納豆は何回くらい混ぜるのが好み?
null今回のアンケートでまず多かったのは、混ぜ方に関するこだわり。
「私はササッとしか混ぜないでそっとすくって食べます。粘り気が強すぎるのが苦手だからです」(25歳女性/主婦)
「納豆は混ぜないでそのままパックの形を残したままご飯の上にかけて食べます。ネバネバをすすって食べるのは好きじゃない」(67歳女性/総務・人事・事務)
「大粒の納豆にだし醤油をかけてさっと混ぜて食べる。納豆が好きで、豆の味をしっかり味わいたいので、あまりかき混ぜないで食べる」(58歳女性/主婦)
「400回混ぜる。半年以上毎日そうして食している」(51歳男性/その他)
「納豆を混ぜる専用機械を使う。混ぜるほどにコクが増すから」(35歳男性/その他)
なるべく粘り気を出したくなくて敢えて混ぜない人から、白くフワフワに泡立つまでとことん混ぜる人まで千差万別。また、混ぜる前か後か、たれを入れるタイミングによっても風味が微妙に異なるという意見もありました。
それにしても、“納豆の混ぜる専用機械”と聞いて、筆者は一瞬、何かの冗談だと思ってしまいましたが、調べてみたら本当にありました。納豆道はなんて奥が深い!
付属のたれの代わりにベースの味付けはアレで…?
null市販の納豆には大抵たれが付いてきますが、それに飽き足らずお好みの調味料でアレンジするというアイディアもたくさん寄せられました。
「からしは入れない。醤油も使わない。できるだけ素のままで食べて本来の味を楽しむ」(69歳男性/その他)
「付いているたれとからしは使わないで、代わりにめんつゆとワサビを混ぜて食べています。めんつゆがご飯とよく絡み、のど越しよく食べやすいです」(61歳男性/その他)
「たれにマヨネーズやケチャップを少し加えるとコクが出て美味しい」(69歳女性/主婦)
「オリーブオイルを入れたら味がまろやかになり美味しさが増します」(53歳男性/その他)
「納豆についているタレを使わず、たまにポン酢で食べる。さっぱりしているし、おかずのように食べられます」(49歳女性/その他)
「お酢を入れる。お酢の酸味と納豆の相性がとてもよく、さっぱりとした味わいを楽しめるし、クセになるから」(28歳女性/その他)
上記以外には、ごま油、味噌なども合うとのこと。さっぱりからこってりまで、その日の気分に合わせてベースの味付けを選ぶのもよさそうですね。
辛子以外にこんな味変も!?
null納豆は辛子がアクセントになりますが、それ以外にもアイディアしだいで味変は自由自在です。
「砂糖をかけて、醤油をかけてかき混ぜます。甘じょっぱくてとても美味しいです」(64歳男性/その他)
「塩を入れて食べます。醤油より美味しい」(60歳男性/その他)
「ごま油と柚子胡椒を少し加えてかき混ぜる」(69歳男性/営業・販売)
「ラー油をたらしてピリ辛風に食べると美味しいです。少しパンチが効いて満足感も増します」(35歳女性/その他)
「梅ペーストを混ぜると、酸味で美味しくなる」(66歳男性/その他)
「味の素を入れます。昔から醤油と味の素でしたが最近はタレがついているので味の素をプラスします」(58歳女性/公務員)
「納豆に、きなことヨーグルトを混ぜて食べる」(64歳男性/会社経営・役員)
“納豆+ヨーグルト+きなこ”というのは、かなり大胆! でも、やってみたらデザート感覚で意外とハマるかもしれませんね。
納豆のトッピングは何をのせる?
null納豆はさまざまなトッピングを楽しめるのも醍醐味。今回、特に人気だったのは“卵・ネギ・キムチ”でした。
卵
「納豆には卵を入れて食べています。ネバネバが卵でツルツルとして、口当たりが良くなり、食べやすくなるからです」(59歳女性/その他)
「納豆を食べる時は小鉢に移して辛子と卵の黄身だけ、ネギをよく混ぜて食べる。白身を捨てるのはとても贅沢な食べ方だと思う。なるべく捨てたくないのでしょっちゅうは食べられない。私にとってはご褒美メニュー」(51歳女性/営業・販売)
「生卵を入れてかき混ぜてご飯にかけて食べている。たまに青のりを入れたりして味の変化を楽しんでいる」(49歳男性/その他)
ネギ
「ネギをたくさん入れる。納豆が隠れるぐらい」(60歳男性/その他)
「ネギと青のりをたっぷり入れる。香りが良くなり美味しい」(55歳男性/その他)
「刻んだ長ネギ、鰹節、生卵を入れよく混ぜて焼き海苔に挟んで食べるのが最高です」(65歳男性/その他)
キムチ
「納豆にキムチを入れて、温かいご飯に混ぜて食べます。毎日食べても飽きません」(62歳男性/会社経営・役員)
「納豆にキムチをのせて、オリーブオイルをかけて食べるとキムチの食感と納豆がマッチして美味しい」(60歳男性/その他)
「キムチとオクラと山芋を入れてネバネバ丼にする」(53歳女性/公務員)
その他、こんなトッピングも…
「大根おろしと混ぜて食べます。べとべとしなく食べやすいです」(68歳男性/その他)
「フリカケやゴマなどを混ぜて食べる」(48歳男性/コンサルタント)
「ちりめんじゃこを混ぜる。ちりめんじゃこの風味が良い」(51歳男性/営業・販売)
「長芋とめかぶを入れてボリュームたっぷりに。ご飯を控えめにできます」(55歳女性/主婦)
「納豆にとろけるチーズをかけてご飯にのせる。チーズの風味が納豆にマッチしてご飯が進みます」(28歳女性/総務・人事・事務)
「たくあんを刻んでいれる。食感が良くなっておいしい」(37歳女性/主婦)
「天かすを入れる。サクサク感を楽しめる」(50歳男性/総務・人事・事務)
王道から変わり種まで、トッピングのバリエーションも実に豊富。チョイ足しで食感がよくなったり、ボリュームアップしたことでご飯の量を少なめにできたりいいことづくめです。
こんな料理に納豆をイン!
null納豆を料理の具材として活用するアイディアも続々。
「野菜サラダに入れてドレッシングをかけて食べます」(57歳男性/その他)
「雑炊やラーメン、うどん、みそ汁などのあらゆる汁物に、納豆を入れて少し煮込んでから食べると、納豆から出る深い味わいが隠し味となって、何でもおいしくなります」(58歳男性/その他)
「カップ焼きそばに混ぜて食べる。ソースの味と納豆の味が意外にあっておいしい」(40歳男性/総務・人事・事務)
「カレーに納豆を入れる。とろみが出ておいしい」(59歳男性/デザイン関係)
「納豆お好み焼き。昔祖母が作ってくれておいしかった」(39歳女性/会社経営・役員)
その他、パスタやサンドイッチに合わせてもGOOD。存在感がありつつ、さまざまな料理になじむ納豆のポテンシャルに脱帽です。
これだけ食べ方の選択肢があれば、毎日食卓に出しても飽きることがありません。「こうやって食べるのが絶対においしい!」という自分のこだわりも大切にしつつ、みなさんのアイディアもぜひご参考に、納豆の新たな楽しみ方を追求してみてはいかがでしょうか。
成人までの人生を受験勉強にささげた結果、東京大学文学部卒業。その後なぜか弁護士になりたくて司法試験に挑戦するも、合格に至らないまま撤退。紆余曲折の末、2010年よりフリーライターの看板を掲げています。