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【成城石井のおすすめ#12】年末年始は「トリュフ」香るプチ贅沢なおつまみ&ワイン を楽しんで!

日本中、世界中からおいしいものを集めた『成城石井』。料理家の服部みどりさんが、成城石井のお気に入り商品を紹介する連載です。

第12回目のテーマは「トリュフ」。トリュフといえば高級レストランでお馴染みのキノコ。実は『成城石井』でもいろいろなトリュフフレーバーの食品を見つけることができます。

年末年始のパーティーシーズンにもぴったりの、自宅で気軽にトリュフの風味が味わえる商品3選と、それらに合うワインをご紹介します。持ち寄りにもおすすめです!

トリュフが香る!おつまみとワイン

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今回ご紹介する商品は4点。

  • TruffleBAKERY 白トリュフポップコーン 塩キャラメル 539円
  • TruffleBAKERY 白トリュフバター 1,286円
  • 成城石井自家製 トリュフ香る オリーブ&ゴーダ 755円
  • (ワイン)ジョニーQ ヌーヴォ 2024 2,178円

※以上すべて購入時の税込み価格です。

贅沢すぎる!白トリュフ風味のポップコーン塩キャラメル

こちら連日行列の人気ベーカリー『TruffleBAKERY』と成城石井が共同開発したポップコーン。フリーズドライの白トリュフが入った白トリュフソルトと、白トリュフをオリーブオイルに漬け込んでエキスを抽出した白トリュフオイルを振りかけたポップコーンを、さらにキャラメルでコーティングしたもの。

開封した瞬間にいい香り! よく映画館で漂っているあの甘い香りに、トリュフの香りがプラスされているんです。最初は、ポップコーンで税込539円とは、ちょっと高級すぎるかなあ、というのが正直な感想でした。

しかし結論から言うと、この白トリュフポップコーン塩キャラメル……やみつき必至。ちょっとのつもりが手が止まりません。甘じょっぱいって罪……。白トリュフの香りと、コクのあるキャラメル風味の余韻が長く楽しめる後味が絶妙です。

密閉できるチャック式タイプのパッケージなのですが、閉じてはすぐに開けてしまいたくなる中毒性。大人がお酒のおつまみとして楽しみたい風味豊かな仕上がりです。

おやつ用の袋菓子と考えると割高な印象ですが、おつまみとなると途端にバリュー価格に感じるのが自分でも不思議。

となったら、トリュフフレーバーとの相性が抜群とのことですすめられた「ジョニーQ ヌーヴォ 2024(赤)」、試さずにはいられない!

こちら、原産国はオーストラリアの赤ワインです。「ヌーヴォ」といえば「ボージョレ・ヌーヴォ」ですが、こちらはボージョレとは異なる、成城石井オリジナルの「立冬ヌーヴォ」として展開されている商品。

「ボージョレ・ヌーヴォ」は、フランスのボージョレ地区で作られる新酒ワイン(ヌーヴォ)のこと。秋に収穫されたブドウで短期間で作られて提供されるもの(2024年は11月21日が解禁日でした)です。

対してこの「立冬ヌーヴォ」は、日本と季節が真逆の南半球・オーストラリアで、日本の春の時季に作られたワインを、半年間熟成させてからブレンドしたワインなんだとか。

飲んでみると、ヌーヴォらしいフレッシュな香りと軽やかさはありつつも、余韻には程よいコクのある、エレガントな雰囲気です。さて、肝心の白トリュフポップコーン塩キャラメルとの相性は……「めちゃくちゃ合う!」のひとこと(笑)。

この組み合わせ、抜群です。甘さとしょっぱさがあり、なおかつ後味が白トリュフの香りのポップコーン。これはワインのために生まれたのでは?というほど。赤ワインでありながら軽やかなのでお手軽なアペロとしても良さそうなペアです。1袋&1本を1人で空けちゃいそうな怖さがあります(笑)。

ポップコーンとワインの合計金額2,717円(税込)で年末年始の贅沢気分が満喫できるなら、なんともお得な感覚です。個人的にはリピート確定の組み合わせ。手土産需要が高まる季節、ワインのお土産に迷ったらこのセットで持参すればマリアージュのひとネタで盛り上がりそうですよ!

成城石井自家製 トリュフ香る オリーブ&ゴーダ(150g)

こちらはギリシャ産オリーブを使用した商品。大粒のオリーブにトリュフ入りゲランドの塩、さらに白トリュフオイルで風味付けがされています。ひと口大のゴーダチーズ入り。

自宅にあった一般的な缶詰のオリーブと比較してみると、大きさは一目瞭然! なんと1粒約2.5cm前後もあり食べごたえ満点のサイズ感です。

大粒なのでスライスしても存在感あり。パスタやサラダ、ピラフなどにも使いやすく重宝します。

ほどよい塩味でワインとの相性も抜群。ホームパーティーの即戦力としてそのまま器に移すだけでも十分ですが、オリーブオイルを少量プラスして、フレッシュのタイムを飾るだけでおもてなし感がプラスされます。お正月の箸休め的にもちょうどいい一品です。

大人気!TruffleBAKERY 白トリュフバター

こちらも『TruffleBAKERY』と成城石井が何度も試作を重ねて共同開発したというバター。

国内製造のバターをベースに、細かく砕いたイタリア産の白トリュフ、トリュフオイル、フリーズドライの白トリュフと、フランス・ゲランド産のフルールドセル(100%天日海塩)を練り込んだ白トリュフのバターです。

白トリュフは年々価格が高騰する高級食材。イタリア産の白トリュフが原材料とは贅沢です!

断面の粒々が砕かれた白トリュフです。おすすめの食べ方はまずはやはりパンとの組み合わせ。

食パンやバゲットをトーストして塗るのはもちろん、バター好きなら厚めに切って、焼けたパンにのせ追加で軽く温め、表面だけ溶かしていただくのもおすすめ! 白トリュフの香り、味わいをしっかりと楽しむことができます。パンのほか、パスタやオムレツに入れるのももちろんおすすめ。

ちょっとギルティだけどたまらないおいしさなのが、フライドポテトに絡める食べ方! じゃがいもを皮付きのまま洗って、ラップで包みレンチンします。食べやすく切り、フライパンで熱したオリーブオイルでカリッと焼きます。

仕上げにこの白トリュフバターを加えて余熱で溶かし絡めたら……。じゃがいもひとつでご馳走感のある一品が完成します!

さて今年1年、毎月成城石井さんの商品をご紹介させていただきました。新製品の発表イベントにもお邪魔して、バイヤーさんや商品開発の方のこだわりについてお話を伺う機会もありました。お茶、ワイン、ジュース、ハム、チーズ、お菓子、デザート……どれもこれも皆さんの思いの詰まった商品です!

今回はワインとのマリアージュを取り上げましたが、お茶類とお菓子の相性なども熱心に研究されていました。どちらかというと高級品を取り扱うスーパーの印象が強いかもしれませんが、素材へのこだわりなどを考慮すると決して高いとはいえないのでは? むしろ良心的でコスパの高い商品が多い印象を受けました。

お店に行ってみれば、年末年始、お家でゆっくりする日にももってこいのアイテムが見つかるはずです! ぜひ、自分だけのお気に入りを探してみてください。1年間、ありがとうございました!

服部 みどり
服部 みどり

料理研究家・フードコーディネーター。
飲食店実務経験後、野菜メーカーで家庭向けレシピ企画職を務めたのち独立。 文京区千石にてキッチンスタジオ atelier月を構え、身体にやさしい料理をコンセプトに料理教室を不定期で開催。 KEITA・神田えり子とともに料理家ユニット<C (クレッシェンドシー) のメンバーとして、食品メーカーへのレシピ提供・飲食店向けのメニュー開発のほか、食イベント対応なども行う。Instagram:@recipe_m.hattori

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