華やかなオレンジとナチュラルな素材が好バランス
nullそういう日は、こんな華やかなワンピースで出かけるのもいいなー、と思って選んだ一枚。ディスコートの「ドライリネンレーヨンバックオープンノースリーブワンピース」です。
価格:7,700円(税込)
カラー:オレンジ
素材:(ワンピース)麻50%、レーヨン50% (ペチコート)ポリエステル100%
サイズ:フリー
これからの季節、普段とは違う明るいカラーを着たくなりますが、特にワンピースは、きれい色に挑戦しやすいアイテム。
このオレンジも、ビビッドでありながら、リネンレーヨンのナチュラルな風合いが、それを抑えてくれるので、思った以上に着やすいのではと思います(ただし、私がどんな色でも積極的に着るタイプなので、個人差があるかも)。
必要以上に装飾のないところも、甘さを軽減。色は華やかですが、着こなしの幅は広いのではないでしょうか。
一枚のオレンジワンピースが、まったく違うふたつの印象に
nullそういうわけで、あえて印象をがらりと変えた、2通りの着こなしを考えてみました。
【Style01】カジュアルな組み合わせが躍動感あふれる着こなしに
ワンピースのイメージの真逆をいく雰囲気の、サファリジャケットやキャップ、ボリュームのあるスニーカーを合わせたコーディネートです。
夏の冒険心をあおるような、アクティブなムードを加えると、不思議とワンピースのオレンジも主張が和らいで。多色使いのボタニカル柄のバッグが、ワンピースとジャケットをつなぐ役割に。
【Style02】ニットとのレイヤードでロングスカート風に変身!
これは、私がときどき実践しているワザなのですが、ワンピースの上からニットやプルオーバーを重ねて、あたかもロングスカートを着ているかのように錯覚させる着こなしです。
女らしさはキープしつつ、印象はがらりとチェンジ。オレンジのワンピースとなると個性が強いので、脱・マンネリにはぴったりです。
そして足元にも注目! 前回の記事【連載vol.62「ユニクロ」の名品サンダル(2,990円)】に登場したものですが、好きすぎて、早くも色違いを手に入れてしまいました。
ブランドの強みがわかるとお買い物も時短に
nullちなみにこの「ディスコート」というブランドですが、いつもワンピースがとても豊富で。フェミニンからカジュアルまで、さまざまなデザインのワンピースが続々と登場し、しかもこのプライスとなると、特に春夏は目が離せないのです。
お買い物をするときに、そのブランドの中で注目すべきアイテムを知っておくのは、ひとつのコツ。自分好みのデザインや、体型に合うものがそろっているところが、あらかじめわかっていたら、お買い物の集中力も切れませんし、時短にもなります。
「なんか欲しい〜」と、やみくもに探したところで、空振りも多く、判断力も鈍る。大人の女性は日々忙しいのです。賢くお買い物して、快適にオシャレを楽しみましょう!
今日もいいお買い物、できました!
フリーエディター。ファッション誌の編集プロダクションに勤務の後、独立。現在は大人の実用ファッションを中心に、人物インタビューや日本の伝統文化など、ジャンルレスで雑誌やブランドサイト、ウエブマガジンで活動中。現在Domaniでも「今日からは、自分のために服を着たい」を連載中。また、インスタグラム@editor_kaoでは私服コーディネートを紹介するかたわら、さまざまなブランドや百貨店とのコラボレーションも手がけている。