1970年誕生。日本最古のハンバーガーショップ
nullかつて「ダイエー」の店舗内で、「ドムドムハンバーガー」を見た人はたくさんいるはず。1990年代後半には全国に400店舗以上ありましたが、時代の波に翻弄され、多くの店舗が姿を消していきました。
一時はネットで「“ドムドムバーガー”、つぶれるんじゃないか?」といううわさがまことしやかに流れ、ネット上で「ドムドムを応援しよう」という運動があったことさえありました(非公式)。
CMすらやっていないハンバーガーチェーン店ですが、根強いファンが多いんですね。わが家も夫婦そろって長年の“ドムドムファン”!
しかし今、ファンに心配ばかりかけていた“ドムドム”が快進撃を続けています。
きっかけは深刻なマスク不足
nullとはいえ、「なぜハンバーガーチェーン店がマスクを販売?」と思いますよね。きっかけはやはり“新型コロナウイルス”。
今年の4月、従業員のためのマスクのストックがなく、困り果てた経験を経て、今年創業50周年記念グッズを制作する際、このコロナ禍、従業員たちが少しでも明るく、楽しい気持ちで働けるよう、“どむぞうくん”タグをあしらった洗えるマスクを急遽制作することにしたのだとか。
合わせて世間では深刻なマスク不足が問題になっていたため、一般にも販売を開始したと言います。
しかしハンバーガー店がマスクを手がけたことがSNSで話題になり、想像以上の反響になってしまい、店舗販売2日目には各店舗に長蛇の列ができてしまったうえ、ECサイトでも第3回の販売まで販売数が少なく、開始1分で完売。
「まさかこんな事態になると思わず、この時期にお客様にお並びいただいてしまったこと、購入できなかったことは本当に申し訳なかったと思っております」と今回、同社社長・藤﨑忍さん自らコメントをいただきました。
11月にはリニューアルした“ドムドムマスク”を再販
nullこの経験を踏まえ、一時“どむぞうくん”マスクは抽選式の購入方法になっていましたが、現在は販売数を増やし、安定して購入できるようになっています。
そして11月20日、今度は表面がメッシュで裏面がコットンのマスクが発売(私たちが購入したのは8月だったため、“冷感タイプ”のマスクでした)。こちらはお値段も下がり、1組2枚セットで1,280円(税込み・別途送料全国一律300円)。
当初は白1色だったカラーも、今では8色になりました。
適度な厚みがあり、しっかりとした作りの“ドムドムマスク“。顔へのフィット感もいいですよ。
こちらも50周年記念オリジナルグッズの「ドムドムオリジナルタオルハンカチ(2枚セット)」1,380円(税込み)と「ドムドムオリジナルミニトートバッグ」1,180円(税込み)。
“ただポテト柄”のハンカチだったら“あるある”なのですが、ドムドムオリジナルのポテトケースがついているところがいいんです。
ミニトートバッグは“ご近所バッグ”やサブバッグとしてはもちろん、マチもしっかりあるのでお弁当バッグとしても使えます。
トートバッグもタオルセットもどちらも何度か完売を起こしている商品。欲しい人はぜひ早めにチェックしてくださいね!
撮影/中田ぷう。
ドムドムハンバーガー:https://www.domdom1970.com/
※上記オンラインストア以外では、東習志野店・笹丘店・深井店・吹田店にて店頭販売しています。