「夏場に水筒やマイボトルに何を入れていますか?」
null夏場に水筒やマイボトルを持ち歩いているという女性199人を対象に、その中身について7つの選択肢から最も近いものを1つだけ選んでもらいました。ランキング結果は以下のとおり。
第1位:麦茶・・・69票(34.7%)
第2位:水・・・54票(27.1%)
第3位:麦茶以外のお茶・・・41票(20.6%)
第4位:氷入りの水・・12票(6.0%)
第5位:コーヒー・・・9票(4.5%)
第6位(同率):スポーツドリンク・・・7票(3.5%)
第6位(同率):その他・・・7票(3.5%)
夏の王道ドリンク「麦茶」が堂々1位。続いて「水」、「麦茶以外のお茶」、「氷入りの水」とシンプルな飲み物が上位を占めました。「水」と「氷入りの水」を合わせると33.1%と、「麦茶」に肉迫しています。「麦茶」と「水」が2大勢力であることが分かります。
ちなみに、「その他」の回答としては、“自作の水素水”、“ティーバッグの紅茶”、“ルイボスティー”、“白湯”などが挙がっています。
続いて、なぜ水筒・マイボトルにその飲料を入れているのか、コメントを見ていきましょう。
一番人気の「麦茶」が支持される理由は?
null「お茶パックで毎回たくさん作れるから。小学生から水筒に入れるのは麦茶と決まっていて慣れているから」(28歳/公務員)
「昼食のときに飲むし、夏になれば冷たい麦茶がおいしいから」(46歳/営業・販売)
「体によさそうだし、茶渋とりなど特別な手入れも不要で楽だから」(57歳/総務・人事・事務)
「喉越しスッキリするから」(45歳/その他)
水筒・マイボトルの中身として最も多かった「麦茶」。外出時に持ち歩く以外に、自宅の冷蔵庫に作り置いているという声も聞かれました。
スッキリとして喉を潤すのにちょうどよい麦茶。緑茶やコーヒーよりも茶渋の原因となるタンニンの含有量が低く、水筒やボトルのお手入れが比較的楽です。これだけメリットがそろっているのですから、人気ナンバーワンなのも納得です。
麦茶と同等の人気の「水」&「氷入りの水」
null「喉越しがいいし、どんな状況でも飲みやすいから」(51歳/主婦)
「口がすっきりするし、手を洗いたいときにも使える」(62歳/主婦)
「全部飲み切れないので水道水を入れると安くすんでいます」(39歳/その他)
「水は一番スッキリしていて喉が潤う。お茶だとトイレが近くなる」(61歳/主婦)
「お茶は葉の色素沈着が心配なのでシンプルにお水がいちばん」(45歳/営業・販売)
「氷入りの水。ステンレスのおかげで氷も溶けにくいし、キンキンに冷えた水を飲む幸せは夏は特に何ものにも変えがたいので」(55歳/その他)
水道水を利用すると最も安上がり、かつ水筒やボトルのお手入れが楽なのは「水」。どんな食べ物と合わせても喧嘩しないうえ、うがいしたり手を洗ったり薬を飲んだりなど、水分補給以外の活躍が期待できるのもGOODです。硬度の高いミネラルウォーターを選べば、ミネラルも摂れます。
それぞれのこだわりが見える「麦茶以外のお茶」
null「鼻炎もちなので、なた豆茶を煮出して持ち歩いている」(53歳/主婦)
「ほうじ茶が好きなので!」(54歳/主婦)
「黒烏龍茶を入れてます。緑茶より変色などせず味も変わらない気がするから。見た目も良い」(51歳/主婦)
「子どもの頃から麦茶に飲み慣れてなく、いつも水筒には番茶か緑茶だったのでそのクセが抜けないから」(51歳/その他)
「夏場でも、エアコンが効きすぎていると寒いので、温かいお茶を入れている」(52歳/総務・人事・事務)
「麦茶以外のお茶」グループでは、各人のこだわりが感じられるコメントが寄せられています。健康を意識したり、単純に味が好きだったり、これぞというドリンクを水筒・マイボトルに詰めて、猛暑を乗り切りたいところです。
眠気覚まし、熱中症対策etc.「コーヒー」や「スポーツドリンク」
null「コーヒー。眠気覚ましで、会社で飲むため」(48歳/総務・人事・事務)
「スポーツドリンク。 正確には機能性飲料に水とクエン酸を加えたもの。糖分も塩分も程よくとれるしクエン酸が疲労回復してくれる」(33歳/総務・人事・事務)
「スポーツドリンク。 温暖化のせいで、危険な暑さが続く夏になってしまったので水分は必須。仕事の時間の都合上、真昼のカンカン照りの時間に出歩かないといけない徒歩組なので」(62歳/その他)
シャキッと冴えた頭でデスクワークに励みたいならコーヒー、日中に屋外で過ごすことが多いならスポーツドリンクなど、仕事内容によっても水筒・マイボトルの中身は変わるかもしれませんね。
これからいよいよ夏本番。水筒・マイボトルに何を入れて持ち歩くのか、今回のアンケート調査結果もぜひご参考にしてみてください。なお、お使いの水筒・マイボトルによって、入れることができる飲料はそれぞれに異なります。事前に確認してみてくださいね。
成人までの人生を受験勉強にささげた結果、東京大学文学部卒業。その後なぜか弁護士になりたくて司法試験に挑戦するも、合格に至らないまま撤退。紆余曲折の末、2010年よりフリーライターの看板を掲げています。