梅干し
null1つめの手仕事料理は、梅干し。塩漬けにして、天日干しにして……と手間はかかりますが、とても人気のようで、たくさんの回答が寄せられました。
「梅干し。祖母が毎年作っていたので、自分も一度やってみたいと思っている」(41歳/その他)
「梅干しが好きすぎて、今までは人から頂いたり、買ったりしていたが、今年初めて自分で漬けてみた。漬かるまでの工程を観察したりしていたら、手間よりも楽しみの方が大きくなり来年以降も続けてみたくなった」(41歳/その他)
「梅の紫蘇巻を毎年ちょっとだけ作るのですが、今年めっちゃおいしく出来たので(砂糖多めにしたので)すぐなくなりました……。来年は3倍作ろうと思います」(49歳/自営業)
「いつか梅干しは自家製で作ってみたいとは思ってますが……なかなか」(48歳/主婦)
梅酒
null梅干し以外にも、梅を使った手仕事料理が多数集まりました。梅酒は、両親や祖父母の代から続く“先祖直伝”のレシピがあったりもするようです。梅干しに比べれば、挑戦するハードルは低めなのかも。
「梅酒。自分ではそんなに飲めないのに、代々受け継いできた味を絶やすのが忍びなくて何となく毎年作ってしまっています」(51歳/研究・開発・技術者)
「梅酒は作ってみたいなって思ってます」(27歳/その他)
「梅酒は毎年作ってます」(56歳/総務・人事)
「梅酒作り。簡単に作れて美味しいから」(20歳/パート・アルバイト)
「梅酒作り。今年は引越しで荷物を減らしていたのでできなかったが、ずっと興味があるので来年こそは!と思っています」(29歳/主婦)
梅ドリンクのシロップ
null梅や赤しそで、ドリンク用のシロップを作っている、という方も。炭酸などで割れば、夏場の塩分補給にもぴったりです。私の実家でも梅シロップをよく作っているのですが、美味しい上に市販の飲料よりも健康的な感じがするので、ジュース代わりに家族で飲んでいます。
「梅シロップ。毎年家の庭でとれる梅でシロップを作り夏に炭酸で割って飲む」(41歳/主婦)
「赤紫蘇で紫蘇ジュースを作っています。実家からもらえるのでせっかくなので作ります。色がピンクで綺麗なのとさっぱりスッキリしていておいしいので」(54歳/主婦)
「今年初めて梅シロップを教わったのでやってみました。めちゃくちゃ美味しかったです! 来年からも作り続けようと決めました!」(54歳/パート・アルバイト)
「梅シロップ。毎年恒例で作ってるからなんとなく作ってしまう」(41歳/研究・開発・技術者)
漬けもの
nullこちらも定番、自家製のお漬けもの。ちょっと一品欲しいときに、漬けものがあると助かりますね。ぬか漬けや酢漬けなど、漬けるものや漬けかたは人それぞれのようです。
「自家製の大根の漬物を作りたいです」(53歳/主婦)
「お漬けものをつけてます」(41歳/無職)
「自分でぬか漬けを作ってみたい。近所のお漬物屋さんが閉店したので……」(53歳/主婦)
「ぬか漬け。ご飯のお供に何か食べるものと考えるけど、常にお漬物あると助かる」(32歳/主婦)
「ラッキョウ酢。どんどんはまってしまい、酢の物やドリンクと言ったかんじで毎日摂取するようになりました。」(50歳/事務職)
「自家製生姜漬け。生姜漬けが料理に合う。殺菌作用の効果も期待して食べている」(33歳/総務・人事)
干し柿・干し芋
null秋の味覚を使った干し柿や干し芋は、お年寄りから子どもまで、みんなで食べられる手仕事料理。干している様子も、季節感があっていいですね。なかには室内で作る方もいるそうです。「干し柿好きな祖母のために」という素敵な理由もありました。
「小さい頃、田舎で親と作った干し柿を作り始めたら、子供が喜んだ」(58歳/主婦)
「干し柿・干し芋が大好きなので来年はがんばって挑戦したいです」(25歳/その他)
「干し柿。柔らかめな干し柿が好きなので、来年は自分で作ってみたい」(50歳/主婦)
「干し芋。自分が作った干し芋はとにかく甘く感じる」(25歳/営業・販売)
「干し柿。祖母が、買っていくとすぐに食べてしまうぐらい干し柿好きだが、結構いい値段がする。祖父の家に大量の柿がなるので、自分で作れたらもっといっぱい持って行ってあげられるかなと思うので」(39歳/公務員・団体職員)
栗を使うもの
nullこちらも秋の味覚、栗。栗の渋皮煮は、『kufura』でレシピをご紹介した記事も大変人気がありました。栗きんとんはおせちに向けて作るのも定番ですね。
「生栗を茹でて裏ごしし、和三盆と混ぜて茶巾で絞る栗きんとん。美味しすぎるけど買うと高いので毎年自作します」(46歳/主婦)
「栗の渋皮煮」(41歳/無職)
「栗の渋皮煮は来年も作りたいです」(37歳/主婦)
ゆずを使うもの
null果物系のレシピのなかでは、特にゆずを使ったものをあげる方が多く、使い方もジャムから薬味までさまざま。手仕事料理ではないですが、ゆず風呂などもありますね。もらったはいいけど使い切れない!という時にも参考になりそうです。
「ゆず茶作り。今年やってみたら、種しか捨てるところがなく美味しくできたので」(41歳/自営業)
「ゆず茶。ゆずジャムを簡単に作れることを知り、安く大量に美味しいゆず茶を飲めるのでハマってしまった」(41歳/主婦)
「ゆず胡椒。家族みんな好きな薬味なので、作ってみたら案外簡単だった。柚子をもらうことが多いので、大量消費のために毎年作っている。辛みやしょっぱさを自分で調整できるので楽しい」(36歳/主婦)
「ゆずでジャムを作る事。ヨーグルトに入れて食べると美味しいし風邪予防になる」(45歳/主婦)
その他の果物を使うもの
nullゆず以外でも、果物のなかでは柑橘系が圧倒的に人気でした。異なる果物でも、作り方は似ているものが多いので、アレンジして別の柑橘で作るという方法もありそうです。
「塩レモン。実家でレモンを植えてそれが採れるようになって、もらって作ってみたら料理にすごく使えることが分かったので来年からもやろうと思っている」(39歳/公務員・団体職員)
「イチジクのコンポート。日本酒で煮てもおいしいです」(43歳/その他)
「ドライフルーツを作ってみたいです。むかし、ミニトマトをドライミニトマトにしようとしましたが、失敗しました」(45歳/事務職)
「旦那の実家で採れた、かりんを使った“かりんシロップ”作り」(43歳/主婦)
「グレープフルーツの砂糖煮。グレープフルーツを食べた後、皮を取って置きます。4個分くらい溜まったら短冊切にし、茹でこぼしを3回して白ワインと砂糖で煮詰めます。マーマレードがあるならば、グレープフルーツピールもイケるでしょう!と思い、冷え性対策で始めました。アマ苦さが癖になります!」(52歳/その他)
味噌
null少数ではありますが、味噌自体をおうちで作ってみたい、という回答もありました。以前『kufura』の記事で、「手作り味噌キット」を使って、子どもと一緒に手作り味噌を作る方法をご紹介しているので、ぜひこちらも参考にしてください。
「味噌づくり。麦味噌の美味しいのを自分で作ってみたい」(47歳/その他)
「手作り味噌。作ったことないけどやってみたいです」(40歳/主婦)
燻製
null自宅で燻製を作りたい、という方も。酒好きとしては、燻製が家で作れるなんて、やってみたくてたまりません。肉製品やチーズ、魚など、いろんなもので試せそうですね。
「燻製料理。宅内でも出来るという事を知ったので、諦めていたが試したい」(44歳/主婦)
「スモーク。ハムやチーズを桜チップで」(57歳/主婦)
「燻製。燻製キットを買ったが使ってないため来年は楽しんでみたい」(48歳/総務・人事)
その他の手仕事料理
null上記のカテゴリーにおさまりきらなかった手仕事料理もたくさん。少しずつ作れるものを増やしていけば、毎日の食生活がぐっと充実しそうです。
「辛子レンコン作成。自分の好みで辛さをできるから」(52歳/主婦)
「パン! 普段あまりがちな食材を混ぜて焼くと、家族が食べてくれるので消化できるから」(47歳/主婦)
「甘酒作り」(29歳/事務職)
「お菓子作り。子供が生まれる前は結構やってたけれど、子供が生まれてそれどころじゃなくなってからは、全くやってなかった。今年、成人を迎えるので、それをきっかけに自分のやりたいことを復活させたい」(47歳/主婦)
「干し野菜。コロナで買いだめして傷みそうな野菜は基本的に干して長期保存。意外と活用できて良かった」(39歳/主婦)
以上、2023年も続けたい&チャレンジしてみたい手仕事料理をご紹介しました。すでに作っているものがある方も、新しくやってみたいものがきっと見つかったのではないでしょうか。やりたいことにたくさん挑戦して、実りの多い1年にしたいですね。
なお、『kufura』では、料理家・沼津りえさんの「季節の手仕事」記事も大好評連載中。その他にも、手仕事に活かせる記事が多数ありますので、ぜひ参考にしてくださいね!