子育て世代の「暮らしのくふう」を支えるWEBメディア

物価高が子どものおやつ代にも影響?ママたちが節約のためにしている工夫とは… 出費セーブ!

食料品などが次々と値上げされるなか、『kufura』が20代から50代の子どものいる女性101人に「子どものおやつにかかるお金を節約しているかどうか」を尋ねたところ、「している」と回答した人は48.5%にあたる49人で、半数の人が「おやつ代の節約」を意識していることがわかりました。節約のためにどんな工夫をしているのか、皆さんの回答をご紹介します。

特売品をねらって買い物をする

null

「ディスカウントショップで、決まったものをまとめ買いしている」(40歳/主婦)

「ドラッグストアの店の前にある特売品を選んで買っている」(41歳/主婦)

「スーパーで安くなっている商品しか買わない」(47歳/主婦)

「100均で調達することが多いです」(40歳/事務職)

「なるべく特売品を買ったり、コスパのよいお菓子を選んだりするようにしている」(40歳/主婦)

比較検討して、できるだけ値段の安いお店を探したり、特売になっている商品を選んだり、とにかく安い値段のものを買うようにしている、という回答が目立ちました。

毎日食べるおやつだからこそ、日々の少しずつの節約が家計に与える影響は大きいですよね。

大容量のものを買うようにしている

null

「特売日にまとめて大袋で購入」(47歳/総務・人事)

「小さくてちょっとしか入っていないお菓子は買わない」(45歳/その他)

「好みも違うし、喧嘩しないように1人ずつのオヤツを買って出していましたが、最近はポテトチップスやチョコレートなども大袋のものを買って、分け合って食べさせています」(34歳/主婦)

価格に対する“量”を重視して、とにかくたっぷり入ったものを選ぶようになった、という声も。

以前は、きょうだいそれぞれにおやつを買っていたのを、価格が高騰してからは大袋のものを買って分けるようにするなどの工夫もみられました。

おやつの購入頻度を落とした

null

「1週間に1回しかスーパーに行かない。決まったものしか買わない」(34歳/その他)

「食べたいときに食べたいものを買っていては、破産してしまうので、ある程度家のパントリーに食べ物を置いてコンビニ状態にしています。わりと満足してくれます」(49歳/自営業)

「あまり買わないようにしている。家にあるくだものやパンで代用」(32歳/その他)

その都度、子どもが食べたいものを買っていたのでは、懐はさみしくなる一方……なので、「うちにあるおやつはこれだけ」と決めて、そこから食べてもらうようにすれば、おやつにかける費用が削減できそうですね。

また、おやつの買い置きがなければ、くだものやパンなど家にあるものを食べてもらえば、出費もセーブできます。

できるだけおやつを手作りする

null

「既製品を購入するのではなく、手作りする。子どもも食べ盛りに入ってきているので、お菓子だけでは足りないようになってきているという事情もある。作るものは、クッキーやカップケーキなどのお菓子より、ピザトーストやサンドイッチ、おにぎりなど軽食が多い」(42歳/その他)

「できるだけ、市販のお菓子は買わずに、家にあるバナナを食べたり、フルーチェなどを作ったりして、お菓子代を浮かせています。これからも続けたいと思っています」(28歳/主婦)

「学校の授業でおやつの勉強をしてきたので、焼きいもなど昔ながらの手作りおやつにしている」(49歳/総務・人事)

「ゼリーの素を大袋で買って作る。トッピングを工夫すれば子どもは大喜びで食べてくれる」(57歳/主婦)

「市販のお菓子はあまり買わずに、パンケーキ、ドーナツなどを手作りしています。面倒なときは、ジャムやあんこを使って甘いサンドイッチを作ります」(54歳/主婦)

食品の価格高騰を機に、“手作りおやつ”にシフトした、という人も多数。

手作りのよいところは、自分で選んだ材料で作れて、砂糖や油脂などの量も調整できるので、体に優しいという点ですよね。

ホットケーキミックスやゼリーの素を使ったり、サンドイッチや焼きいもなど手のかからないものにしたりと、あくまで無理なく続けるのがよさそうです。

物価高騰を受けて「子どものおやつ代」を減らすために、皆さんが工夫していることをご紹介しました。いかがでしたか?

一回に節約できるのはわずかな金額かもしれませんが、1カ月、1年と積み重ねることで、それなりの金額が削減でき、家計の助けになることと思います。ご家庭に合った方法で、わが家の節約ルールを決めたいですね。

新井円
新井円

ライター、J.S.A.ワインエキスパート。札幌の編集プロダクションに勤務し、北海道の食・旅・人を取材。夫の転勤で上京後、フリーでライティングや書籍の編集補助に携わる。小学生のころから料理、生活、インテリアの本が好きで、少ない小遣いで「憧れに近づく」ために工夫し、大学では芸術学を専攻。等身大の衣食住をいかに美しく快適に楽しむか、ずっと大切にしてきたテーマを執筆に生かしたいです。小学生のひとり息子は鉄道と歴史の大ファン。

pin はてなブックマーク facebook Twitter LINE
大特集・連載
大特集・連載