栗がたっぷり入った栗ごはん
nullダントツ人気だったのは、栗がゴロゴロ入った“栗ごはん”。
たくさん入っていたほうが断然美味しいので、栗の大量消費にはぴったり、多めに炊いて余ったら冷凍しておくという回答が目立っていました。
きのこや小豆など、ほかの食材と組み合わせたり、もち米を使って“おこわ”風に仕上げたり、お好みでアレンジを楽しむ声も。
「栗ごはん。栗がゴロゴロ入っている方が美味しいので大量に入れます。甘くて秋を感じられる一品です」(37歳/主婦)
「栗ごはん。甘く煮た栗と小豆を炊飯器に入れて炊く。秋の味で美味しいです」(39歳/主婦)
「栗ごはん。栗としめじを、醤油、みりん、酒を入れただし汁、研いだ米と一緒に炊く」(41歳/研究・開発・技術者)
「栗ごはん一択。もち米を炊くときに、だし汁と剥いた栗と黒ごまを投入して炊くだけ。大量に消費するなら炊くもち米と栗の量を増やせばよい。余れば冷凍。秋の味覚を感じる美味しさ」(58歳/営業・販売)
栗を使った煮物
null和風の煮物に栗を加え、季節感あふれるお惣菜を楽しむ声も寄せられました。
醤油やみりんの味付けに、栗の甘味が上品なアクセントになりますね。
「和風の煮物に入れます。くずや生麩と炊き合わせると、秋らしいおかずになります」(57歳/主婦)
「栗と豚肉、大根の煮物」(66歳/主婦)
栗の渋皮煮
null渋皮ごと甘く煮る、栗の渋皮煮も大人気でした。
そのままいただくほか、焼き菓子やパフェなどスイーツへのアレンジも自在。ラム酒を効かせた大人の味わいも魅力的です。
煮たときのシロップも、お菓子作りやお料理に生かして、美味しく使い切りたいですね。
「渋皮煮。家族みんな大好きなので、時間はかかりますが毎年作ります。パウンドケーキなどのお菓子作りにも使えるので便利です」(44歳/主婦)
「栗の渋皮煮。ラム酒を効かせて上品にいただきます」(43歳/その他)
「栗の渋皮煮。少し手間はかかるけど、そのぶん美味しい。日持ちもして保存できるし、余った汁をヨーグルトに混ぜたり料理に使ったり、栗もアレンジでお菓子や料理にも使えます」(36歳/その他)
「栗の渋皮煮。渋皮をとる手間も要らず、美味しくできていい」(66歳/その他)
kufuraで連載中の【料理研究家・沼津りえさんによる「ちょこっと漬け」】でも、「栗の渋皮煮」のレシピは人気! 栗に染み込んだシロップがほどよい甘さで絶品です。
栗の甘露煮
null鮮やかな黄色の栗にトロリと甘い煮汁の絡んだ甘露煮。市販品も手に入りますが、旬の美味しい栗を使った手作りの味わいは格別ですね。
おかずの一品にするほか、お茶請け、手作り和菓子へのアレンジなど、保存が効くので様々に楽しめるとの声が寄せられました。
「甘露煮。せっかくの栗なので、贅沢に使いたいので、甘露煮にします。アンパンやどらやきの中にいれると、一気に贅沢感が増して嬉しいです」(54歳/主婦)
「栗の甘露煮。保存もききます」(48歳/主婦)
「栗の甘煮。簡単だし美味しい」(35歳/事務職)
栗きんとん・マロンペースト
null蒸したり茹でたりした栗をミキサーや裏ごしでペースト状にし、砂糖を混ぜるレシピも大人気でした。
ラップで茶巾しぼり風にしてお茶菓子に、トーストにのせて朝食に、アイスやケーキにクリームのように添えるのも美味しそう!
「栗きんとん。シンプルなものがいちばん美味しいです。たくさん作って知人に配ると、ものすごく喜ばれます」(45歳/主婦)
「栗きんとん。ペーストを作ったらラップに包んで成形するだけ。あらごしでも美味しいので適当でも上手くいく」(36歳/総務・人事)
「栗きんとん。栗を大量消費するときによく作っていて、パンに挟んで食べても、栗あんのようで美味しいです」(37歳/総務・人事)
「さつまいもを砂糖で煮てその中に栗を入れ、栗きんとんをつくり、飽きたらペーストにして、パンに塗って食べます」(68歳/主婦)
「マロンクリーム。ケーキやアイス、パンなどに塗って食べると美味しいです。栗の量がいるので大量消費にオススメです」(26歳/その他)
マロンペーストのレシピが知りたい方は、kufuraが料理研究家の沼津りえさんに教えてもらった「栗ペースト」の動画を参考に、ぜひ作ってみてくださいね。
その他のスイーツレシピ
null最後に、皆さんから届いた、様々な栗のスイーツレシピをご紹介します。
ホットケーキミックスを活用して作るケーキやドーナツは、手軽で子どもにも喜ばれそう。手の込んだマロングラッセを作って、秋ならではの味わいを満喫しているという人も。
「栗入りのホットケーキ。栗とホットケーキミックスを炊飯器で炊き、ケーキを作る」(48歳/その他)
「栗のドーナツ。ホットケーキミックスを使って、栗を入れて油で揚げます。おやつになるので、子どもも喜びます」(50歳/主婦)
「マロンアイス。甘く煮てつぶし、泡立てた生クリームと牛乳と混ぜ凍らす」(48歳/パート・アルバイト)
「マロングラッセ。毎年大量に栗をいただいていたので、手間はかかるけれど作っていました。時間がかかりますが、美味しいので作る価値はありです」(59歳/その他)
いかがでしたか?
ホクホクで甘い旬の栗。いつものごはんに取り入れると、贅沢な味わいと季節感が食卓にプラスされますね。
栗そのものの甘味を生かした、和洋様々なスイーツへのアレンジも大人気でした。
食欲の秋に、この季節ならではの味覚を気軽に楽しんでみてはいかがでしょうか?
ライター、J.S.A.ワインエキスパート。札幌の編集プロダクションに勤務し、北海道の食・旅・人を取材。夫の転勤で上京後、フリーでライティングや書籍の編集補助に携わる。小学生のころから料理、生活、インテリアの本が好きで、少ない小遣いで「憧れに近づく」ために工夫し、大学では芸術学を専攻。等身大の衣食住をいかに美しく快適に楽しむか、ずっと大切にしてきたテーマを執筆に生かしたいです。小学生のひとり息子は鉄道と歴史の大ファン。