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ちょっと北欧風?高山の「猫まんじゅう」がかわいくて【83歳の料理家・祐成陽子さんの、ずっと美味しいモノ】#41

2015年に発売され、ネットを通じてじわじわと話題になっていった、飛騨高山の和菓子処が作る“猫まんじゅう”。よーく見るとかわいいというよりもちょっと不気味なのですが、でもやっぱりかわいい(笑)。そしてなんだかちょっと北欧風なのもいいんです。そんな不思議な魅力をもったおまんじゅうを紹介します。

スタッフへのお土産としても人気

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「招福猫子まんじゅう ふむふむ」1,650円(税込)

“猫まんじゅう”(正式には「猫子まんじゅう」)を作るのは、夫の故郷である岐阜県高山市で創業100年を越える和菓子処『稲豊園(とうほうえん)』。お店の隣の路地裏で暮らす野良猫たちをイメージして作ったという、この猫まんじゅう。最初は飛騨高山の猫好きに、そしていつしか全国の猫好きな人へ広まっていき、今ではオンラインショップで購入することもできるようになりました。

さまざまなセットの“猫まんじゅう”がありますが、今回スタッフへのお土産として買って帰ったのは、お客様のリクエストから生まれたという”肉球餅“も入った、”ふむふむセット“。この”肉球餅“は求肥餅でできたおまんじゅうで、抹茶あんと苺あんの2種類。
“猫まんじゅう”の方は猫の柄によって味が違います。

●サバトラ(胡麻生地に竹炭のライン。中は小豆こしあん)

●サビ(アールグレイ紅茶の生地に黒糖生地と竹炭生地をトッピング。中は小豆粒あん)

●黒(竹炭生地と黒糖あんの組み合わせ)

“ふむふむセット”は上記3種類の柄の猫ちゃんたちが入っていますが、他にも白、三毛、とら、ロシアンブルーなどの猫ちゃんがいるんですよ。

紙袋もかわいらしい

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買うとついてくる紙袋も猫が描かれていて、かわいいのです。お土産としてもぴったりですよね。

 

やっと温かいお茶がおいしく感じる季節になってきました。しかもこのおまんじゅう、緑茶やほうじ茶だけでなく、コーヒーにも合うんですよ。ぜひ北欧風の“猫まんじゅう”で、お茶の時間を楽しんでみてください。

 

※価格は祐成さん購入時のものです。


【取材協力】

祐成陽子

祐成陽子クッキングアートセミナー校長。

食べること、作ることへの“好き”が高じて、1965年、主婦の経験を生かし、料理教室をスタート。1987年には、日本初のフードコーディネーター養成学校を設立。輩出した生徒数は4,000人超え。卒業生には、タレントで国際薬膳師でもある麻木久仁子さん、人気フードコーディネーターSHIORIさん、料理家のほりえさちこさんなどがいる。

【料理家・祐成陽子さんの、ずっと美味しいモノ】の連載は今回が最終回となります。長い間、ありがとうございました。

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