「美味しんぼ」にも登場した、大阪・こんぶ土居の本格十倍出し【本日のお気に入り】

『こんぶ土居』は、創業百年を越える歴史のあるお店。大阪の食文化において重要な北海道の昆布ですが、昆布を通して大阪の食文化の伝統を守り育ててきたお店でもあるそうです。漫画『美味しんぼ』にも登場したことがあり、ご存じのかたもいると思います。

そんな『こんぶ土居』の名物商品が「本格十倍出し」（小瓶200ml、850円・税込）。

一切の食品添加物を使わず、道南産真昆布と鹿児島県産近海一本釣り鰹本枯節と高知の完全天日塩のみを原料にしています。

瓶を開けると、ふわっと昆布と鰹節の食欲をそそるかおりが漂います。お湯で十倍に薄めて、美味しいお吸い物に、他にもお味噌汁、煮物、おひたしなどにも。

実際に料理に使ってみたところ、“出し”を調味料として足すだけで、あらゆる料理の味に深み、旨味がでて、驚くほど簡単に料理が美味しくなります。“出し”が感じられるだけで味の満足感があるので、いろいろな調味料を使わずに済むのもよいです。

濃縮タイプの“出し”を他にも使ってきましたが、同じような材料を使っていても、一つ一つの素材に対して本物を追求し品質にこだわったものばかりを使うことで、味に違いがでて美味しくなることが分かった一品です。

そして、オススメはもう1品。「昆布粉」（瓶入り、18g、450円・税込）。こちらも「美味しんぼ」で“秘密の小ビン”として登場しました。

原材料は、漁獲量の激減により幻の高級品となった北海道函館市白口浜産の天然真昆布を100％使用。粉状にしたものです。漫画では、納豆や味噌汁、うどんのつゆなどに振りかけて食べています。

何にかけてもとっても美味しい隠し味になるので、1瓶があっという間になくなります。そんな人のために、詰め替え用（18g×2、750円・税込）もあります。

また、塩少々を加えお湯をさして昆布茶としての楽しみ方も。これから寒くなる季節にいいですね。

こだわりの原料でありながら手が出しやすい価格、これからも長く買い続けたい逸品です。

大阪・空掘商店街にあるお店は趣があり、雰囲気も堪能しながらお買い物する楽しさがありますが、オンラインストアでも購入できるので、そちらも覗いてみると楽しいですよ。