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【成城石井のおすすめ#6】「やみつきキムチ3選」定番&変わり種の新作にも注目です!

日本中、世界中からおいしいものを集めた『成城石井』。料理家の服部 みどりさんが、成城石井のお気に入り商品を紹介する連載です。

第6回目は、「キムチ」。ご飯のお供には最高の1品ですね。今回は成城石井定番商品の「三色キムチ」と、これからの季節にぴったりな新作2商品をご紹介します。

変わり種もおいしい!おすすめキムチ3種

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上:成城石井 三色キムチ徳用 450g(755円)
左:沈菜館 沖縄県伊是名(いぜな)産 完熟もずくキムチ(755円)
右:沈菜館 えごまの葉入り イカ割干大根のキムチ (863円)

【まずは定番】成城石井 三色キムチ徳用

きゅうり、大根、白菜の3種類のキムチ入り。

きゅうり
大根
白菜

きゅうりは長めで縦半分に切ってありボリューム満点! 長いものだと10cmくらいある、かなり大きめカット。大根は厚みがある、1辺が3〜4cmのいちょう切り。きゅうりと同じく食べ応え満点! 白菜は食べやすいサイズに刻まれています。

全体的に魚介の旨味を強く感じます。辛すぎず、どちらかというとマイルドで酸味も控えめ。塩加減もちょうどよくかなり食べやすいタイプのキムチです。ゴロゴロっとしたサイズで、器に盛り付けるだけで立派な1品に。

この盛り合わせがあればおうちで焼肉屋さん気分を演出するには最高! お漬物の代わりにもなりそうなさっぱりした味が特長です。

【新作1】沈菜館 沖縄県伊是名産 完熟もずくキムチ

SNSで話題になっていた「沈菜館 イイダコの海鮮キムチ」に次ぐ、変わり種キムチ第二弾として登場したのがこちら。個人的に初のもずくキムチです。沖縄県伊是名(いぜな)産のもずくを使っており、もずくにしっかりヤンニャム(韓国の合わせ調味料)がからまっています。早速食べてみると、もずくとキムチの相性の良さに感動!

もずくは細いのですが、食感はしっかりしています。成城石井のバイヤーの方のコメントによると、商品開発の際に、産地の違う数種類のもずくで比較検証したところ、圧倒的に伊是名島産の完熟もずくがおいしかったそうです。ただ、もずくの平均価格よりややお高め。

商品として提供するには悩ましい課題であったはずですが、せっかくならおいしいものを届けたいという熱い想いで、伊是名島のもずくを採用したそうです。

ちなみに「完熟もずく」とは成熟したもずくで、早摘みのもずくと比較するとぬめりが少ないのが特徴だそう。確かにスルッと食べやすく、磯臭さなども感じません。

味付けには特製ヤンニャムとリンゴ酢、青唐辛子を使っていてさっぱり。これからの季節にぴったりな爽やかな印象です。そのままでおつまみにするのはもちろん、そうめんと合わせてもおいしそう!

【新作2】沈菜館 えごまの葉入り イカ割干大根のキムチ

パッケージに食べ始めると止まらない!と書いてあり、期待値ハードルがあがります。

開けてみると、割干大根がゴロゴロっと入っています。割干大根は大根を縦に割ってから干したもの。切干大根と比較すると、大ぶりでぽりぽりの食感を楽しめるのが特徴です。

早速いただいてみましたが。ほんと……「食べ始めると止まらない」に納得。割干大根の食感がよく、噛めば噛むほどに辛さの中に甘さを感じ、えごまの葉の独特の風味がいいアクセント!

エゴマとはしそ科の植物ですが、青じそよりも2〜3回り大きく、葉に厚みもあります。独特の香りで、韓国料理屋さんでサムギョプサルなど肉を包んで食べたりします。栄養価も高いそうですよ。もちろんこのキムチとエゴマの葉を一緒に食べるのもおすすめ!

そして、細長いイカが入っていて、無意識にご飯を求めてしまう……。これはご飯泥棒確定! ほかのおかずなしでぺろっと一膳完食してしまいました。

食感が最高で風味の変化を楽しめるキムチで、かなり気に入ってしまいました。普段のキムチにちょっと飽きてきた方、ご飯好きな方には、おうちご飯マンネリ打破にはいいアイテム! エゴマの香りに個性があるのですが、エゴマ大好きな私にとって、これは中毒性あり。リピートしたい逸品です。

これから梅雨、夏と食欲も落ち気味な季節にピリッと刺激のあるキムチは食欲を戻す強い味方。発酵食品のキムチは腸活にもおすすめです。しっかり食べて元気を出したい時のために、ストックしておきたいと思います。

※価格は税込み。商品の情報は執筆時のものです。詳細については店舗にお問い合わせください。

服部 みどり
服部 みどり

料理研究家・フードコーディネーター。
飲食店実務経験後、野菜メーカーで家庭向けレシピ企画職を務めたのち独立。 文京区千石にてキッチンスタジオ atelier月を構え、身体にやさしい料理をコンセプトに料理教室を不定期で開催。 KEITA・神田えり子とともに料理家ユニット<C (クレッシェンドシー) のメンバーとして、食品メーカーへのレシピ提供・飲食店向けのメニュー開発のほか、食イベント対応なども行う。Instagram:@recipe_m.hattori

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