プロの味を家庭で!新商品「スープ&ミー」 シリーズ
nullこんにちは。料理研究家/フードコーディネーターとして活動する服部 みどりです。私が仕事でもプライベートでも日々お世話になっている『成城石井』。
今回ご紹介するのは成城石井の「スープ&ミー」 シリーズ。レトルトパックのスープで、具材がゴロゴロ入っていて食べ応え満点です。
※以下、価格はすべて税込です。
調理は共通して、湯煎(沸騰したお湯に袋のまま入れ、3〜5分)または器に移して、ラップをして電子レンジで温めるだけです。
成城石井 スープ&ミー ボルシチ (200g/431円)
ボルシチはロシアや東欧で食べられているスープ。家庭料理なのでレシピはさまざまですが、一般的には肉や野菜がたっぷり、さらにビーツの鮮やかな赤色が特徴です。
封を切った瞬間に芳醇な香り、期待が高まります!
具を取り出してみました。このお皿は直径17cm。かなりの量が入っていることが分かりますね。
食べてみると、トマトとたまねぎベースのスープにビーフの旨味がしっかり味わえます。大きなお肉は食べ応えがありつつも、柔らかく煮込まれています。野菜に程よく食感が残っているので満足度がかなり高いです。
こういう具沢山系のレトルト商品は、野菜が煮込まれすぎて崩れがちなものが多い印象ですが、野菜の形状がしっかりしていることに感動します。
成城石井 スープ&ミー クラムチャウダー(180g/431円)
クラムチャウダーのクラムとは英語で二枚貝、チャウダーは煮込むことを意味しており、貝と野菜を具に相性の良いクリーム仕立てにすることが多いスープです。こちらは国産にんじんとじゃがいも、北海道産の生クリーム、オーシャンクラムを使用しているそう。
ボルシチに比べると具材は貝の身に合わせた小さめのカット。野菜のゴロゴロ感はしっかりあり、クリーミーなスープがよく絡まります。貝の旨味があり、臭みは一切なし! こくがあるのにまろやかな飲みごごち。やさしい味わいに癒されます。
じゃがいもとにんじんは崩れることなくたっぷり。貝もやわらかくて食べやすいです。
体が冷えちゃった、風邪をひきそう……なんて時にこれがあったら救われそうなやさしい味わいです。クリーム系のスープって、濃度が濃すぎたり薄すぎたり、難しいもの。こちらはさらっとしつつコクもあり、とってもバランスの良い仕上がりです。
成城石井 スープ&ミー ミネストローネ(200g/431円)
ミネストローネとはイタリア語で具沢山、ごちゃまぜという意味だそう。
トマトベースのスッキリ系のスープに清涼感のあるセロリが香り、今回の3種類の中では、最も軽やかな印象を受けました。こちらはパスタの日に、あと1品何合わせよう?というときにいいかも。
じゃがいも、にんじん、たまねぎ、キャベツ、セロリと5種の野菜がたっぷり入っています。キャベツやたまねぎはとろっとやわらかく、根菜類はしっかり形が残っています。
そのほかにもおすすめ商品が!
null成城石井 desica オマール海老の旨味ひきたつ濃厚ビスクスープ(180g/431円)
ここまで新商品のご紹介でしたが、私のお気に入りをもうひとつ。こちらは「成城石井 desica」シリーズの定番人気商品。
このスープ、具は入っていません! でも、この濃厚さはすごい。強いえびの風味を満喫できます。さすが、話題になるだけあるインパクトある仕上がりとクオリティです。これは、家庭ではなかなか作れない!
成城石井オリジナル製品は、化学調味料不使用なものが多いのもうれしい点ですね。
成城石井自家製 カンパーニュスライス (260円)
今回出てきたどのスープにもぴったりの、おすすめパン。
保存料・合成着色料・合成甘味料不使用でこの価格。材料は小麦粉のほかライ麦と全粒粉が入っていて、ほどよい風味がありながら素朴なテイスト。ぜひ今回ご紹介したスープと一緒に食べてみてください。
以上、成城石井のスープ4点をご紹介しました。全てレトルトパウチされていて賞味期限が長く、常温で保存できるので、ストック品としてもおすすめです。
時間がない朝や、小腹がすいた夜食に、または夕食にあと1品欲しいとき。いろいろなシーンで便利に使えそう。
個人的には、自分で作るにはちょっとハードルの高いボルシチをまずリピ買いしようかなと思っています。ステキな器に出して、カンパーニュスライスとサワークリームを添えてみたら……。おうちでレストラン気分が楽しめそうですよ。
料理研究家・フードコーディネーター。
飲食店実務経験後、野菜メーカーで家庭向けレシピ企画職を務めたのち独立。 文京区千石にてキッチンスタジオ atelier月を構え、身体にやさしい料理をコンセプトに料理教室を不定期で開催。 KEITA・神田えり子とともに料理家ユニット<C (クレッシェンドシー) のメンバーとして、食品メーカーへのレシピ提供・飲食店向けのメニュー開発のほか、食イベント対応なども行う。Instagram:@recipe_m.hattori