卵トッピングでマイルドに…
null「生卵をのせる。黄身をくずして絡めると卵のねっとり感で舌触りがマイルドになって辛味を感じにくくなる」(42歳女性/デザイン関係)
「卵を割って半熟に煮込む。食べるときに黄身をくずして食べてます」(57歳男性/その他)
「溶き卵を入れる。まろやかになるし、最後はスープの中にご飯を入れると雑炊のように食べられる」(50歳女性/主婦)
今回もっとも多く寄せられた声は、卵をトッピングするというアイディア。卵をそのまま割り入れて半熟状態で麺に絡めたり、溶き卵でかきたま風にアレンジしたり……。卵ひとつでさまざまな表情の辛ラーメンを楽しめます。
とろ~りチーズで激ウマっ!
null「ピザ用チーズを大量に入れることで、辛さが少しマイルドになる」(46歳女性/総務・人事・事務)
「ピザ用のチーズやとろけるチーズを用意し、熱々のラーメンにのせるだけで完成です! 麺にチーズを絡めて食べると辛さが和らぎ、麺をすすりやすくなります」(65歳男性/その他)
「仕上げにピザチーズやモッツァレラチーズを入れる。マイルドになって食べやすくチーズ好きにはたまらない」(37歳女性/主婦)
チーズタッカルビやホットクなど、韓国料理とチーズの相性は抜群。辛ラーメンにもチーズをトッピングすると、辛さが軽減されるだけでなく、麺にとろ~り絡んで至福の一杯に!
牛乳や豆乳で辛さの調整を…
null「牛乳を足す。量によって辛さを調節できる」(64歳女性/主婦)
「コーヒー用のミルクを混ぜるとまろやかになり辛さが少し和らぎます」(53歳男性/その他)
「お湯の代わりに豆乳で作ります。最後にとろけるチーズを上に乗せるとマイルドになります」(64歳女性/その他)
牛乳はカレーの辛さを調整する際にも便利ですが、辛ラーメンでも効果的。その他、まろやかな味わいの豆乳なども辛いものが苦手な人の強い味方です。
たっぷり野菜で満足度もアップ
null「たっぷりの野菜と一緒に煮込む。野菜の水分と甘味で味がマイルドになります」(42歳女性/主婦)
「刻んだキャベツを大量に混ぜて食べると、キャベツの甘さで辛さが緩和する」(61歳男性/その他)
「大量のもやしを入れると水分が増して辛味が和らぎます」(53歳男性/公務員)
「とにかく具をたくさん入れる。野菜やわかめ、きのこなどを入れると、辛さが和らぐ感じがします」(52歳女性/その他)
野菜をトッピングすれば彩りがよくなり、食べ応え、栄養価もアップしていいことづくめ。筆者自身、余りものの冷凍ほうれんそうを試したことがありますが、旨辛いスープが葉にじゅわっと染みて大正解だと感じました。
付属の粉末スープの使用量を半分にするなどのアレンジも
null「粉末スープは半分だけ使用し、鶏ガラスープの粉末で味を調節する」(57歳女性/主婦)
「作るときの水の量を100ml増やし、盛り付けのとき、汁を100ml減らす。そこへトマトジュースを100ml加える。やや味は薄くなるがうまみが増すので問題はない」(69歳男性/その他)
「塩ラーメンや豚骨ラーメンなどを半分混ぜて作る。コクも出ておいしい」(51歳女性/主婦)
付属の粉末スープの量を減らし、別の調味料を加えるなどしてお好みの味に。自由自在にアレンジできるのもインスタントラーメンの醍醐味ですよね。
その他、こんなアイディアも…
null「バターをのせるとまろやかになる」(57歳女性/その他)
「やはりマヨネーズ。スープに入れても良いし、どんぶりから取り出した麺をマヨネーズに絡めてもおいしいです」(58歳男性/公務員)
「お酢を加えて食べると辛さが和らぎ、かつおいしく感じます」(69歳男性/その他)
「納豆一択。ネット上でよく聞かれるが実際おいしい」(42歳女性/その他)
なるほどその手があったか!……と思わされるアイディアのオン・パレード。上記以外で、筆者が推しの具を挙げるとすれば豆腐。そのまま鍋に投入して煮込むだけでOKというお手軽さも◎ですよ。
以上、辛ラーメンの辛さを軽減するアレンジレシピをご紹介しました。ちなみに、今回のアンケートでは「辛いのが好きなのに軽減するなんてとんでもない!」「むしろ唐辛子やキムチで辛さを増強する」といった声もちらほら。辛ラーメンの持ち味であるうま辛さを堪能するもよし。ちょい足しでマイルドにアレンジするもよし。さまざまな方向から味わい尽くしてみてはいかがでしょうか。
成人までの人生を受験勉強にささげた結果、東京大学文学部卒業。その後なぜか弁護士になりたくて司法試験に挑戦するも、合格に至らないまま撤退。紆余曲折の末、2010年よりフリーライターの看板を掲げています。