シャープなスクエアスリーブが、気になる二の腕をカバー
null数年前までは、大人になるにつれ丸みを帯びてきた体のラインや、若いころとは違う二の腕のハリが気になって、どんなに気温が高くてもノースリーブは避けてきたのですが、さすがにもう無理……。でも先日、ふとしたことから、その悩みを(ある程度ですが)回避できる方法がわかったんです。その答えが、今回のアイテム。
はい、選んだのはSLYの「サイドオープンC/Nチュニック」です!
価格:4,400円(税込)
カラー:ブラック
素材:コットン64%、ポリエステル36%
サイズ:フリー
腕を出すのが抵抗がある人にこそ、トライしてほしい一枚
null「フレンチスリーブで肩を少しだけ隠すといい」とか「逆にアメリカンスリーブでがっつり腕を出せばすっきりする」など、大人のノースリーブ選びには諸説ありますが、私が提唱したいのは、「肩のラインをきちんとつくって、骨格をしっかり見せる」方法です。
つまり、スクエアスリーブが肩先のラインを勝手に描いてくれるので、自然と上半身がシャープな印象に。これ、私みたいになで肩で悩んでいる人にも有効です。
スクエアスリーブで、大人の夏スタイルを引き締める
nullアイテム自体はかなりシンプルだから、コーディネートも迷いません。アウトにすればチュニック丈、フロントインも簡単に叶うので、合わせるボトムも幅広いんです。
【Style01】とろみパンツで大人っぽさ漂うコーディネートを完成
昨年夏に【vol.40「GU」のとろみパンツ(1,990円)は猛暑でも快適&オトナ見え】で紹介し、今年もめちゃめちゃ活躍しているパンツを合わせました。
全体をブラックとブラウンでシックな配色に。ノースリーブだから黒いトップスでも重くならず、適度な肌見せが、効果的に映ります。
【Style02】フェミニンなティアードスカートを辛口に引き締めて
ブルーのスカートも【vol.61「Myu(ミュー)」のティアードスカート(9,890円)は大人の甘さ】で紹介したものです。
フェミニンなアイテムに、黒のカットソーでキリッとスパイスを。スカートがきれいな色なので、バッグは黒、サンダルは白で全体をクールにまとめ、清涼感を演出しました。
肩のラインをしっかりつくることで、オトナの体は若く見える!
null少し前のことなのですが、雑誌でハイジュエリーを撮影した際に、スタイリストさんが、肩パット入りのシンプルな黒ワンピースをコーディネートしたことがありました。私にとっては、それが目からウロコで!
そのワンピースはノースリーブではなかったのですが、肩のラインがしっかりあると、シンプルな着こなしも、ものすごくリッチになって、ジュエリーがとても映えて見えたんです。「あ、肩のラインがきちんとあると、こんなに体がきれいに見えるんだな」と、わかった瞬間でした。
それから、洋服を選ぶときは肩を気にするように。たとえばジャケットも、薄くパットが入っているとキリッとなって、全体的に体が若く見える印象。このスクエアスリーブも、原理は同じだと思います。ほかにも探してみると、Tシャツやタンクトップにも肩パット入りのものが。
そしてなんと、なで肩さんのための「肩用のヌーブラ」まで見つけることが! 実際付けたらどうなるのかしら? とても気になる……。
大人になると、どうしても体が丸みを帯び、緩んだ印象になってきますが、肩のラインは、それを解消するひとつの大きな要素だと思います。まずはスクエアスリーブのカットソーで、その効果を感じてみてください。
今日もいいお買い物、できました!
フリーエディター。ファッション誌の編集プロダクションに勤務の後、独立。現在は大人の実用ファッションを中心に、人物インタビューや日本の伝統文化など、ジャンルレスで雑誌やブランドサイト、ウエブマガジンで活動中。現在Domaniでも「今日からは、自分のために服を着たい」を連載中。また、インスタグラム@editor_kaoでは私服コーディネートを紹介するかたわら、さまざまなブランドや百貨店とのコラボレーションも手がけている。