美容にもうれしい健康食材「オクラ」
null8月も後半というのに、連日強い日差しが降り注ぎ、うだるような暑さが続いています。そんな中でも神楽坂野菜計画の店頭には、暑さに負けずに元気に育った野菜や果物がたくさん並んでいました!
さて今回は夏野菜のひとつ「オクラ」です。お店では静岡県産や徳島県産のオクラを取り扱っています。出荷時期は、産地によって少し変わりますが5~11月、旬は7~8月です。
角オクラと呼ばれる馴染みのある形状のものから、丸オクラと呼ばれるさやが丸いもの、赤オクラと呼ばれる少し珍しい品種も取り扱っています。
栄養としては、まずβカロテンが豊富。そのほかにビタミンB1、B2、ビタミンC、カルシウム、マグネシウムなども含まれます。抗酸化作用があり、夏の紫外線で疲れた肌をいたわる栄養素が豊富な美容食材といえますね。
オクラ特有のねばねば成分は水溶性の食物繊維で、胃粘膜を保護したり、消化促進や整腸作用といった効果が期待できます。暑さで食欲が低下している方におすすめしたい野菜です。
新鮮なオクラの選び方&保存方法
nullオクラは、切り口が白いものが新鮮な証拠! ぜひチェックしてみてください。また、色が鮮やかで産毛が密生しているものが良いとされています。
保存するときは、乾燥に弱いので、ビニール袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存するようにしましょう。もしくは、輪切りにして冷凍してもOKです。
新鮮なオクラは生食もおいしい!おすすめの食べ方は
nullオクラは茹でて食べることが多いと思いますが、実は新鮮なものなら生のまま刻んでもおいしく食べられます。刻む前に塩で板ずりをして産毛を落としておきましょう。
特に赤オクラの色素はポリフェノールの一種であるアントシアニンで、眼精疲労の回復や老眼の予防なども期待できます。この栄養素を無駄なく摂取するにも、生食がおすすめ。サラダや和え物、酢の物などに。
お店の方が教えてくれたのは、オクラをひき肉とトマトと一緒に炒めたガパオライス風の一品でした。夏休み中の子どものランチにも良さそうですね!
我が家で好評なのはオクラのから揚げです。鶏のから揚げと同様に、一口大に切ったオクラに醤油や酒、にんにくのすりおろしをもみ込み、片栗粉をまぶして油で揚げます。おやつ感覚で食べられて、娘も大好きな一品です。ビールのおつまみにもぴったりですよ。
8月の畑通信:トマト作りで重要な「肥料の与え方」
nullこんにちは。畑通信担当の阿部です。
今年はこれまでご紹介してきたように、とうもろこしやズッキーニなど新たな野菜にたくさんチャレンジしています。そんな新顔野菜から、今月はトマトをご紹介します。
トマト栽培で難しいのが、肥料の調整です。葉や茎ばかりが伸びると実に栄養が届きにくくなりますが、かといって新しい葉や茎が成長しないと新しく実を付けることもできません。それぞれがバランスよく育つように、肥料をコントロールしながら育てています。
また、実が大きくなる過程で水を与えすぎると実が割れることがあったりと、水分量の調整も課題になります。
さらに、ハウス・露地両方で育ててみても、両者にいろいろな違いが出ます。新しい作物を取り入れるたびに試行錯誤です! 楽しみながら丹精込めて育てたトマト、ぜひ試してみてくださいね。