麺類は間違いなしのおいしさ!
null毎年発売されるカルディのレモンフードの中、絶対間違いがない!と断言できるのが麺類。レモン好きはそのおいしさを知っているので、レモンフェアが始まると同時に“大人買い”をしています(笑)。ちなみにどの麺もレモン汁で“追いレモン”するのもおすすめです。
●レモン冷麺
そば粉不使用の冷麺にカルディオリジナルのレモンスープがついた冷麺。このレモンスープに柑橘果皮が使用されているため、柑橘特有の苦味もしっかりと感じられます。そのため、“苦味が苦手”という人にはおすすめしません。
でもレモンピール好きだったら絶対にハマる味です。キムチやゆでた鶏肉をのせるのがおすすめとありますが、もやしや青じそ、かにかま、ゆでたえびをのせてもおいしいです。
●瀬戸内レモン塩やきそば
フライパン調理のみでなく電子レンジ調理も可能。
レモンが効いたチキンブイヨンの旨味ソースがポイント。食べるとくどくない、さわやかなレモンの味と香りを楽しめます。このレモンの味と香りを邪魔しないためにも、“肉なし焼きそば”にし、野菜たっぷりで作ることをおすすめします。ちなみにその野菜もキャベツやもやしなど主役の焼きそばを邪魔しない淡泊なものがおすすめです。
●塩レモンまぜそば
熟成させた生麺を非加熱で乾燥しさせることで、小麦の旨味を封じ込めた寒干し麺を使用。そのため、コシが強い、食べ応えのあるタイプの麺です。たれにレモンピールが使用されてるため、こちらも冷麺同様、たれに柑橘の苦味を感じるタイプ。ですので苦味が苦手な人や子どもには不向きかもしれません。でもレモンの苦味も好き!という人にはたまらない混ぜそばです。
●瀬戸内レモン塩ラーメン
チキンとオニオンガーリックのスープに瀬戸内レモンを効かせた、さわやか系カップめん。毎年発売される人気商品で、オンラインで“箱買いする”という人もいるほど。さっぱりしているので暑くて食欲がないときでもスルッと食べられてしまうおいしさです。レモン好きは追いレモンするのがおすすめです。
普段の食卓のアクセントになる、調味料系
null●レモンナムルの素
レモンナムルが簡単にできる調味料。電子レンジにかけたもやしに和えるだけ。さっぱりとしたナムルになるので、ごはんはもちろん、お豆腐やお肉・魚の付け合せとしても使えます。にんじんや小松菜をこれで和えてもおいしいと書いてありますが、トマトをこれで和えてひと晩冷やしてみてください。最高の1品ができます!
●レモン唐揚げの素
レモン風味の下味たれと専用の唐揚げ粉のセット。“レモンをかけなくても爽やかな唐揚げ”が食べられるという画期的な調味料。作る際、ただまぶすのではなく、鶏肉にフォークなどで穴をあけ、中までしっかり“レモン下味”をしみこませるとさらにおいしくなります。しかしレモン好きならやっぱり食べるときは改めてレモン汁をかけてください(笑)。
お弁当のおかずとしてもおすすめです。
●レモンアヒージョの素
レモンとアンチョビソースを加えた、ワンランク上の濃厚アヒージョの素。ここにオリーブオイルを50g加えて使います。魚介やきのこがおすすめとなっていますが、たこやえびに今の時季ならズッキーニを合わせてもおいしいですよ。その他、野菜ならブロッコリーやプチトマト、カリフラワーなんかもおすすめです。
●レモン麻婆豆腐の素
クセになるおいしさでリピ買いする人が多い1品。
基本は絹豆腐、豚ひき肉、長ねぎを入れて作るのですが、“炒めだれ”としてナスや小松菜、ブロッコリーを炒めてもおいしいです。パッケージの可愛さと反して、意外となほど辛いです(笑)。ごはんに合う辛さと酸味なのも、日常的に使いやすいと思います。
●塩レモンパスタソース・瀬戸内海老レモンパスタソース
レモンパスタソースシリーズ2種。
「塩レモンパスタソース」は一時期、あまりの人気に入手困難になった商品でしたが、現在は落ち着いたようですね。こちらパスタソースとしてはもちろんですが、オリーブオイルを足してアヒージョの素として使ってもおいしいんです。ゆでたえびや帆立と軽く焼いたズッキーニ&パプリカをこのソースで和えてもおいしい魚介ホットサラダができます。
瀬戸内海老レモンの方はパスタ向き。このソースで作る、ブロッコリー(またはかぶやスナップエンドウ)とえびにパスタ、最高です!
ちょっと残念でした……レトルト系(でもスープは◎)
null●レモンチキンカレー
ココナッツベースのカレーにレモンの香りと酸味を感じるカレー。日本のカレーというよりタイカレーに近い感じでサラッとした口当たり。厳しい評価が並ぶカレーですが、まずくはありません。ただ飽きる(笑)。最初のひと口、ふた口はおいしいのですが、その後、「もういいや」と思ってしまうんです。そして悲しいことにごはんと合わない。パンの方がまだ合うと思います。
●かけるだけレモン麻婆豆腐
豚肉ではなく、鶏肉を使った“白い麻婆豆腐”。レモン果汁が入っているので、さっぱりとした味わい。思った以上に辛いです。そして普通においしいのですが、“軽いおいしさ”。深みがあまりないんですね。かつ、先の「レモン麻婆豆腐の素」ほどアレンジが効かない……。二度目はないと思います。
●レモンクリームスープ
じゃがいもと生クリームベースのビシソワーズ風スープにレモンの香りと酸味を加えたもの。想像以上に美味。パセリを散らし、バゲットやサンドイッチを添えたら立派な1食になります。温めて食べるとありますが、ひと晩冷蔵庫でじっくり冷やして冷製にしても非常においしいです。これは推しです。
瓶ものレモン調味料はギフトにも!
null●れもん蜂蜜漬
大分県の養蜂家「近藤養蜂場」のはちみつに瀬戸内産のレモンスライスを漬けこんだシンプルな“はちみつレモン”。冬はホット割ですが、今なら水か炭酸割でどうぞ。ヨーグルトにかけたり、ケーキやお菓子作りに使えばほのかにレモンの香りを楽しめます。
●寺岡家のレモンぽんず
広島産のレモン果汁と国産牡蠣エキスが入った、こだわりポン酢。強い香りではないので、さまざまな料理に使えます。今ならおすすめは豚しゃぶサラダ(豚しゃぶと水菜をこれで和える)や、冷やし茶漬けに小さじ1杯分くらいたらしてみてください。お茶漬けがさわやかになって暑い日などおいしいですよ。
全体的に甘すぎる……!買うなら「レモネード」一択
nullドリンク系は非常に期待していたのですが、正直ハズレが多く、残念な結果に。「ブラックティー アールグレイレモン」、「クラフトシチリアンレモンスカッシュ」、「シチリアンレモネード」の3種は甘すぎでした……。夏、甘いものを飲むと逆にのどが渇くので、あまりおすすめできません。
ただ「シチリアン レモネードベース」はおすすめです。おそらくペットボトルの「シチリアンレモネード」と“素”は同じなのかもしれませんが、自分で割って作った方がしっかりと味がする濃さに作れますし、断然おいしく感じました。「カルピスベース」で作るカルピスとペットボトルのカルピスの味が違うのと同じかもしれません(笑)。
お酒は買いです!
null●シチリアン レモンサワー
カルディのサワー系は飲みやすいフレーバーのものが多く、どれも人気ですよね。かつ、どのフレーバーもギリギリのラインまで甘さを抑えているのが特徴だと思います。この「シチリアン レモンサワー」も甘いには甘いですが、“辛口好きなお酒好き”も飲めるよう、かなり抑えているという努力が感じられるんです。レモンの苦味も感じられる夏におすすめの1本です。
●リモンチ クレーマ・アル・リモーネ
夏にぴったりなイタリアの伝統酒「リモンチェッロ」。カルディでもかなり昔から取り扱いがあります。その「リモンチェッロ」がミルキーな味わいになったのが、この「リモンチ クレーマ・アル・リモーネ」。かわいらしいパステルイエローのお酒ですが、アルコール度はしっかり16度あります。味はまさにレモンミルクの味。ロックで飲んでもいいですし、ミルクで割ったり、バニラアイスやレモンシャーベットにかけても美味。
ちなみに森永製菓の「アイスボックス」でロックにしてもおいしいですよ。
おやつやつまみにポテトチップスとディップ
null●塩レモンポテトチップス
数年前からこの時期になると発売される人気のポテトチップス。このポテトチップスの魅力はしっかりとした酸っぱさ! レモン好き・酸味好きはこの酸味を求めているんですよ~! 中途ハンパな酸味などいりません!
●レモン風味チーズディップ
“塗るレモンチーズケーキ”の異名を持つ、SNSでも数年前から話題のディップ。甘さ控えめで、チーズの塩気もしっかりとあります。170円でこのおいしさは買う価値あり!
クラッカーに塗ったあとさらにはちみつ&黒こしょうをかけてもおいしいですよ。
まだまだレモンな商品が続々登場!
nullそしてここまで書いたところで、ちょっとカルディをのぞいたら、またレモン商品が増えていました! もはやキリがないですね~!
●レモンソルト
豚肉や鶏肉、白身魚の味付けにおすすめ! 味がついていない焼き鳥を買ってきて、これで調味してもおいしいですよ。
●レモンライスの素
スパイシーなカレーを食す、南インドでは主流のレモンライス。そのレモンライスがこちらを使えば、炊いたごはんに混ぜるだけで完成。レモンの香りとマスタードが特徴的で、カレーやトマト煮込みなどと相性のいいですよ。
●レモン甘酢あん
瀬戸内レモン果汁とレモン皮のみじん切りを使用したさわやかな甘酢あん。酢豚や野菜炒めの味付けにおすすめと書いてありますが、コンビニの唐揚げに焼いた夏野菜(ズッキーニやパプリカ)を合わせ、この甘酢あんで和えてみてください。絶品です。
●牛乳でつくる レモンミルクの素
春に発売された「牛乳でつくる いちごみるくの素」のレモン版。さわやかなレモンラッシーのようになっておいしいです。ただ、お値段が高い! 混ぜる割合が「レモンミルクの素」1に対し牛乳1なので、下手すると2回分くらいしかないのです。味にはまったく問題はありませんが、コスパは決して良くはありません。
観測史上最速の梅雨明けで夏を迎えた今年。もはやうだるような暑さとジメジメにうんざりしている方も多いと思います。ぜひレモンをチャージして、少しでもすっきりしてくださいね。
撮影/中田ぷう
※掲載商品はすべて中田さんが個人的に購入されたものです。
※価格は購入店舗などにより異なります。
編集者・フードジャーナリスト。多くの料理本や暮らしの本、キャンプ本を手がける。自著に子どものごはん作りの闘いを描いた『闘う!母ごはん』、『素晴らしきお菓子缶の世界』(共に光文社)がある。 プライベートでは猫2匹&犬1匹と小学生、大学生の女の子の母。ハワイじゃなくてグアムラバー/スターウォーズマニア/アダム・ドライバーファン。Instagram