まさかこんなものまで!ハンズフリーのショートブーツ
null今回ご紹介するのは、セダークレストの「スパットシューズ(ストレッチニットブーツ)」です。
まさかハンズフリーのブーツがあるとは! それもかなりシンプルなデザインで、お仕事はもちろん、いろんなシーンでの着こなしに合いそうです。


価格:6,490円(税込)
カラー:ブラック
素材:(アッパー)合成皮革、(ヒール・ソール)合成底
サイズ:23㎝
「手を使わない」「屈まずに履ける」って、いったいどういうこと?と、思っていたのですが、このブーツに関しては履き口が広めで、後ろ側にスリットが入っている仕様に。
だから足入れが簡単にでき、さらに内側はかかとがホールドされるように狭まっているので、脱げにくくなっているのです(それもあって厚手のタイツやソックスを合わせることを想定し、いつもより1サイズ上にしました)。
なるほどー。ただ、スパットは履けるけど、スパットは脱げない。普通に手を使いますし、人によっては屈む必要が。ハンズフリーシューズを脱ぐときのことは誰も教えてくれなかったけど、考えれば当然でした。
しかしながらこのブーツ、はっ水加工が施されていて、急な雨や水はねも安心(完全防水ではありません)。“デオサニー”という消臭機能のある素材も使っているから、ブーツを履いたあとのニオイも気にならないのだそう。機能的にも、なかなか優秀なのです。
ブーツのボリューム感を味方に、着こなしを考える
null履き口が広めなこともあって、少しボリュームを感じるシルエットが今っぽい印象。それを意識しながら洋服を選ぶと、バランスよく組み合わせられると思います。たとえば……。
【Style01】オーバーサイズシャツで、ブーツのボリュームを調整して

シャツ/クーム パンツ/ユニクロ バッグ(大)/エルエルビーン (小)/コーチ
トップスのシャツを大きめにして、ブーツのボリューム感とバランスを取りました。その分デニムは細身のシルエットで、ブーツイン!
筒が太いから、ブーツインも簡単にできるというのも、うれしいポイントです。
【Style02】ロングワンピースをブーツの存在感で引き締める

ワンピース/スティーブン アラン ニット/ドゥロワー ピアス/アデルビジュー バッグ/グッチ(ヴィンテージ)
縦のシルエットを強調するシャツワンピースに合わせて、足元に安定感を。ブラックのブーツが全身を引き締め、着こなしをのっぺり見せません。
写真にはないけど、黒かグレーのタイツを合わせる想定です。
ハンズフリーシューズ、まずは4ケタプライスで試してみては
null慌ただしい朝や、小さな子どもと出かけるとき、人のお家に上がる仕事など、さまざまなシーンで活躍するハンズフリーシューズ。
今回、いろんなタイプを探してみたのですが、スニーカーやスリッポン、夏はサンダルと、まさかここまでバリエーションがあるとは! 「ちょっと試してみたいな」という私のような人も、このプライスだったら挑戦しやすいのではないのでしょうか。
本音をいうと、レディースは甘めなデザインが多いので、もっとユニセックス的なタイプが増えるとうれしいといったところです。いやー、それにしても世の中にはすごいアイテムがあるものだ!
今日もいいお買い物、できました!
フリーエディター。ファッション誌の編集プロダクションに勤務の後、独立。現在は大人の実用ファッションを中心に、人物インタビューや日本の伝統文化など、ジャンルレスで雑誌やブランドサイト、ウエブマガジンで活動中。現在Domaniでも「今日からは、自分のために服を着たい」を連載中。また、インスタグラム@editor_kaoでは私服コーディネートを紹介するかたわら、さまざまなブランドや百貨店とのコラボレーションも手がけている。













