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2代目「グリコワゴン」登場!お菓子を乗せて、あなたの街にやって来るかも?

みなさんは「グリコワゴン」に遭遇したことはありますか? 2010年より、“日本中においしさと健康、ワクワクと笑顔をお届けしたい”をコンセプトに学校を訪れたり、震災後はお菓子を詰めて被災地支援に向かったりと、グリコの社会貢献活動を実現する車として活躍しています。
その2代目が誕生したということで、お披露目を取材してきました。

グリコ、Honda、SIVAXの3社によるコラボレーション

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2代目のグリコワゴンはHondaの「ステップワゴン」をベースに作られています。

「私たちの理念と共感していただける企業と、グリコワゴンの製作を進めていました」と語るのは、江崎グリコの石河さん。

「初代はもう10万キロ以上走っていて、非常に長く活動していました。もっと力を入れていきたいということから、2代目の製作を考え、同じように子どもたちの成長や笑顔を大事にするところに共感していただける企業や、そういった方たちと一緒に作れたらと思って進めていたんです」(江崎グリコ・石河さん)

ちょうどレーサーの佐藤琢磨さんが2020年にインディ500のレースで優勝した際、グリコはそのサポートをしていたそう。佐藤さんはHondaの所属でもあり、そこからご縁が生まれたといいます。

Hondaは「POWER OF TEEN」という十代に向けた夢を与えるイベントを展開しており、グリコ同様に“子どもたちの健やかな成長”を考えている企業、お互いの理念が合致したのです。

「会社の成り立ちも似ていると思いました。グリコは創業者の江崎の“食を通して国民の体位向上に貢献する”という想いから、製品を届けてきたのです」(江崎グリコ・石河さん)

「“夢のある明日の社会づくり”を大事にしている会社です。創業者は技術によって人々の生活を豊かにしていきたいと考えてやってきました」(本田技研工業・浅井さん)

189人の子どもたちによる“新しいグリコワゴン”のデザイン画が集められ、それをもとにデザインを構築していったそう。そのデザインを具現化するため、モデルカー製作のプロフェッショナルSIVAX(シバックス)が力を発揮します。

「1年以上前にこのお話をいただきました。1人でも多くの子どもたちに笑顔をという2社の突き刺さるような思いに、私たちができることなら協力させていただきたいと参加しました」(SIVAX・西岡さん)

“新しいグリコワゴン”のデザイン画を描いた子どもたちから代表数名が、除幕式に参加しました。
「グリコワゴン」の前で記念撮影。

2代目「グリコワゴン」は細部までワクワクが詰まっています!

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それでは、2代目「グリコワゴン」のワクワクするポイントをご紹介します!

デザインは子どもたちからのデザイン画で一番多かった“虹”のモチーフを採用、1代目はルーフに「ポッキー」が乗っているのですが、2代目は「ポッキー」に加えて「ジャイアントコーン」、「ビスコ」そしてアーモンドが、溶けたチョコレートでできたクラウン(王冠)に乗っています。見ただけで「グリコワゴンだ!」とわかりますね。

ボディカラーの赤は1代目と同じ。「“全部食べられたらうれしいな”という子どもたちの気持ちを叶えてあげたかった」と語るHondaの浅井さん。

ドアハンドル、ホイールにも隠しアイテムが! これは1代目のDNAを引き継いでいる部分なのだそう。

「子どもたちの好きな商品がそれぞれ違いますから、できるだけ入れてあげたいと思っていました」(グリコ・石河さん)

ドアの部分に「プリッツ」が。
タイヤのホイールは「プッチンプリン」かな?
「グリコ」といえばこのマークですよね。

リアゲートにも仕掛けがあります。開けた瞬間に子どもたちの笑顔が出てくるにはどうしたらいいかと試行錯誤し、動く要素を入れたそうです。

リアゲートを開けると……!?
お菓子と、ロボット(?)が! 子どもたちの会話に反応して、表情が変わります。両手で差し出すようにお菓子を渡すこともできるそう。

2代目「グリコワゴン」は4月12日(水)~4月27日(木)にグリコの工場見学施設である「グリコピア神戸」(兵庫県)、4月29日(土)~5月31日(水)に「グリコピア・イースト」(埼玉県)で、1代目と並んで展示される予定です。

また、「グリコピア・イースト」では4月29日から一部日程で、体験イベントを開催予定。参加者には「グリコ」がプレゼントされるので、気になる方はぜひ現地へ!

いずれも完全予約制なので、HPをチェックしてみてください。
https://www.glico.com/jp/enjoy/experience/

これからは1代目と2台体制で、日本中に笑顔とワクワクを届けていくそうなので、いつか皆さんの街にも「グリコワゴン」が訪れるかもしれませんね。

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