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【成城石井のおすすめ#1】専門店にも負けない味をおうちで楽しめる!チルド&冷凍「ピザ3選」

1927年に東京・成城でスタートした『成城石井』は、東北から中国地方まで200店舗以上を展開(2023年12月現在)。世界中、日本中から集められた食品や自家製総菜など、とにかく「おいしさ」にこだわった商品展開でファンを集めています。

その『成城石井』で見つけたおいしいものを、料理家の服部 みどりさんが毎月ご紹介する連載がスタートします! 第1回目は、「ピザ」。冷凍、チルドなど各種ある中から3種を食べ比べた模様をレポートします。

種類が豊富!パーティーにも重宝する「ピザ」

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こんにちは。料理研究家/フードコーディネーターとして活動する服部 みどりです。私が仕事でもプライベートでも日々お世話になっている『成城石井』。これから毎月、私のおすすめの食品をご紹介していくことになりました。よろしくお願いします!

さて1回目は、人が集まるときにも、日々忙しくてご飯を作る余裕がないときにも大活躍の「ピザ」を取り上げます。さすがの『成城石井』、素材も味も本格派! ピザ好きにもおすすめしたい秀逸な仕上がりです。今回は冷蔵・冷凍タイプ3種を取り上げて、リアルな感想をお伝えします。

今回食べ比べたのはこちらの3種類。

  • 左上:成城石井 ミニピッツァ アソート 928円
  • 左下:成城石井自家製 モッツァレラとパルミジャーノのピッツァマルゲリータ 539円
  • 右:成城石井 モッツァレラ2倍のピッツァマルゲリータ 820円(以上全て税込)

「モッツァレラ2倍のピッツァマルゲリータ」は冷凍、ほか2種は冷蔵の商品です。

1:成城石井自家製 モッツァレラとパルミジャーノのピッツァマルゲリータ

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こちらは直径20cmほどもあるのに、税込539円というお得なプライス!

一般的に価格の安さを優先すると素材の品質には期待してはならない……という暗黙のルールってものがあると思うのですが。

材料を見てみると

・イタリア産パルミジャーノ・レジャーノ
・有機エクストラバージンオリーブオイル
・デュラムセモリナ小麦を粉対比8割使用

など、この価格で素材にこだわっていることに驚きます。また、プライスのラベルにも化学調味料・保存料・合成着色料・合成甘味料不使用とあり、さすが成城石井という感じ。

ちなみにデュラムセモリナ小麦はほかの小麦粉に比べ黄色味がかった色で風味もよく、柔軟で弾力性の高いタンパク質が多く、調理しても形が崩れにくく、モチッとしたコシのある食感を楽しめる、などの特徴があります。パスタの原材料としてよく見かける名前ですね。

調理は袋から取り出して、オーブントースターで焼くだけ!

1,000Wのオーブントースターで10分を目安に温めるとのことですが、家のトースターでは5分ほどで焼けました(トースターは機種の違いにより焼き時間に差が出やすいです)。

焼き立てはとろ〜りチーズがたまらない仕上がり! バジルがほのかに香ります。デュラムセモリナ小麦を使っているため、ピザの生地がほんのり黄色いのも見て分かりますね。

カットして1枚持ち上げてみると、モッツァレラチーズがよく伸びます! かなりたっぷり使われているので、ズシリと重みを感じます。

断面を見ると、最も厚い部分だと1.2cm以上あるかなという感じ。たっぷりチーズが断面にまで流れ落ちる光景が至福です。生地の食感はふっかふかで弾力があり、ちょっとフォカッチャのような食感。

しなやかな生地に力強いモッツァレラチーズがコーティングされて、食べ応え満点です。でも、くどくない。

改めてこの価格でこのクオリティはすごいかもと感じる秀逸な仕上がりでした。スルスルと一気に半分(以上)食べてしまいました。品質の良さを体感できた印象です。

2:成城石井 ミニピッツァ アソート

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左:ミニピッツァトマト、右:ミニピッツァバジル。

お次は、2種類の小さめのピザが各3枚、合計6枚入りのアソートパックです。1枚あたりは約155円。直径は約10cmです。

パッケージにはトースター、オーブン、電子レンジの3種類の調理方法が紹介されています。トースターで焼いてみました。

小さめサイズなので、平均的なサイズのトースターなら一度に2〜3枚焼けそうです。予熱したトースターに入れるとのことなのでしっかり予熱しました。指示通り1,000Wで3分で、いい感じに焼けています! 具もいっぱいでうれしい。

サイズが小ぶりなので切り分けずにそのまま手に持って食べられるのもいいですね。小腹がすいた時の間食や朝食などにも、手間が少なく、食べやすいサイズ感で重宝しそうです。

どちらもふっくら、周囲はカリッと焼けていてチーズも程よい量。ミニピッツァトマトはトマトソースの酸味と甘さのバランスがよく、マッシュルームの香りがアクセントになっています。ミニピッツァバジルはバジルとオリーブとチーズの相性がよく、シンプルな味わいを楽しめました。

電子レンジでも調理してみましたが、こちらはラップをかけずに600Wで50秒加熱で食べられるので、さらに手軽。ふっくらやさしい食感で、ピザというより「ピザまん」を彷彿させる味で、食べやすく仕上がりました。

3:モッツァレラ2倍のピッツァマルゲリータ

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こちらは冷凍の商品です。直径は24cm強。今回の3種の中では一番大きいです。

焼く前に解凍する必要があり、解凍方法は2通り。袋のまま常温(約25℃)で約1〜2時間おくか、冷蔵庫で約8時間おくとあります。私はすぐに食べたかったので、電子レンジの解凍モードを使って時短しちゃいました(加熱しすぎに注意です)。

焼き方はオーブントースターかオーブンで。今回は予熱したオーブンで焼いてみました。

焼き時間の目安は250℃に予熱したオーブンで約7分(トースターの場合1,000Wで約5分)。

焼き立ては、トマトのジューシーな感じがまるでフレッシュトマトをのせたようです。見た目はもはやピザ店のようなクオリティ。

6等分に切り分けていますが、各ピースにしっかりモッツァレラがのっています! さすがモッツァレラ2倍とうたうだけあり、どこを食べても公平にチーズが楽しめます。

もっちりした生地は厚みもしっかりあり、フレッシュ感のあるトマトソースとモッツァレラチーズの相性が抜群。

もっちりとした生地とたっぷりのモッツァレラチーズで食べ応え満点です。ちなみにこちらは白ワインと一緒におうちパーティー感を楽しみました。冷凍保存ができるので、急な来客の時のおもてなしにもおすすめです。

 

今回は3種のピザをご紹介しましたが、同じシリーズでのフレーバー違いやこのほかの種類もまだまだあり、ピザの品揃えは大充実しています。

急に「ピザ食べたい!」となったときでも、この価格でこのクオリティのピザが楽しめるのはピザ好きにとっては本当にありがたい。近くに店舗がない場合はネットで購入できるものもたくさんあるので、ぜひお試しくださいね。

服部 みどり
服部 みどり

料理研究家・フードコーディネーター。
飲食店実務経験後、野菜メーカーで家庭向けレシピ企画職を務めたのち独立。 文京区千石にてキッチンスタジオ atelier月を構え、身体にやさしい料理をコンセプトに料理教室を不定期で開催。 KEITA・神田えり子とともに料理家ユニット<C (クレッシェンドシー) のメンバーとして、食品メーカーへのレシピ提供・飲食店向けのメニュー開発のほか、食イベント対応なども行う。Instagram:@recipe_m.hattori

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