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「サッポロ一番」イチオシの味は?男女500人が選ぶ好きな味ランキング…おすすめアレンジも

1966年の発売以来、半世紀以上にわたって愛されているインスタント袋麺「サッポロ一番」。CMでおなじみの「みそ」をはじめ、さまざまなフレーバーがありますが、皆さんのイチ押しはどれ?

『kufura』では、20代~60代の男女500人を対象に、“一番好きな「サッポロ一番」”をテーマにアンケート調査を実施しました。

「サッポロ一番」の中で一番好きな味は?

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「サッポロ一番」の味の中で、最も好きなものを1つだけ選んでもらったところ、結果は以下のように。

第7位:サッポロ一番 元祖ニュータンタンメン本舗監修 タンタンメン・・・2票(0.4%)

第6位:サッポロ一番 みそラーメン 旨辛・・・6票(1.2%)

第5位:サッポロ一番 ごま味ラーメン・・・9票(1.8%)

第4位:サッポロ一番 塩とんこつらーめん・・・19票(3.8%)

第3位:サッポロ一番 しょうゆ味・・・65票(13.0%)

第2位:サッポロ一番 塩らーめん・・・153票(30.6%)

第1位:サッポロ一番 みそラーメン・・・217票(43.4%)

※食べたことがない・・・29票(5.8%)

「みそ」が4割以上の票を獲得し、圧倒的な人気! 次いで、「塩」「しょうゆ」といった定番の味が上位を占めています。

個人的には、「食べたことがない」がわずか5.8%という点も目を引きました。アンケート対象者の約95%が口にしたことがあるとは、恐るべし「サッポロ一番」。日本人のソウルフードといっても過言ではないかもしれません!

続いて、それぞれの味に対する思い入れについて、皆さんのコメントをご紹介します。

第1位:サッポロ一番 みそラーメン・・・217票(43.4%)

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「ラーメン屋の味噌ラーメンの再現ではなく、これ自体がオリジナルの味というぐらい完成度が高い」(61歳男性/研究・開発)

「麺をすするとみそ味の出汁が絡んで口の中に注ぎ込まれる。ちょっと濃いめであるが、至福のひととき」(62歳男性/その他)

「みそ味に付いている唐辛子が好き。あの唐辛子は市販されてる唐辛子とは味が少し違ってまさにサッポロ一番みそラーメンのための唐辛子って感じ」(54歳女性/総務・人事・事務)

「子どもの頃からインスタントラーメンといえばこれだったので。電熱線のコンロを囲んで、ラーメンが出来上がるのをじっと待っていたのを思い出します」(57歳女性/主婦)

「一番食べ慣れている。今は亡き父がよく好んで作ってくれた。思い出が詰まっている」(51歳男性/営業・販売)

今回のアンケートで一番人気だった「みそ」。日本人にとってなじみのある味であることに加えて、付属の唐辛子が絶妙なアクセントになってくれます。また、ロングセラー商品だけに、味覚と懐かしい記憶とが結びついて、おいしさをより引き立てる効果もあるようです。

みそラーメンのおすすめアレンジは?

「バターとコーンをのせるととてもおいしい」(24歳女性/営業・販売)

「白菜、しいたけ、人参などの季節の野菜を足すと、バランスが良くて美味しい」(47歳男性/総務・人事・事務)

「札幌生まれ札幌育ちな者なので本当に昔から大好きです! 特に生たまごを半熟にして七味と小ねぎをプラスして麺を食べ終わったらご飯を投入! 更にごま油を入れて一味を足してレンゲで食べるのです!」(39歳男性/その他)

定番のバターコーンや野菜のトッピングでさらにおいしく! そして、“卵→七味→小ネギ→ご飯→ごま油→一味”とめくるめくちょい足しのあわせ技はお見事としかいいようがありません。札幌生まれ札幌育ちのかたからの「サッポロ一番」愛あふれるコメントに、筆者はプチ感動すら覚えてしまいました。

第2位:サッポロ一番 塩らーめん・・・153票(30.6%)

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「塩らーめんは味にごまかしがきかないが、サッポロ一番の塩らーめんはスープに出汁がきいていて美味しく、小さい頃からよく好んで食べていた記憶があります」(45歳男性/その他)

「他にはない不思議な味わいで大好き。ツルツルした縮れ麺にスープはほのかなスパイス、ゴマの小袋も良い。安売りしていなくても買ってしまう唯一の袋麺」(54歳男性/コンピュータ関連以外の技術職)

「若いころお金が無くて友達と一個のラーメンを分け合って食べていた。この時に食べていたのが塩らーめんで今でも好き」(57歳男性/その他)

あっさりだけれど奥が深いと絶賛する声が多かった「塩」。ただしょっぱかったり逆に薄味すぎたりするのではなく、「サッポロ一番 塩らーめん」は出汁と塩味のバランスがすばらしく唯一無二の味わいかもしれません。

塩らーめんのおすすめアレンジは?

「塩はキャベツやモヤシなど野菜を入れて食べると凄く美味しいので好き」(48歳女性/その他)

「塩らーめんに梅干しを入れると最高」  (51歳男性/その他)

「バリかたに、胡麻が合うんです。できたら、ラー油一滴で、もう、極上のらーめんですね」(59歳女性/その他)

「塩味のスープをトマトジュースで割る、トマトラーメンが好き」(47歳女性/主婦)

「コーンクリーム缶を入れるとうまいと聞いてやってみたらめっちゃ美味しかった」(40歳女性/コンピュータ関連以外の技術職)

塩らーめんに関しては、ただ具材をトッピングするだけでなく、スープの味変アイディアが秀逸! ベースの塩がしっかりしているからこそ、トマト味もコーンクリーム味も引き立つのでしょうね。

第3位:サッポロ一番 しょうゆ味・・・65票(13.0%)

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「昔なつかしいスタンダードな中華そばの味で、飽きがこない」(57歳男性/その他)

「子どものころは豚骨のようなこってり味が好きだったが、歳をとるとあっさりとしたしょうゆ味の良さがわかるようになった」(53歳男性/その他)

「醤油と少しの胡椒がきいた飽きのこない味。麺の縮み具合もよく、スープと絡む。麺のコシもちょうどよい具合」(46歳女性/研究・開発)

実は、「みそラーメン」よりも歴史が長く、「サッポロ一番」シリーズの元祖である「しょうゆ味」。毎日食べても飽きないほっとする味わいで、「みそも塩も捨てがたいけど、やっぱりしょうゆ!」と根強い人気です。

しょうゆ味のおすすめアレンジは?

「いつもサッポロ一番のしょうゆ味を調理するときはきくらげを入れています。中華風でより一層美味しくなります」(49歳男性/その他)

「透き通ったス-プの色、スッキリしていて全部飲み干せます。もやしやニラを入れてもおいしいです」(51歳男性/公務員)

「たまごとホウレンソウのトッピングが好き」(53歳男性/その他)

「しょうゆ味にカレー粉をいれてカレーラーメンにすると最高においしいです」(49歳男性/デザイン関係)

基本的に、サッポロ一番はどの味も野菜がとても合いますが、とりわけホウレンソウやニラといった緑の濃いものは、しょうゆとの相性が抜群。青菜にしょうゆがジュワッとしみこんだ感じがたまりません!

第4位:サッポロ一番 塩とんこつらーめん・・・19票(3.8%)

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「こってりしたとんこつ味と塩味が程よい。コクがありスープまで飲み干してしまう。紅ショウガとニンニクを入れると、更に本格的になる」(62歳男性/医師)

「子どもの頃はみそオンリーで、大人になってから塩のおいしさを知ったが、最近、塩とんこつにハマってしまった。おいしい」(46歳女性/主婦)

「後味はあっさりしているけど濃厚だから週に一回は食べたくなります」(43歳男性/その他)

塩と豚骨のいいところどりをしたような「塩とんこつらーめん」。さっぱりしたものが食べたいけれど、普通の塩じゃちょっと寂しい……というわがままな欲望を叶えてくれます。

第5位:サッポロ一番 ごま味ラーメン・・・9票(1.8%)

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「ごまの香りがとても良い。今は有名ラーメン店監修のカップ麺が増えていて、パンチはあるが、飽きるのが早い味ではないかと思っている。昔ながらの味を保って頑張って良いラーメンを作っていただきたい」(66歳女性/コンピュータ関連以外の技術職)

「ごまの風味がスープとマッチして美味しい。みそラーメンが主だったが、たまには違う味をと思い購入したら思いのほかおいしかったので、最近はこればかり買っている」(51歳男性/その他)

隠れた名作ともいえる「ごま味ラーメン」。発売は1972年とロングセラー商品ながら、筆者自身、つい最近まで未食でした。実際に食べてみると、香ばしいごまの風味に「なんでもっと早く食べなかったのだろう……」と後悔してしまったほどです。

第6位:サッポロ一番 みそラーメン 旨辛・・・6票(1.2%)、第7位:サッポロ一番 元祖ニュータンタンメン本舗監修 タンタンメン・・・2票(0.4%)

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「みそラーメン 旨辛。味噌味でピリッと辛みが効いているところ。以前、好きでよく通っていたラーメン屋の味に似ている」(53歳男性/その他)

「元祖ニュータンタンメン本舗監修 タンタンメン。ニュータンタンメンの味が好きだから」(61歳男性/その他)

旨辛やタンタンメンは他の味と比べて発売からの年数がそこまで経っていないということもあってか、今回は少数支持にとどまりましたが、従来の商品の人気にあぐらをかかず、よりおいしいものを消費者に提供すべく新しい味に挑戦する企業姿勢には本当に頭が下がりますよね。

 

以上、「サッポロ一番」人気ランキングをお届けしました。みなさんのコメントを読んでいるうちに、筆者は何だか小腹が……。同じ思いを抱いた人は、今すぐストックの袋を開封するか、あるいは、お近くのお店に買いに行きましょう!

中田綾美
中田綾美

成人までの人生を受験勉強にささげた結果、東京大学文学部卒業。その後なぜか弁護士になりたくて司法試験に挑戦するも、合格に至らないまま撤退。紆余曲折の末、2010年よりフリーライターの看板を掲げています。

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