栗の上品な風味を堪能できる「ミイのモンブラン」。

「ミイのモンブラン」はタマネギ型のおだんご頭がチャームポイントのリトルミイをモチーフにしたスイーツ。和栗のペーストと洋栗をマスカルポーネのクリームと合わせておりなめらかな舌ざわりと栗の芳醇な香りを楽しむことができました。『帝国ホテル 東京』で通常提供している「クラシックモンブラン」とも違った味わいで、このアフタヌーンティーでしか食べられない一品です。

3種のセイボリーがあしらわれた2段目。

2段目はムーミンをかたどったミルクパンがかわいい「小エビのサンドイッチ」、「サーモンのクリームスープ」、「フィンランド風ミートボール」の3種のセイボリー。このアフタヌーンティーは「ムーミンゆかりの地であるフィンランドならではの料理を楽しめるのもポイントで、「サーモンのクリームスープ」はフィンランドの伝統料理「ロヒケイット」をアレンジした冷製クリームスープです。魚介スープ×ビシソワーズは旨みであふれ、上質なスモークサーモンとともに満喫しました。

器もスナフキンが乗っている舟をイメージした「フィンランド風ミートボール」。

「フィンランド風ミートボール」はスナフキンの帽子をイメージしたほうれん草パスタが目を引く一品。その再現度の高さに驚きつつ、パスタの下にはムーミンが森で集めてきた石ころに見立てたミートボールが隠れていました。味付けは別添えのフィンランドらしさあふれる「こけもものジャム」をつけるのもおすすめの食べ方。見た目や味で2度、3度驚きがある、楽しいセイボリーでした。

スイーツ&セイボリー4種があしらわれた3段目。

3段目はクランブルのサクサクがおいしい「ムーミンママのベリーパイ」や、こけもものジャム・はちみつ・クロテッドクリームで楽しむ「スコーン」など、スイーツ&セイボリー4種。「ムーミンママのベリーパイ」はドライクランベリーとドライブルーベリー入りで、「ムーミンママが集めたベリーを入れて、焼いてくれたのかも……」なんて、裏に隠されたストーリーを想像させてくれるスイーツでした。

「ロソッリ」と「ニシンのフライ」。

「ロソッリ」はフィンランドで親しまれているビーツのサラダ。ビーツのほか、りんご、じゃがいも、にんじん、ピクルス入りで、リトルミイのカラーに仕上がっています。そしてチェダーチーズのソースと味わう「ニシンのフライ」は、フィンランドでよく食べられているニシンを使ったセイボリー。あまりのかわいさに撮影に気を取られ、時間がかなり経ってしまった後に食べたのですが、最後までしなしなになることなくザクザクの食感で、『帝国ホテル 東京』の調理技術の高さを感じることができました。

ムーミンママをイメージしたティー「ピックオンニ(Pikku Onni)」。

スイーツ&セイボリーと一緒に楽しむドリンクは20種類以上の紅茶・ハーブティー・コーヒーから好きなものを選択可能。ウェルカムティーとしてフィンランド語で「小さな幸せ」を意味する「ピックオンニ(Pikku Onni)」も味わえます。バラ・キンセンカ・オレンジフラワーのハーブティーにバニラを加えたオリジナルティーは幸せな甘さで、ガーデニングが趣味のムーミンママをイメージしています。

「ランデブーラウンジ」で楽しむ特別スイーツ&モクテルも

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「ムーミン谷のこけももシューアイス」コーヒーまたは紅茶付き、3,800円(税サ込)写真提供:帝国ホテル 東京

本館1階「ランデブーラウンジ」でも、「ムーミンの小説出版80周年を記念した期間限定のコラボレーションメニューを提供しています。「ムーミン谷のこけももシューアイスは「ニョロニョロ」のギモーヴのかわいさとは裏腹に、ラム酒をきかせたカスタードクリームやつるこけもも(クランベリー)のコンポートで大人な味わいに仕上げたシューアイスです。

「ムーミンやしきのウェルカムモクテル」2,500円(税サ込)写真提供:帝国ホテル 東京

ムーミンやしきのウェルカムモクテル」は、赤い屋根×青い円柱状のムーミンやしきをイメージしたノンアルコールドリンク。パイナップルジュースとフレッシュレモンジュースに、ノンアルコールのブルーキュラソーシロップを合わせ、ソーダで仕上げています。

もものエスプーマの上にのっているのは、ムーミンが好きな「パンケーキ」。ゲストの心をムーミン谷へと誘ってくれるような、遊び心あふれるモクテルとなっています。

「ムーミン」のかわいさと、開業130年を超える名門ホテルの味を楽しめる、今回の特別なコラボレーション。奮発価格ですが、見た目も味もアフタヌーンティーのお手本のような完成度で、自分へのご褒美に投資する価値があると感じました……! 「ムーミンアフタヌーンティー」は土日を中心に席が埋まってきてしまっているので、予約はお早めに。今しか体験できないコラボレーションを楽しみに、帝国ホテル 東京へ足を運んでみてくださいね。

帝国ホテル 東京
「ムーミンアフタヌーンティー ~ようこそ!ムーミンやしきへ~」

場所:本館17階「インペリアルラウンジ アクア」

ムーミン谷のこけももシューアイス」、ムーミンやしきのウェルカムモクテル」

場所:本館1階「ランデブーラウンジ」

住所:東京都千代田区内幸町1-1-1

URL:https://www.imperialhotel.co.jp/tokyo/restaurant/plan/moomin80

小浜みゆ
小浜みゆ

旅行・美容を中心に女性の好きなものを届けるフリーライター。WEB中心に誌面でも執筆し、撮影も行う。趣味は道の駅めぐり&ホテルステイ。Twitterアカウントは@kohamamiyu

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