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ジメジメした季節に食べたい、すっきりゼリー色々【83歳の料理家・祐成陽子さんの、ずっと美味しいモノ】#37

御年83歳でありながら、いまだ“おいしいもの”や“料理”への探究心は衰え知らずの料理家・祐成陽子さん。祐成さんに私たち普通のママたちが身近に買えるおいしいものを選んでいただく【料理家・祐成陽子さんの、ずっと美味しいモノ】の連載。

今月は、ジメジメしたときにこそ食べてすっきりする美味しいゼリーをご紹介します。

果汁50%も使用!家族ではまり、もう何度買ったでしょう!

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早和果樹園「もっちり有田みかんゼリー」791円(税込)

最初、売り場でこのゼリーを見たときは、「ずいぶんとかわいらしいパッケージだわねぇ」としか思わなかったのですが、「有田みかん」「ストレート果汁50%使用」というところが私のアンテナに引っかかったのです! そして普通のゼリーにはない“もっちり”という表現。「これは絶対においしい!」と感じ、購入したところ大正解! 本当にジューシーでおいしかったのです。今や、家族もこのおいしさに夢中で買ってもあっという間になくなるほど。

このみかんゼリー、ゼリー特有の硬さがなく、パッケージに書いてあるとおり“もっちり”しているのです。撮影用にお皿に出しましたが、本当にもっちりしているのでスプーンをさすのがすべって大変! ですから実際食べるときは、お皿などに出さず、ケースのまま食べてくださいね(笑)。

パウチタイプのゼリーは柑橘系がおいしい

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夢工房くまの「パウチinゼリーなつみ」378円(税込)

手軽に口にできるパウチタイプのゼリー。いつの頃からかさまざまなものが出てきましたよね。それだけにいろいろな味があるのですが、私がおいしいと思うのは柑橘系。

ぶどうや桃、りんご、コーヒーなどのパウチタイプゼリーがあるのですが、あの“吸って飲んでおいしい”というのをいちばん感じられるのは柑橘系だと思うのです。これはもう感覚的な問題なのかもしれませんが、ぶどうや桃、コーヒーのゼリーはガラスの器に盛って味わいたいのです(笑)!

この“なつみ”は、三重県産の甘夏果汁40%と果粒使用。しかも果粒がいわゆる“つぶつぶドリンク”などと違い、ゴロゴロ入っており、まさに“食べるゼリー”なのです。ジメジメとした日になど食べると本当にすっきりとしておいしいんですよ。

食後にアイスコーヒーだと物足りないから、ゼリーなんです

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「紀ノ国屋の珈琲ゼリー」281円(税込)

私、食後のコーヒーというのはなんだか物足りなくて好きじゃないんです(笑)。もう少し甘くてボリュームのある、デザート代わりになるものがほしい……そんなとき、コーヒーフロートやコーヒーゼリーをいただいています。

紀ノ国屋さんの珈琲ゼリーは喫茶店のコーヒーゼリーのように濃厚で(薄いコーヒーゼリーはいただけません)、そこへからむ濃厚な生クリーム。このバランスがとてもいいのです。

 

ジメジメしたり、暑いと本当に冷たくてのど越しのいいものが恋しくなりますよね。

今回はすべて紀ノ国屋さんで見つけたもの。今は駅ビルにも入っているので、比較的どなたでも買いやすいかと思います。ぜひ、今の時季にぴったりなゼリーを食べて元気を出しましょうね。

 

※価格は祐成さん購入時のものです


 

祐成陽子

祐成陽子クッキングアートセミナー校長。

食べること、作ることへの“好き”が高じて、1965年、主婦の経験を生かし、料理教室をスタート。1987年には、日本初のフードコーディネーター養成学校を設立。輩出した生徒数は4,000人超え。卒業生には、タレントで国際薬膳師でもある麻木久仁子さん、人気フードコーディネーターSHIORIさん、料理家のほりえさちこさんなどがいる。

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