都会的なロゴプリントがデザインアクセントに
null今回「この連載でも、リュックを取り上げてみたい」と、編集長・サトウさんにリクエストされてリサーチしたのですが、もともと私にアウトドアの素質があまりないため、正直苦戦しました。
スニーカーと同じように、この手のアイテムって、常に「今いちばんイケてるブランドのあのデザイン」があると思うのですが、それが何かわからないのと、そもそもそれが、4ケタプライスで手に入るとも思えず。だけどみんなが使うからこそ、オシャレなものを選びたいし……うーん、うーん。
そう考えていたところ、ある日、表参道を歩いていて見つけたのがこちらです。本当に奇跡の出合い!
アウトドアプロダクツ ザ・レクリエーション ストアの限定リュック「452 ラージ プリント」です。
「アウトドアプロダクツ ザ・レクリエーション ストア」は、アメリカのアウトドアブランド「アウトドアプロダクツ」のスペシャルショップで、2年前に表参道にオープンしました(オンラインショップもあり)。
価格:8,580円
カラー:グレー
素材:(本体)ナイロン100%
サイズ:ラージ(縦46×横38×マチ20㎝)
今回私が選んだラージは、7サイズ中、ちょうど真ん中の大きさになります。いわゆるベーシックなサイズは、もうひとつ小さいミディアム。ショップスタッフの方曰く、大人はこの2サイズで迷うのだそう。
確かに、定番のミディアムは安心感がありますが、あえてワンサイズアップして持ってもかわいい印象。実際に、身長156㎝の私がラージを背負っても「めちゃめちゃ大きい!」というふうにはなりませんでした。
メンズも使いやすいので、ひとつあれば、家族でシェアしてもいいかと。なにしろ無敵の7サイズ展開なので、持つ人の体型やライフスタイルに合わせて選べます。
ロゴTに抵抗があってもリュックなら取り入れやすい
nullトレンドに左右されない王道アイテム、だけどロゴがあるぶん、周囲とカブりにくいのがいいなと選んだ「452」のプリントデザイン。洋服がシンプルでも、適度なアクセントになりそうです。
リュックなら、ロゴTが苦手という人も挑戦しやすいのでは!
【Style01】大人っぽいオールブラックに遊び心をプラス
黒の洋服に、グレーのリュックでさりげないコントラストを。リュックがシックなので、タイトスカートのように落ちついた印象のアイテムともなじみます。
足元のサンダルは、リュックのロゴに合わせてホワイトにしました。カットソーは過去の連載【vol.66「SLY(スライ)」のボックス型カットソー(4,400円)】、サンダルは【vol.62「ユニクロ」の名品サンダル(2,990円)】で紹介済み。
私の夏の着こなしは、この連載で成り立っているようなものです。
【Style02】休日のカジュアルスタイルはシックな配色で
たとえば週末のピクニック。カジュアルな着こなしにリュックを合わせると、子どもっぽくなりがちですが、グレーのトーンやロゴのあしらいが、全体を適度に引き締めてくれます。
ベージュやグレージュなど、アイテムすべてをシックな色味にすると、「運動会っぽさ」もありません。
さらに「2個持ち」というアレンジも楽しそう
null機能面からいうと、サイドポケットがあると便利だな、とかPCを保護してほしいなとも思うのですが、さすがに4ケタでは叶わず……。シンプルだからこそ価格が抑えられていると考えたら、なかなか優秀なアイテムではないでしょうか。
ちなみに、ロゴプリントが入っているデザインは、リュックのほかに、ボストンバッグやトートバッグのバージョンも。2個持ちする人も多いらしく、それも素敵だなと思いました。
同色でも色違いでもいいですし、大きなトートバッグと合わせて旅仕様にしたり、小さなボストンバッグを、カラビナでアクセサリーのように付けてもかわいいとか。なんだか夢がふくらむ!
まずはこのリュックを大活用して、考えてみたいと思いまーす。
今日もいいお買い物、できました!
フリーエディター。ファッション誌の編集プロダクションに勤務の後、独立。現在は大人の実用ファッションを中心に、人物インタビューや日本の伝統文化など、ジャンルレスで雑誌やブランドサイト、ウエブマガジンで活動中。現在Domaniでも「今日からは、自分のために服を着たい」を連載中。また、インスタグラム@editor_kaoでは私服コーディネートを紹介するかたわら、さまざまなブランドや百貨店とのコラボレーションも手がけている。