久々にいただいた「さかぐち」の「一口あられ」、やはりおいしい!
null先日、近所の方から九段下にある、あられとかきもちの専門店「さかぐち」の「一口あられ」をいただきました。私が経営する、四ツ谷のフードコーディネータースクールから「さかぐち」までは実は1kmちょっとの距離。ウォーキングコースなんです。それもあって、昔からよく買いに行くお店でした。
有名な老舗ですからご存じの方も多いと思います。でも皆さん、「さかぐち」と言ったら、「京にしき」を思い浮かべる方がほとんどではないでしょうか。「京にしき」は、薄焼きの醤油せんべいに海苔を巻いた、海苔巻きせんべいですが、缶に入った「京にしき」の“並びの美しさ”と言ったら、まさに芸術品。目上の方や海外の方に差し上げても非常に喜ばれます。
が、私があえて“普段食べ”で推したいのは、「一口あられ」。一口大の小さなあられが入っているのですが、醤油、梅、ごま、えび、海苔、わさび、抹茶、砂糖、しょうがなど十数種類の味があり、食べていて楽しいんですよ。
やはりただ“しょっぱい”おせんべいだけではなく、“甘じょっぱい”おせんべいが入っていると味のバランスが整っておいしいんですよね。ついちょこちょことつまんでしまい、いつの間にか1箱なくなってしまうんです。
いろいろなサイズがあるのもうれしい。
そしてこの「一口あられ」、円筒形の箱に入ったものだけでなく、小袋に入ったものや化粧袋に入ったもの、有名な「京にしき」とセットになった缶などもあるので、自宅用や手土産用として、さまざまな使い方ができるのもいいんです。
また、甘い味のものだけを抜き、柿の種などを入れた「一口あられ(辛口)」もあるので、「甘いおせんべいやおかきはちょっと……」と言う方はこちらをどうぞ。
お茶やビールのときに、こんな風に種類別に分けて木製トレーの上に並べたりしてもおしゃれですよね。
見た目もかわいらしくて、しかもおいしい。ぜひ機会があったら食べてみてくださいね。
※価格は祐成さん購入時のものです
祐成陽子
祐成陽子クッキングアートセミナー校長。
食べること、作ることへの“好き”が高じて、1965年、主婦の経験を生かし、料理教室をスタート。1987年には、日本初のフードコーディネーター養成学校を設立。輩出した生徒数は4,000人超え。卒業生には、タレントで国際薬膳師でもある麻木久仁子さん、人気フードコーディネーターSHIORIさん、料理家のほりえさちこさんなどがいる。