新しい“えびもの”はリゾット&ラザニアキット
null昔からカルディに“えびもの”はありましたが、このリゾットやラザニアキットは比較的最近出てきた商品だと思います。リゾットの方は“乾燥ごはん”も一緒に入っているので、別途用意する必要なし! フレッシュ感が欲しい方は、仕上げ用の生パセリを用意するのがおすすめです。
ラザニアキットもとくに別途、用意するものはなく、このキットのみで作れます。なのであとはサラダとワインを用意すればいいだけです(笑)。どちらも手軽にえびの風味を堪能できるのがいいところ。
瓶もの・ボトルものは逸品そろい!
nullそしてカルディの“えびもの”で推しなのが、瓶もの・ボトルもの。どれもレベルの高いおいしさを誇ります!
えびスープ、南蛮海老のみそ汁の素
お湯を入れるだけで、えびの旨味、コク、香りが味わえるスープ&みそ汁の素。なのですが、鍋のシメにラーメンや雑炊を作る際、こちらのスープかみそ汁の素を入れたり、カップめんを食べる際、味変として入れても美味! ちょっとしたアクセント使いでも効力を発揮してくれるので、もはや“一家に2本“欠かせません。
えび油
昔からの定番品。この商品のすばらしさはご存じの方も多いと思います。商品名にもあるようにまさに“万能”。ひまわり油に北海道産の甘えび、フライドオニオン、フライドガーリック、砕いたアーモンドを漬け込み、甘えびパウダーやチリパウダーで味付けした調味油ですが、これでチャーハンや焼きそばを作ったり、オムレツや野菜炒めを作ってみてください。いつものメニューがえびの香りと旨味でレベルアップします。
えびみそ
そのまま箸休めとしていただいてもいいですし、白いごはんにのせても。かまぼこにちょっとつけて食べてもおいしいです。風味づけとしてマヨネーズやお醤油に混ぜて使っても◎。クリームチーズに混ぜて一風変わったディップにするのもおすすめです。
オマール海老めんつゆ
こちらは夏の数量限定商品でした。が! まださまざまな店舗で見かけますし、特価になっているので、いわゆるトマト麺好きの人におすすめです。私はトマトよりもえびが好きなので、そこまでの感動はなかったのですが、トマト麺好きの人たちは「おいしい。これはリピ買い案件」と言っていました。逆に私のようにトマトよりもえびが好きという人には、えび感が物足りず……。なので調味料として使っています。トマト系のスープやパスタソースに入れると、味にぐっと深みが出るんです。
瓶ものの隠れ名品!スカンピ(手長えび)のソース
null冷蔵コーナーにあるこちら。高級食材であるスカンピ(手長えび)を使ったソースなのですが、たっぷり入って700円台というのはかなりお得! 中にはムースタイプのもったりとしたソースが入っています(でも口当たりはふんわり)。スカンピの香り、トマトの酸味と甘み、そしてクリームのミルキーさ。これは美味! そのままクラッカーにのせてもいいですし、トマト系やクリーム系パスタの仕上げにトッピングしてもよし。蒸し野菜やゆで野菜のディップとしてもおすすめです(じゃがいも、ブロッコリーによく合います)。
ちなみに定番のえびものパスタソースやリゾットの仕上げに、この“スカンピソース”を加えると、一気にレストランの味に変身します。ぜひ試してみてくださいね。
手軽にえび味を楽しめる、ラーメン・そば類もおすすめ
null手軽にえびの味が楽しみたいときは、やはり麺類がおすすめです。しかもカルディの“えび麺”系、意外とハズれがないんです。時間のないときのごはんや、1人のお昼ごはん用にストックしておくと便利。
「海老まぜそば」には、先ほどご紹介した「えび油」をちょっと加えても、えび感マシマシになっておいしいですよ。
寒い季節におすすめのレトルト食品
null最後にこの時期のおすすめの“あったかメニュー”を楽しめるレトルトをご紹介。
もへじ謹製 海老仕立て味噌鍋つゆ
数年前から、寒い季節限定で販売されているこの鍋つゆ。海老の旨味とコクが効いた力強い旨味の鍋つゆなので、具はあっさりとしたもの(鶏肉、白身魚、豆腐、白菜、水菜など)がおすすめです。
海老ドリアの素
こちらむき海老と玉ねぎ。ごはんを用意。玉ねぎとむき海老を炒め、“海老ドリアの素”を混ぜ、ごはんにのせてオーブンなどで焼き上げます。ちょっともったり感強めのソースだったので、私は豆乳を加えて伸ばしましたが味に問題なし(牛乳でもOK)。
フュメドポワソン(フランス版魚介のだし)とアメリケーヌソース(オマール海老の殻を使ったフランス料理のソース)が使われているので、残りごはんがあるときなど、これを使うとお店の味になってかえって贅沢になっちゃうんです(笑)。出来立てをハフハフしながら食べてくださいね。
カルディの“えびもの”は、1か所にまとめて売られているわけではなく、いろいろな場所に点在して売られているので、ぜひえび好きさんや甲殻類好きの人は店内を散策しながら見つけてみてくださいね。
※価格は中田さん購入時の税込み価格です。
編集者・フードジャーナリスト。多くの料理本や暮らしの本、キャンプ本を手がける。自著に子どものごはん作りの闘いを描いた『闘う!母ごはん』、『素晴らしきお菓子缶の世界』(共に光文社)がある。 プライベートでは猫2匹&犬1匹と小学生、大学生の女の子の母。ハワイじゃなくてグアムラバー/スターウォーズマニア/アダム・ドライバーファン。Instagram