コロナ禍で、現在、テーブルとイスは完全撤廃!
nullコストコのフードコートというと、テーブルとイスもあって、買ったらそこで食べられるというシステムでした。ところが先日行ってみるとテーブルもイスも完全撤廃(2020年12月現在)!
つい数カ月前は少し間引いてテーブルとイスがあったのですが……。でもこれがコロナ禍でのニュースタンダードになるかもしれませんね。だから皆さん、元テーブルやイスがあった場所で立って食べていました。わが家はうるさい子どもたちがいるので、そのままテイクアウト。車の中で食べることに。
イチオシは20年間変わらず、180円の「ホットドッグ」
nullまず【閲覧注意】レベルに崩れた凄惨なホットドッグでごめんなさい……駐車場に運ぶまでに落としました……。
さて、コストコのホットドッグですが、コストコが日本に上陸したときからあるフードコートメニューです。180円(税込み)でホットドッグだけでなく、フリードリンクの飲み物もついてきます。
このホットドッグの魅力はなんといっても極太&絹びきに近いフランクフルトと無料のトッピング。私、こうしたアメリカのやわらか~い(ふにゃふにゃとも言う)ホットドッグバンズには、肉肉しいフランクよりも絹びきに近いフランクフルトの方が相性がいいと思っていて、コストコのホットドッグはまさに理想!
だからつい毎回、頼んでしまうんです。ちなみにトッピングはケチャップ、マスタードのソース類に、玉ねぎのみじん切り、レリッシュ(ピクルスのみじん切り)、ザワークラウトがあります。私は玉ねぎのみじん切りとマスタード多めが好みです。
このホットドッグ、実はコストコで売っている材料で再現可能。惣菜コーナーではないパン売り場の方に売っている「フジパン」のホットドッグバンズと、「カークランドシグネチャー」の「ポークディナーフランクス」を合わせれば完成です。
次点は「北海道ソフトクリーム」と「クラムチャウダー」
null次点はメインではなく、サイドメニュー&デザートです(笑)。この2つもロングセラーメニュー。当初この2つにはあまり惹かれず、頼んだことがなかったのですが、あるとき食べてみてそのおいしさにびっくり!
「北海道ソフトクリーム」240円(税込み)はそのミルキー感は他では味わえないもの。お菓子の「ミルキー」をソフトクリームにした感じと言えばいいでしょうか。ちょっとバタークリームのような感じすらあります。確かに甘いのですが、ベタベタとした甘さじゃないので、相当量あっても食べてしまうおいしさ。カフェオレ味や抹茶味などのバリエーションもあるのですが、ここは冒険せず、ぜひ王道の「北海道ソフトクリーム」一択で食べてみてください。
「クラムチャウダー」350円(税込み)は、1杯でかなりの量があります。付属のクラッカーと食べると腹パンに。そして何よりも味に深みがあっておいしいんですね~!
あまりにおいしくて何とかして家でも再現できないかと20年ほど前に試行錯誤。コストコで売っている大容量の「キャンベル」のクラムチャウダーにベーコンと牛乳、または生クリームにかつおだしを溶いたものを少し入れるとこれに近い味になります。
3位は「プルコギベイク」
null「プルコギベイク」450円(税込み)は、「ホットドッグ」や「クラムチャウダー」に比べるとずっと後から登場して定番化したメニューです。以前に比べ、若干スリムになった気がしますが、その分、長さが伸びた気が……30cm弱あるでしょうか。
水分量の多いねっちりとしたバンズの中には甘じょっぱいプルコギとチーズが入っています。この“水分量の多いバンズ”というのがパンというよりもごはんに近く、プルコギとよく合うんだと思います。だからホットドッグやピザ以上に日本人好みの味なため、実はフードコートでいちばん中毒性のあるメニューと言われているんですよね(笑)。
「チーズバーガー」は“肉”の食べ応えがすごい!
null2017年にアメリカのコストコで販売が始まった「チーズバーガー」680円(税込み)。日本には2018年一部店舗で先行販売が始まったあと、全国のコストコで一斉販売となったメニュー。
パティ、トマト、玉ねぎ、レタス、見えていませんがスライスチーズも入っています。スライストマトの厚みと見比べるとパティがどれだけ厚いか想像つきますよね。レタスもちょっと前まで1枚どーんと雑に入っていた記憶がありますが(笑)、今回はざく切りレタスになっていました。だから食べやすかった!
コストコのパティは100%ビーフということもあって、肉肉しさがハンパありません。それだけにハンバーガー専門店の味。それが680円で食べられるのはやっぱりお得ですよね。
男性や食べ盛りなら1人1個食べられるかもしれませんが、女性ならシェアしても十分おなかいっぱいになります。
2020年夏に登場した「アジアンチキンサラダ」
null長い間、コストコのフードコートでサラダと言ったらカップに入った「ガーデンサラダ」でした。それが去年の夏「チキンシーザーサラダ」に変わり、今年の夏「アジアンチキンサラダ」680円(税込み)にアップデート。「チキンサラダ」の内容は以下。
- 鶏むね肉のゆでたもの
- レタス、にんじん、紫玉ねぎ、きゅうり
- 砕いたナッツ、パリパリ揚げ麺
- チャイニーズドレッシング
がっつり混ぜていただくのが◎ よくある組み合わせの具なのですが、このチャイニーズドレッシングが旨い! 全体をものすごくよくまとめてくれるお味です。鶏むね肉もしっとり。そしてやはり揚げ麺が入っているのが子どもたちの心をわしづかみにしていました。
季節ごとにフレーバーが変わる、スムージー
nullコストコのスムージーは季節ごとにいろんなフレーバーが登場します。いちご、ゴールデンパイン、巨峰、国産かんきつ、マンゴー、ラ・フランスなどなど今までいろいろなスムージーが誕生しています。
今は「りんごスムージー」240円(税込み)。まるですりおろしたりんごを飲んでいるような、ちゃんとりんごの甘さと酸味が効いた本格的なスムージーです。これはおすすめ!
王道のピザは、他のおすすめを食べたあとでも間に合う(笑)!
nullコストコ日本上陸当時からあるピザ(すみません、これもカート内で落としました……)! いえ……別に最下位というわけではないんです。ちょっと大味ですが、アメリカらしいおいしさで私もたまに食べたくなります。
が!サイドメニューも含めて他のメニューに勢いがあり過ぎて、どうにも存在が薄れてしまう……。他のメニューを制覇したあと、最後に食べても問題ないメニューです。とはいえコストコの「ピザ」は両手で持たないと持てないこの大きさ!
毎回、気分がアガります!
ホールでも売っているので年末年始におすすめですよ。
テイストはそのときどきによって変わりますが、大体王道であるのがペパロニ、マルゲリータ、チーズ。写真は落として崩壊していますが、マルゲリータです……。
いかがでしたか、コストコのフードコート。今はテーブルとイスがないので、家に持ち帰ったり、車の中で食べたり……近くの公園まで足を延ばしてから食べるのもまた楽しいものです。ぜひ“アメリカンな味”を楽しんでみてください。
撮影/中田ぷう
※価格は中田さん購入時の税込み価格です。