1,000円以下で買える「ハイデル」の麗しきお菓子缶
null『ハイデル』はドイツのチョコレートブランド。1982年創業の比較的新しい会社です。
毎年、ホリデーシーズンになるとクラシカルなデザインのチョコレート缶を出しており、日本でも高い人気を誇ります。缶ペンケースのような形の缶や、オーナメント形の缶は、『カルディコーヒーファーム』などでも扱っていますが、このスクエア缶や楕円形のミニラウンド缶は、カルディにはなく、おしゃれな雑貨ショップなどで扱っています。
今っぽいかわいいテイストのイラストのクリスマス缶が多い中、逆にこうしたクラシカルなクリスマス缶があると新鮮に映りますよね。
良心価格すぎるネコバケツ缶!
null物価高騰の余波は、お菓子缶の世界にも来ています。とくに10月以降、軒並み値上げが続いていて、今まで1,000円以下で買えていたお菓子缶もほとんどが1,000円以上になってしまいました。この“ネコバケツ缶”を見つけたときも、「1200~1500円くらいはするだろうな」と予測したのですが、値段を見てびっくり! 予想の半額以下!
思わず二度見してしまいました。こっくりとした赤い缶には、エンボス加工が施されたクリスマスツリーやリース、そしてグレーにハチワレ、三毛に茶トラなどの猫たちが描かれています。
中にはラムネとストロベリー風味キャンディが入っています。
「フェアリーケーキフェア」からは2つのホリデー缶が登場
nullミュージシャンの坂本美雨さんとイラストレーター前田ひさえさん、そして菓子研究家のいがらしろみさんがプロデュースする『フェアリーケーキフェア』から生まれた「神様のいたずらネコクッキー缶」。“神様のいたずら”とは、猫たちのめずらしい柄やふしぎな柄のことをさします。そのため、このクッキー缶の中に入っているねこ型クッキーの柄もさまざま。
通年商品は白い缶ですが、クリスマス限定の赤い缶にもさまざまな柄を持つ猫たちが描かれています。冬に映えるこの赤い色が魅力的!
そしてこちらも同じく、前田ひさえさんの詩的でノスタルジックなイラストが映えるクリスマスクッキー缶。“妖精たちのティーパーティ”がテーマとなっており、側面には天使や雪だるまも描かれています。
中にはオーナメントを連想させるような、クリスマスモチーフのクッキーが4種類入っています。
おとぎ話のような、かわいすぎるハウス型チョコレート缶
null2022年の「カファレル クリスマスコレクション」は、「希望」や「願い」といった意味が込められたクリスマスの定番カラーである「緑」をテーマカラーに、毎年人気のオーナメントやアドベントカレンダーを発売。その中でも推しなのが、このオンラインショップ限定の「クリスマス・ハウス」。ホリデーをイメージしたローズピンクのハウス缶に、クリスマスに向けてプレゼントを準備するリスのサンタと、それを手伝う白うさぎが描かれています。おとぎ話のようなかわいさを持つ缶。
「カファレル」の看板商品である「ジャンドゥーヤ」をはじめ、サンタやリス、ネコなどの形をしたチョコが18粒入っています。
今年も登場。数量限定「美しすぎる紅茶缶」
null1886年創業のイギリスの老舗紅茶ブランド『ウィッタード』」。日本ではそこまでメジャーではありませんが、本国では知らない人はまずいません。
『ウィッタード』は毎年、ホリデーシーズンになると装飾の美しい缶に入った紅茶を数量限定で発売。
今年、2022年の柄はこんな感じです。繊細で美しいですよね。母親へのギフトなどにもおすすめです。
“フェスティブブレックファストティー”は、香り高いセイロン茶とさわやかなケニア産の茶葉をブレンドしたもの。
クリスマスティーはオレンジピール、クローブ、バニラなどが入ったスパイスティーになります。
お菓子缶の世界が盛り上がるホリデーシーズン。ぜひ素敵な缶を手に入れてくださいね。
撮影/中田ぷう
※価格は、中田さん購入時の税込み価格です。
編集者・フードジャーナリスト。多くの料理本や暮らしの本、キャンプ本を手がける。自著に子どものごはん作りの闘いを描いた『闘う!母ごはん』、『素晴らしきお菓子缶の世界』(共に光文社)がある。 プライベートでは猫2匹&犬1匹と小学生、大学生の女の子の母。ハワイじゃなくてグアムラバー/スターウォーズマニア/アダム・ドライバーファン。Instagram