組み合わせの妙を楽しむ「香るチョコレート」
nullこんにちは。料理研究家/フードコーディネーターとして活動する服部 みどりです。私が仕事でもプライベートでも日々お世話になっている『成城石井』。第1回目のピザ特集に続き、今回はおすすめの「チョコレート」をご紹介します。
※以下価格はすべて税込です。
成城石井 香るチョコレート(各150g 962円)
こちらの「成城石井 香るチョコレート」2種は新商品。「香る」という商品名だけあり、香りの余韻を楽しめる、2つのフレーバーのチョコレートです。
写真左は「ジャスミンティー&パイナップル」。ホワイトチョコレートベースのクリーミーな味わいです。口に入れるとまずほのかにジャスミンティーの風味、後からパイナップルのフルーティーさと、2段階で香りを楽しめます。
右は「ルイボスティー&ストロベリー」。こちらはしっかりとルイボスティーの香りがします。ストロベリーの香りはほのかで、酸味はマイルド。バランスのとれた優しい味わいです。
成城石井の担当バイヤーの方にお話を伺う機会がありましたが、こちらの開発には1年以上の期間を要したそうです。フレーバーの組み合わせも、何種類も試行錯誤した中で完成した商品とのこと。
とにかく食べた後の香りの余韻がよく、チョコレートとコーヒーは鉄板の組み合わせですが、こちらは紅茶や中国茶との相性もばっちり。仕事の合間や休日にひと息つきたいシーンに最高! 忙しい日でも、ひとときの癒しの時間をもたらしてくれそうです。
数えてみるとそれぞれ1袋に30枚ずつ入っていました。1枚あたり約32円の計算です。きらっと輝く個包装のパッケージもすてき。
これは食べる紅茶!?「紅茶チョコレート」2種
null成城石井 素材を味わう紅茶チョコレート&チャイチョコレート(各180g 1,102円)
同じ紅茶フレーバーでしょ、と思うかもしれませんが、似ているようで全然別モノ!
写真左、「チャイチョコレート」は袋を開けた瞬間、ほのかなスパイスの香りが広がります。こちらはインド産アッサム紅茶をベースに、シナモンパウダーが配合されています。これはまさに「チャイ」! 紅茶とスパイスのバランスがよく、インパクトはありつつも、不思議とまたすぐに食べたくなる中毒性があります。小さくてもパワーのある1枚は、気分転換したいときに。
写真右、「紅茶チョコレート」はインド産ダージリン紅茶を4%使用。ダージリンの個性を引き立てるホワイトチョコレートと組み合わせてマイルドに仕上げています。上品な香りで、まるで紅茶を飲んだ後のような後味。甘すぎず、クセも少なく、紅茶好きにはたまらない仕上がりです。
フレーバーに合わせて紅茶の種類を変えていたりと、さすがのこだわりを感じますね。
こちらは38個入り、1枚あたり約29円です。
成城石井のロングセラーチョコレート
null成城石井 ナポリタンチョコレート(300g 1,502円)
クリアなパッケージにカラフル個包装のチョコレートがたっぷり詰まった「ナポリタンチョコレート」。成城石井好きなら、見覚えがあるのではないでしょうか。
こちらは成城石井のロングセラー商品で、北イタリアの老舗チョコレートメーカーから直輸入しているシンプルなソリッドチョコレートです。
チョコレートといえばベルギーやスイスが有名ですが、じつはイタリアのチョコレートもハイレベル。伝統的な製法で作られる、歴史あるチョコレート工房が多くあります。
個包装のパッケージの色は4色ですが、フレーバーは「Milk」と「Dark」の2種類。Milkはカカオ32%。マイルドで食べやすくほどよい甘さ。Darkはカカオ52%。Milkと比べると濃厚でビターなカカオの風味を楽しめます。どちらも口溶けの良さが印象的でクセがなく、デイリーにストックしたいチョコレートです。
数えてみたらMilkとDarkが同数で32個ずつ、合計64個でした。1枚当たり約23円! この口溶けと品質ならコスパ最高と言えます。
初めにご紹介した、「香るチョコレート」「素材を味わうチョコレート」の個包装のパッケージはシンプルでしたが、「ナポリタンチョコレート」はカラフル。テーブルが華やかになりますね。
以上、2024年のおすすめチョコレートをご紹介しました。成城石井のチョコレートは種類が豊富だし、個包装のデザインがスタイリッシュなものが多いので、お茶受けに出してもさりげなくおしゃれ感が出るところも気にいっています。今回取り上げた3種はコーヒーやお茶に添えるのにもちょうどいいサイズですね。
バレンタインの月ということで、新商品もたくさん登場しています! 成城石井のチョコレートコーナーからは今後も目が離せません。
料理研究家・フードコーディネーター。
飲食店実務経験後、野菜メーカーで家庭向けレシピ企画職を務めたのち独立。 文京区千石にてキッチンスタジオ atelier月を構え、身体にやさしい料理をコンセプトに料理教室を不定期で開催。 KEITA・神田えり子とともに料理家ユニット<C (クレッシェンドシー) のメンバーとして、食品メーカーへのレシピ提供・飲食店向けのメニュー開発のほか、食イベント対応なども行う。Instagram:@recipe_m.hattori