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抗酸化作用にも注目!グレープフルーツの栄養と上手な保存方法って?

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酸味と甘みのバランスの良さに、ほのかな苦みがアクセント。少し大人っぽい味わいのかんきつ類、グレープフルーツ。ダイエットや美容に気を使う人に支持される理由は、ビタミン類や抗酸化作用にありました! グレープフルーツの栄養情報と保存方法、また簡単皮むきの裏技まで、管理栄養士が解説します。

低カロリー&ビタミン豊富!

グレープフルーツ(ホワイト)100gあたりに含まれる主な栄養素

  • エネルギー:40kcal
  • 糖質量:9.0g
  • 食物繊維:0.6g
  • ビタミンC:36mg
  • ビタミンB1:0.07mg
  • カリウム:140mg

グレープフルーツの赤/白で違いはある?

グレープフルーツには果肉の色の違いによりホワイト(白)とルビー(赤)に分けられます。ルビーはその鮮やかな色味からイメージできる通り、ホワイトにはないカロテノイド色素(β-カロテン)を豊富に含みます。

そのほかのエネルギー、糖質、ビタミンC、ビタミンB1などの主な栄養素の含有量はホワイトと同じです。

グレープフルーツの効能・効果を教えて!

ビタミンCで抗酸化作用

グレープフルーツには、ビタミンCが同じかんきつ類のみかんよりも多くに含まれています。ビタミンCは抗酸化ビタミンと呼ばれ、動脈硬化、老化、免疫力低下などの原因となる過酸化脂質の増加を抑える働きがあります。

抗酸化作用は美容にも

ビタミンCは体内で合成できないため、食品から取り入れる必要があります。コラーゲンの生成、肌や粘膜の健康維持に役立ちます。また、ビタミンCはメラニン色素の形成を抑える働きがあり、日焼け予防、しみ・そばかす予防にも役立ちます。グレープフルーツ1個分で1日に必要なビタミンCの約76%を摂取することができます。

健康や美容にうれしいカリウム

グレープフルーツにはカリウムが含まれています。カリウムは体内の塩分(ナトリウム)を排出する働きがあり、塩分の摂りすぎを調整してくれます。高血圧の予防・改善に役立ち、生活習慣病を予防するためにも積極的に摂りたい栄養素です。

ダイエット中のおやつにも◎

グレープフルーツ1個分(可食部約210g)に含まれるエネルギーは84kcal、糖質は18.9gです。グレープフルーツを間食として取り入れる場合、丸々1個食べたとしても間食の適量とされる1日あたり200kcalの約半量にしかなりません。

また、バナナ、りんご、みかんなど代表的なフルーツと比べてみても、エネルギー量は少なめなんです。

【フルーツ100g当たりに含まれるエネルギー】

  • グレープフルーツ…40kcal
  • バナナ…93kccal
  • りんご…56kcal
  • みかん…49kcal

また、グレープフルーツに含まれるビタミンB1は糖質をエネルギーに変える代謝に関わる栄養素です。偏った食事により不足すると食欲不振、倦怠感、むくみなどの原因になります。そのほかに皮膚や粘膜の健康維持にも役立っています。

グレープフルーツの保存方法&長持ちのコツ

冷蔵/室温どちらで保存する?

グレープフルーツは果肉を守る皮が分厚く、常温でも比較的長持ちするフルーツです。常温保存の場合はなるべく涼しい場所に置きましょう。

室温が高まる夏場は冷蔵保存がおすすめです。乾燥に弱いので、ビニール袋に入れて口を閉じてから野菜室で保存してください。

冷凍してもおいしい!

グレープフルーツは冷凍保存できます。皮と薄皮を取り除き、果肉だけを保存袋に並べて空気を抜き冷凍庫で保存します。

ちなみに、固くて厚いグレープフルーツの皮を剥くのがちょっと面倒……というときにおすすめなのが湯剥きする方法。鍋にたっぷり湯を沸かし、グレープフルーツを3分ほど茹でたら氷水で5分以上冷やすだけ。外の皮だけでなく、中の薄皮もとても剥きやすくなるのでおすすめです。

冷凍したグレープフルーツは半解凍でシャーベットのように楽しめるだけでなく、完全に解凍しても食感や風味を損ないにくいのが特徴です。1カ月ほど日持ちしますが、長期間保存したものはジャムや料理に活用するなど加熱殺菌してから食べると安心です。

 

撮影:黒石 あみ(小学館)

 

【参考】
・文部科学省「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」
・毎日くだもの200グラム推進全国協議会委員 「くだものの栄養素」
http://www.kudamono200.or.jp/health/health_01.html
・毎日くだもの200グラム推進全国協議会委員 「くだものの健康効果」
http://www.kudamono200.or.jp/health/health_02.html
・厚生労働省「e-ヘルスネット」抗酸化ビタミン
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/food/ye-008.html
・厚生労働省「e-ヘルスネット」コラーゲン
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/food/ye-011.html
・厚生労働省「e-ヘルスネット」カリウム
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/food/ye-005.html

(最終参照日:2021/9/12)

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