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「ユニクロ U」のプルオーバーワンピース(4,990円)は体型カバーも着回しも叶う!【4ケタアイテムで叶えるオシャレvol.58】

こんにちは、editor_kaoです。
前回のコラム【連載Vol.57「VIS」のツイード風ニットベスト(5,049円)】で、レイヤードスタイルに便利なツイードベストを紹介しましたが、今回もテクニックを駆使すれば、時期もシーンも幅広く使えるアイテムをピックアップしてみました。

 

オーバーサイズだけど抜け感もある絶妙バランス

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ユニクロ Uの「リラックスプルオーバーワンピース」です!

しっかりした生地感の、綿麻素材を使ったミニドレスです。体が泳ぐゆったりしたシルエットですが、女性らしいボートネックと七分丈のそでが抜け感を与えて。サイドのベルトは後ろのボタンで留めると、ウエストがやや絞られたシルエットになります。
S、M、Lの3サイズ展開(オンラインではXS、XL、XXLも)ですが、けっこうサイズ感が大きかったので、普段はMの私も、いつもよりワンサイズ下げてSをチョイス。色はダークグレーのほかにブラウンもありました。

価格:4,990円
カラー:ダークグレー
素材:(本体)綿80%、麻20%(ポケット)ポリエステル65%、綿35%
サイズ:S

「ユニクロ U」らしいミニマルなデザインが、ワンピースにもかかわらずユニセックスで、都会的な雰囲気です。

「リラックスプルオーバー」という名前のとおり、シルエット自体はかなり大きめ。そでが太く、特に上半身はオーバーサイズ感が際立つデザインなのですが、そのおかげで肩から二の腕から背中からと、大人が気になる体のパーツを完全にカバー! さらに、胸下からはすとんと真っすぐに落ちるシルエット、七分そでからは華奢な手首がのぞき、最終的にはすっきりした印象で着られます。

しかしながら、ひとつ問題が。それは、着丈がかなり短く、公式サイトのモデル着用画像を見ると、ひざが丸見え!

ワンピースとしてのバランスはかっこいいのですが、大人が着るには、やや抵抗があるかも……。で、身長156㎝の一般人の私が、実際にSサイズを着てみたのですが、ひざは隠れる丈でした。ホッ。

とはいうものの、短めといえば短めで、私もこのタイプのワンピースを着るのはひさしぶりです。にもかかわらず、なぜ今回、このアイテムを推すかというと、アレンジ次第でクリアできると思っているから!

これで解決!ミニ丈ワンピースの大人的コーディネート

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体のコンプレックスをほとんど隠してくれる、このワンピースのシルエットは捨てがたい。でも、脚を思いきり出すのも抵抗がある。この葛藤を克服する、ふたつのコーディネートを考えてみました。

【Style01】とろみパンツを合わせて、チュニック風にアレンジ

パンツ/GU ヘアターバン/クリームドット バッグ(小)/トッズ (大)/頂き物 靴/ダイアナ

ワンピースをチュニックととらえ、ボトムにパンツを合わせました。

ワンピースが綿麻のナチュラルな素材なので、パンツは光沢のあるとろみ素材で、コントラストをつけて。ちなみにパンツは【連載vol.40「GU」のとろみパンツ(1,990円)】で紹介したものです。

今年もお世話になります!

【Style02】ゴツめのレインブーツで大人の雨の日スタイルに

カットソー/ヘインズ バングル/頂き物 バッグ/ユニクロ 靴/テンパレイト

ワンピースの丈の短さを逆手に取って、雨の日の着こなしを考えてみました。これで跳ねが上がる心配もありません。

足元はトレンドのサイドゴア&厚底ソールで、ワンピースに負けないボリューム感を。ブーツなのでかなり脚の見える部分は少なくなりましたが、まだ気になる人は、レギパンなどをブーツインしても。

そしてインナーには、クルーネックのカットソーを合わせて、襟元のレイヤードも楽しめるアレンジに。

ワンピースだけど、実は着回し度の高いデザイン

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上のふたつのコーディネート以外にも、まだまだレイヤードは永遠(は言いすぎだけど)に可能。インナーならタートルや襟付きのシャツ、ボトムなら細身のデニムやレギンス、秋になったらカラータイツとか。

ワンピースって、それだけ着ればコーディネートが成立するところが便利ですが、マンネリ化しちゃうのもすぐ。このワンピースがそうでないのは、何よりミニマルなデザインだからです。

一見、ちょっと物足りないと思うかもしれませんが、だからこそ、インナーを重ねてもよし、ボトムをプラスしてもよし。デザインの「余白」が、着こなしの幅を広げてくれるんですね。

今日もいいお買い物、できました!

editor_kao
editor_kao

フリーエディター。ファッション誌の編集プロダクションに勤務の後、独立。現在は大人の実用ファッションを中心に、人物インタビューや日本の伝統文化など、ジャンルレスで雑誌やブランドサイト、ウエブマガジンで活動中。現在Domaniでも「今日からは、自分のために服を着たい」を連載中。また、インスタグラム@editor_kaoでは私服コーディネートを紹介するかたわら、さまざまなブランドや百貨店とのコラボレーションも手がけている。

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