日常使いはもちろん、アウトドアやキャンプにも調味料が欠かせないもの。特に昼、夜、朝と同じ食材やメニューをアレンジすることの多いキャンプなどでは、味変できる調味料はとても重宝します。近年、アウトドア用スパイスが発達したのもうなづけます。
サラダには胡椒をガンガンにかけ、豚汁には七味を欠かさないタイプの筆者が、最近友人知人から紹介されて「これはナイス味変!」と思った調味料をご紹介します。
八幡屋磯五郎の「ガラム・マサラ七味」
null長野県の善光寺土産によくいただく、『八幡屋磯五郎』の七味。その七味シリーズにガラム・マサラバージョンがあることを、最近教えてもらいました。
唐辛子、クミン、コリアンダー、ブラックペッパー、ブラックペッパー、クローブ、シナモン、陳皮を配合したスパイシーな七味で、パッケージはインドを思わせる象のイラストが。
カレーに合うのはもちろん、エスニックな味付けにしたい時にも便利です。
ガリプロの「ドバドバイ」
nullにんにく好きによる、にんにく好きのためのショップ『ガリプロ』。「ドバドバイ」はにんにく好きに向けて作られた、にんにく一味。こちら、アウトドア男子にファンが多く、キャンプやBBQ時に「ドバドバイ」をその名の通りドバドバかける人が続出するほど。
中身は、国内製造の唐辛子粉末とにんにくパウダーというシンプルな一味で、うどんやそばにも使えます。
がブリチキン。の「かけるチキン。にんにく醤油」
null前出の2つは七味と一味でしたが、こちらは瓶詰の鳥そぼろ。11年連続「からあげグランプリ」で金賞を受賞している飲食店『がブリチキン。』が開発した、おつまみ系調味料です。
コロナ禍の折りに、お店の名物「骨付鳥おや鳥」を瓶詰めで再現したら面白いのではと商品開発を進め、販売したところ大評判になり、現在に至ります。
ニンニクの味わいがしっかりしみ込んでいます。ごはんにも合いそう。
まずはポテサラで試してみた
nullまずはシンプルなポテトサラダに、それぞれの調味料をかけて味見してみました。
「ガラム・マサラ七味」はクミンとコリアンダーが感じられるスパイシーさ、ばっちり合います。もっとかけてもいいかも?
「ドバドバイ」はシンプルなニンニク一味、食べる順番を一番最初にすべきだった……。普通に美味しかったです。
「かけるチキン。」は見かけからしてボリューミーな味わいに。お肉ですもんね。「ガラム・マサラ七味」と「ドバドバイ」がのび太とスネ夫だとすると、こちらはジャイアンです。
どの調味料も、それぞれのおいしさがありました。
カルビ肉にかけてみた
nullカルビ肉を塩コショウで味付けしたあとで、それぞれの調味料をかけてみました。
ポテサラと同様、それぞれの味わいをうまく発揮しています。特に「ドバドバイ」がお肉には強いような印象をうけました。
焼き鳥にもかけてみた
null焼き鳥にも合うと聞いて、試してみました。
確かに合う! 「かけるチキン。」は鶏肉同士ゆえか、味わいもより深くなったような。
「ドバドバイ」は安定のニンニク一味、これまたドバドバかけたくなります。
「ガラム・マサラ七味」は単調になりがちな焼き鳥を、ガラッと印象を変えてくれました。
味に変化がつくと、食事の楽しみが増えますよね。
年末年始の焼き肉時に、キャンプ時などに、今回ご紹介した味変調味料を取り入れてみるのもいいのでは?
個人的には、次回は豚汁に入れて試してみたいと思っています。
神保町で働く編集者。少女漫画からファッション、テレビ、トレンド情報、堅実女子、アウトドアなどの専門メディアを経て、kufuraへ。音楽と旅とアートと山とゴルフとサウナが好きです。一度ハマると長めです。2024年現在、ビリヤニとキャロットケーキを追いながら、あんことおはぎにも熱視線を送っています。